今日は最後のまとめで~す。
5)運動、豊かな環境
マウスの実験で、豊かな環境で育ったマウスは、変化のない環境で育ったマウスより、
シナプス小胞の数が増え、シナプスの可逆性も増強されました。
うつ病の人の運動量は少ない事もわかっています。
運動や外に出て刺激を受ける事は脳の働きにいいようです。
6)森林セラピー
森林浴をした後は、唾液腺中のコーチゾルが減少するそうです。
コーチゾルは神経細胞に細胞死させます。
コーチゾルの濃度と海馬の容積には逆相関があるそうです。
森林浴は脳を活性化させるのに、よさそうですね。
7)ポジティブ思考
外因性のうつ病要因の一番はストレスですが、
ストレスを回避する事は現実的に不可能なので、
考え方を変える事がストレスを減らす、有効な手段です。
百歳を超えて活動的に暮らしていた人たちの研究でも、
ポジティブ思考が長寿の特徴的心理要因だそうです。
日常的に、否定的な表現を肯定的な表現に変える事により、
日常のストレスを軽減する事が可能です。
「人づきあいが下手」>>>少数の人と心からつきあえるわ
「今さら、ダメかも」>>>まだ間に合うかもしれない
「誰もわかってくれない」>>>誰かに話てわかってもらおう
「はい、でも」>>>ではこうしましょう
「どうして私はできないのだろう」>>>どうしたらできるのだろう
これも、白澤教授の本に載ってました^^