今日は晴れましたね。

 
9日が終わってから完全に体力がダウンして三日間ほぼ寝たきり。
体重も40キロきっています。
出来るだけ食べるようにして体重を戻しながら、
疲れすぎておかしくなった神経を休めるためにとにかくじっと過ごしてました。
 
今日は本当は友達とプチ遠出する予定だったのに私の方からキャンセル。。。(´;ω;`)
少し外に出て散歩でもしたい。
 
9日ライブに来てくださった方は少しMCでお伝えしましたが、
近況報告を。
 
今年に入って残りの卵巣が限界を迎え、
まずは、注射で閉経させました。
 
注射を打たなくても、これまで服用していたホルモン剤をやめてたら、
なんとなく去年には既に機能しなくなっていたようにも思います。
(数値的に去年3月で閉経してるようなものでしたので)
 
閉経後、私の体の中では凄まじい変化が起こっていて、
(変化の度合いは人それぞれですが)
 
皮膚の下で燃えてる虫が大量に走り回る感じだったり、
ホットフラッシュ、倦怠感、なかなかな不快感ですが、
今までを思い返すマシですね。
(のたうち回らなくてすむし入院も要らない)
 
卵巣がバグを起こし続けていた閉経前は、
到底理解は得られないだろうという、
重病でもないのに指一本動かせない状態に良くなりました。
呼吸するだけでエネルギーが消耗する、
神経が過敏になってやたら高い周波数の音が耳をつんざく、
筋肉が痙攣する、食べる力がない、
うつ病、パニック、癒着性腸閉塞でまた搬送される。
肉体的にも正直生きていくこと自体が限界、
そんな状態でした。
 
私の過去の小児がんからこれまでの症状を辿ると、
普通の人よりいつ何が起こるか分からない体を持っていると言えるので、
ここ数年はそれが一気に爆発した感じ。
 
ただ恐ろしいほどにこれらの症状や病気は理解されない為、
ただの怠け者であると言われたり、
もっと苦しい奴がいると比較されたり、
働けなどの言葉を浴びせられる時もありました。
 
悲しいとか、怒りを越えて、絶望でした。
 
残ったのは、ただ歌う自分、でした。
それをもう一人の私は、言葉の暴力でズタボロになっていて、
遠くから見ているだけで精一杯になっていました。
 
指一本動かせない日が続いた時、
肉体の“終わり”を感じた日がありました。
それは言葉に出来ない、
終わりの信号を受けたような感じで、
生かす方法はないのか探しました。
 
そこで、
長いこと一つで二つ分の機能を頑張り続けた卵巣の声を聞いてみました。
内臓という細胞も、ちゃんと気持ちを持っているので。
卵巣はこんな風に言っていました。
 
“もう自分は役目を終えており、
薬で無理矢理動かすことはまだ出来るかもしれないけど、
共存が限界であれば、あなたの判断で”
 
私はその声を受けて、大きな決断をしました。
 
残りの卵巣を取るということです。
 
私の卵巣には、
“とても根深いもの”が集約されていて、

数年前から加速的に暴発して、

私は歌うことも、食べることも、普通の生活を送ることも、
正直ままならない状態の中でした。
 
だけどその“根”もまた、
暴発の末、終わりを迎えようとしているのであれば、

ここが決着の時だ、

と思ったのです。
 
残せるものは残す、が通常ですが、
あらゆることを試しても限界がきたのであれば、
命を優先したい。
 
ただ医学的に、30代でガンでもなく、
一応ホルモン剤で、ハチャメチャではあるが動きはする卵巣は取れないため、
長年見続けてくれた理解ある担当医の先生が私の意思を受け取ってくれて、
注射で閉経させて本当に体が良くなれば、
手術に踏み切る、となり、
今、毎月注射を打って、
様子を見ているところです。
 
閉経すると最悪もっと悪化するとも言われていましたが、
寝たきりから脱却できた時点で、
ムシズが走る程度のホットフラッシュが定期的にやってくる以外は(笑)
うつも消え、三ヶ月前までの死ぬ寸前だった私はなんだったのか?
という感じなので、
 
「ああ、やっぱり、卵巣自体がもう限界だったんだな」
 
と思いました。
 
静まり返った卵巣を感じると、
ある部分でものすごく解放を感じる。
これからの人生への用意がはじまった感覚があります。
 
ただ、気は抜けない。
 
だから“着実”に、
良い方向へ向かうために、備える。
 
今はそういう感じです。
 
良くなった状態を“証明”させて、
変容しているガタガタの体を保護して、
ちゃんと、自分の命が次の人生に繋がって“始まる”ように、
 
33歳になる5月13日のワンマンライブで歌うことが、
今の私の最大の大仕事です。
 
今回のワンマンライブは、
私がほとんど動けないので、
ろくにプロモーションも出来ず、
人は全く入らないかもしれない。
 
それでもこの日は、
多分人生で一番、
歌いたい日です。
誕生のお祝いですからね。
 
それと同時に、
このライブで最後になる覚悟もあります。
 
5.13でしばらくワンマンライブは出来なくなるので、
これが本当の節目になります。
 
今は特にうまいことも、
気のきいたことも、
嘘も冗談も言えません。
心配させる言い方になってしまっていても、
これが今の私の状況です。
 
歌いたい、生きたい、という、
前のように自我による“強い想い”でどうこうなる範疇ではない今、
やれる事をやって、うまくいく事だけを願って取り組んでいます。
 
とはいえ、ここぞという時に強運が発動する私のことなので、
最終的にはうまくいくんじゃないかと感じてもいますが、
 
これ程気の抜けない日々は今だかつてありません。
何が起きてもおかしくない。
なので、集中して過ごしていきます。
 
近況報告でした。
読んでくれてありがとう。