アラフォー男子と思春期バナーヌがちみちみ切っているものはりんごりんごではないキョロキョロ



現在はベルリンにお住まいの日登美さん



ブラジルにお住まいだった時のお話が書かれているご著書


の中で

「ブラジルはマンゴーが街路樹としてそこここにらなっている。食べ頃のマンゴーを見つけると『あ、マンゴー!あ、あそこにも!』と1番騒ぐのは私で『ママまたマンゴー…』と子どもたちに若干呆れられている」というようなくだりがある。

短くまとめましたが日登美さんの文章は美しい。そしてユーモアもたっぷり。子育て真っ最中の人たちには響くことがいっぱいなので、ぜひご著書やインスタを読んで。


花梨の季節のよれこはまさにこんな感じで

「あ、あそこも花梨お願いあ、あれも花梨の木だったのかお願い

と、幼稚園が引っ越して大家さんからいただけなくなり、でも送迎ルートが変わったことで新たな花梨との出会いもあった今年。


「あれは、敷地から出ているか?キョロキョロ→取ってもいいのか?お願い→いや、大人だしだめに決まっているショボーン→いや、大人云々という問題でないチュー→では、ピンポン押して『花梨くださいチュー』て言ってみるかキョロキョロ→きっと加工がめんどくさいし放置じゃないキョロキョロ→そしたらもったいないしチュー


と、1人脳内騒がしいのを

全部口に出すので

こどもたちには日登美さんちと同様呆れられているニヒヒ


日本で「花梨 かりん」と言えば、はちみつ漬けや飴として「喉にいいんでしょ?」とは知られているかと思うが


黄色の実からこんなかわいいピンクのジュレができるのを知ってる人は少ないんじゃない⁇


私も去年パリのマダ〜ム✨から教えていただいて


↑コメント欄のよれこの回答に詳細な手順を書いてくださいましたお願い
いつか記事に上げてくださったら作ってみよう、と思っていたのに、即回答くださったのお願い優しい笑い泣き



家族で私しかできないチューてことはないようにしているよれこ家

全オペ=5オペがノーマルなので


フランスの香りの花梨ジュレキラキラ

今年はアラフォー夫と思春期長女さんの担当ですニコニコ


夫は自分で採取してやまももジャムを作ったり

やまももは生食や果実酒にするよりジャムにするのが1番美味しいと思う。酸味とねっとり具合が最高。しかし果実は小さく種が占める割合が多い。だから生の果実の量の割に出来上がりは少ない。種を取り除く作業が非常にめんどくさいので毎年は作れない


バナーヌも柑橘系ジャムやコンフィを作るのはお手の物なので


ジュレは初めてではあるが

ざっくり2人に説明して任せることにしたニコニコ


詳しい説明はパリマダムウシシのリブログ記事 コメント欄を見ていただくことにして


ざっくりした手順を写真で追います


皮をピーラーで剥いたらひたすら刻んで


種はお茶パックに詰めていったら

ひたひたのお水で実と種と一緒に煮る。
この種が杏仁みたいな非常にいい匂いお願い
薬効も高そーチュー
これだけでエッセンスを作りたい
で、花梨仁豆腐を作る

水にしっかり花梨エキスがいきましたね?
というくらいしっかり煮たら
ザルで水分を落としきる。本来は時間をかけるところだが
今日はマッスルマンが担当なので



ふんぬーチュー
と絞りきってもらう
ほら最初はこんな搾りたてグレープフルーツのような色なのよキョロキョロ

それを砂糖入れて煮詰めていくと

ピンクに透き通ってくるーチュー
ストーブの上に置いたので煙突が映ってるニヒヒ

去年はわかりやすいように、中が白いル・クルーゼでやったが

今年はストウブ使ったから鍋ではイマイチ色がわからんニヒヒ

始めはガッとガスコンロで火入れしたが
ジャム類は最初からコトコト弱火だと砂糖臭くなる、と以前読んだことがあったので

その後は毎日薪ストーブの上に乗せて3日くらい…

我が家は薪を入れる上にオーブンを置いてるので、天板に置いたものは沸騰しないで、保温くらいの50〜60℃くらいまでしか上がらない。

だから煮詰める、というよりは干上がってく、という感じ。
毎日昨日より線(水面)が下がったねーキョロキョロ
と見ていって
瓶に詰めたー!
去年は花梨一つで小さい瓶2つ。
粘度も甘めで、ソースって感じの濃度だった
量が欲しいから

でも今年は6つゲットしたのでニヒヒ
しっかり濃度も出して
右上のチーズケーキにぷりっとのせた。
激ウマ真顔
右下の自家製シュトーレン第二弾も激ウマ

反省点としては、やはり煮詰めるのに時間がかかってしまったので、ちょっと砂糖味が強くなってしまったことチュー やはりジャムもジュレもガスを気にせずガッといきましょうチュー
干上がり系の作り方の時は砂糖量を減らしたらやいのかも⁇

あと今年は仕上げの「レモンを一絞り」が、手元にあったのが柚子で…やはりレモンくらいのシャープな酸味が花梨には必要ということを学びましたー

夫とバナーヌが花梨を刻んでいる間
よれことアニーは


リベンジに勤しんでおりましたニヒヒ


↑これのニヒヒ



取り返しのつかないことをしでかす



冬のお休みは暖かいおうちでの家仕事が楽しいニコニコ



ちなみにこの6個もの花梨は…

幹線道路沿いの市の施設の脇に発見し、ニルソン、アニー、夫に「取ってこい真顔」と命令指示したものニヒヒ「公道だし、みんな銀杏は拾ってるしいいよね…滝汗」と夕闇に紛れて取ろうとした瞬間!施設から職員の人が出てきて、人感センサーの灯りで照らされ、心臓が止まりそーになった3人笑い泣き夫は正直にやろうとしていたことを市の職員さんに相談し、「ここの土地(道)は県のものなのでなんとも言えませんが…いいと思いますけど…」という答えを引き出していただいてきたニヒヒ

落ちてて虫に食われてないのをとってます。というわけで今回は皮は剥いております。