シンガポールは狭い国土をどう使うか、国としてどう存在するか、がめちゃはっきりしている。

目的にまっしぐらな社長タイプな面が随所に出ていて、首相はじめ政府上層部の思考が完全に具現化されている。

コロナ前までシンガポールに住んでた日本人の知人が「シンガポールはほんと歩くのに向いてないよね。コンパクトシティなのにウォーカブルじゃないという。いや、がゆえになのだろうね。縦に伸ばして効率上げるために都市計画バチっとやりすぎてて逆に街の路上の活力は限界近く削がれてるなぁって思ってた。」
と言ってたが(彼はCBDエリアに住んでてほとんど郊外に出てないので、またサマセットとかドビゴとかだと印象違うのかもしれないなぁとも思う)

これが現代に「作られた」国家なんだと思う。
(シンガポール建国58年)

ドバイもそうよね。

自然発生的な古来からある日本で生まれ育ったよれこは、振り切れてるこの感じにいちいち感動していた😲

シンガポール、買い物ばかりでつまらない🤷‍♀️
とか
見るとこあまりない🤷‍♀️

と言われてしまう🥲

それはドバイのように観光立国ではなくビジネスで国を興すから、なのだろう🤔

そんなわけで「ビジネスを発展させるには、グリーンは不可欠」を実行した結果を写真でご覧ください。



シンガポールの丸の内、ラッフルズプレイス(最寄り駅は他にも色々)にそびえたつJ.Pモルガンタワー(ではない。正式名称はキャピタスプリング)もうやっぱりJ.Pモルガン感がこの高さからも表現されております。強ーい😂

そのキャピタスプリングに登ってみます。エレベーター、耳抜きが必要な21階。3階分くらい階段やここだけのエレベーターもあります。
落下防止ネットとかは一切ないので🥶結構怖いです😭


震える高さ🫨



キャピタスプリング。空中庭園が広がっているのです。オフィス街のオアシスの役割を果たすのでしょう。飲食可。




鳥籠😇



コンセントもあったと思います。両端の取手はなんのためですかね😇3人で座りましょう、は配分がおかしいですよね。



結婚式の撮影をしていました。シンガポール銀行が背景に入るのかな😇



曲線使われてるんだけど…スケールでかすぎて?素材の問題?ガウディやシュタイナーの有機性は感じられないのがよれこ的には発見でした。曲線ならいいってわけでもないんね。



この写真を見て酔う人が続出で🤣

インド政府公認のヨガマスターの知人が分析↓
「この写真で見る限りは、壁が直線なので、取って付けたような感じがして、有機性を感じないのでしょうね。

自然界にはもちろん、ガウディ建築にも完全な直線は無く、一見無秩序なようで、全体のバランスでうまく調和するようになっているところに有機性を感じるのだと思うので。」


にゃるほど🤔とってつけた感。

確かにこの建築はガウディのように、「完璧」である自然を参考に作ったわけではなくて、あくまでも建物の中にグリーン部分を作ろうという人間の作為が出てるのかもしれないですねぇ。
シンガポールは捻れた建物とかバランスがすごいのとか、重力に挑戦!みたいな超高層ビルが多くて、ヨーロッパとか日本の古来からの建物を見慣れてきた私にはほんとびっくりすることが多いです。


ヨーロッパの螺旋階段とはやっぱり趣きが違うよね!



結構緑はふんだんなんだよ。これ、地上から運ぶの相当大変だったはず…

ベンチスペースもたくさんあります。この日は休日だったからオフィスワーカーの利用は見られなかったけど、平日のランチタイムとかはもっと人がいるのかな⁇


まあヨーロッパも結構前衛的なのあるけどね

窓ガラスの掃除は…しないでいい事にしよう、って設計のときに思ったのかな😂スウェーデンにて。

その名の通りターニングトルソー

これもスウェーデン。マルメ。




ネジバナみたいじゃない⁇

シンガポール キャピタスプリングにもどって…
地上50階以上のところにバナナが🍌🤣

しかも結構しっかりなってる。すごい🤣


地上50階。かぼちゃも生い茂る😂

ハーブガーデンとかも元気だった。

なんか力技感がほんとすごい😂


無料の展望台の役割も果たす空中庭園。シンガポールは大抵1つで何役もこなしてる印象。無駄なく。ね、縦に機能性。

地上50階に日本庭園風味…畑なのか庭なのか…日本人、燈篭は畑には置かないです。

絶対監修に日本人入ってないよな😇


日照権とか誰も問題にしないんかね…チャイナタウンの低層の建物もあり、中心地だけど高層のHDBもあり。HDBの屋上も有料で入場できます🤣したたかというか無駄なくというか🤣


これが屋上に上がる時入場料取るHDB🤣


キャピタスプリング、マリーナベイサンズをはじめ、これぞシンガポール!の景色が見られるので、子連れにもおすすめ。トイレもあるし、途中遊具もある。階段上り降りだけでも乳幼児は楽しいから、こども放牧させながら(落下には注意🤣)、大人は景色を眺めたらいいと思います。



ヨーロッパの一級建築士はシンガポールに来たらいいと思うわ。ヨーロッパだと新しい建物建てられないもんね。
シンガポール、地震や竜巻など自然災害ないし、お金もある。グリーンにも理解ある。


コンドミニアム。マリーナベイサンズもすごいが、これもすごい。


建設現場は世界の縮図だった。出資者、デザイナー、施工社、労働者。
そして大企業に勤めたいって夢抱くのもまたわかった気がした。




ちなみにHDB(ローカルしか住めない公団分譲住宅)の玄関側には日本の長屋よろしく植木鉢がもっさり置いてあったりする。

ベランダ側は例の高所恐怖症にはつらい物干し竿の定位置なので


これな


なんでスコールで一発でやられる仕様なんだろ…





観葉植物は見当たらない(地震のない国だが、植木鉢落ちてきたら狂気だ😱マンションは30階建とかがフツーなので)。

コンドミニアムのプールサイドも色々植栽されている。

だからぱっと見はグリーンが多い。

しかし日本との1番の差は、小さい公園や道路に土エリア=下草(雑草)の生えているエリアがないことかもしれない。
これも虫(蚊を発生させる水たまりを作ってる輩には罰金🤣)を発生させない=病気を流行らせない、問題は根幹から断つ、のあらわれ。

たぶんもうちょい歩き回るとまた見えてくることもあるだろう。
住人になる前の旅人目線でのことを記録しときたいってことで🙏