14歳長女との2人旅記録ですニコニコ

宿泊者には厨房ツアーのオプションがつけられます。無料


オープンキッチンなので
個室でなくカウンターを希望すれば
食事中に調理風景も見られますが
角度によっては見にくいところや
食べながらの質問は
時節柄難しいので…キョロキョロ

お食事前のキッチンツアーはうれしいですねニコニコ


テラスにはトマトが干されてたり
箱根は土地柄セミドライかなー
でも少しでも干すと味が凝縮して美味しくなりますね

コンテナ菜園も。

今は端境期に差し掛かるので
ゴーヤーやプチトマトも残り僅か…


ワイン木箱を使ったプランターにはナスタチウムの残り香やカリフラワーの小さな芽がありました。なぜか一つだけ落花生もニコニコ

古くからの別荘地で、海と山のものが揃う箱根という豊かな場所柄、地産地消そしてオーガニックに力を入れてらっしゃいますが、敷地内で菜園もされていきたいのかなニコニコ

今後に期待ですニコニコ


そしてレストラン内随所に野草やハーブの本が置いてありましたが、シェフが力を入れてらっしゃるのが



日本の野草たちクローバー

偶然見つけたこのスタイリッシュなホテルと
我が家のシンクロ具合にマスク下で笑みが溢れます爆笑

この日の野草ラインナップは

スギナ
かきどおし
クロモジ
どくだみ
銀杏(Ginko)

です。

試飲させてくださった野草茶はかきどおし。
同じシソ科のトゥルシー(ホーリーバジル)とも通じるさっぱり、夏向きのさわやか風味ですニコニコ

スギナもどくだみも自家製が我が家にあるし、桑の葉はお茶よりクッキーに入れる方が好きだし…Ginkoも欧米系のハーブティーではよく見かけるようになったので…
初体験のかきどおしは嬉しかったけど


やっぱり


どくだみを何とブレンドするかが気になるな真顔
あとクロモジもお茶としては未経験なので

こちらの野草茶、ディナーに供されます。
だけど5杯で¥6600なんだポーン
バナーヌにごめんしてよれこはワイン3杯¥5500にさせてもらいました…5杯¥7000とものすごーく迷いましたが、翌日の運転に備えて3杯に…


さて、壁面いっぱいに古書を使ったアート爆笑

イタリアの女性の作品だそうで、本はイタリア語が多かったです。数式だったり解剖学だったりチョイスは色々爆笑

実際にいらして作業されたそう。(ここで描かれたということか、事前に描いたのをレイアウトしていっただけかは未確認)古き良き時代の移動遊園地のヒトコマ、な感じキョロキョロ



ホテルHPでもカウンターがおすすめされておりますが、個室もいくつか。



ちょっと障子風味の間仕切り↑
と、Yチェア爆笑

こども不可のこちらのホテルですが、2時間のディナーを静かに楽しめるお子さんなら、という条件つきで受け入れてくださいますキョロキョロ

厨房見られるカウンターもお好きなお子さんは2時間全く問題ないでしょうけど、他のお客様もいらっしゃるので、子連れは絵本を持ち込んで汚したらお買い取りできますからにやり個室のが安心ですね。



さて、厨房ツアーの後、しばらくしてディナーの始まりです爆笑



イタリアンベースだけど、お箸があるのがいい!

カトラリーはクチポールです。


さて、アミューズは

箱根といえばの黒たまごおでん真ん中

バナーヌはこの硫黄臭がお好みでないので、メニューを見て「え〜ショック」といってましたが、温められたストウブに入ったホットストーンの上に置かれた
黒たまご!?

ぱっかん

バカラオのクロケッタでした〜爆笑

サクサクで塩加減もほどよく美味しい
でも合わせて出された白ワインは単独の時の方が美味しく感じたゾ…

ストウブ&ホットストーン効果でゆっくりいただいても最後まで熱々爆笑



ディナーは2部制。
1回目は17時半スタートなので、夏の終わりの今はブルーアワーを楽しみながら…

アミューズ2品目。


ヤング&壮年のコーンの饗宴

バナーヌとよれこみたいな笑い泣き

ヤングさんはパルミジャーノ振られてグリルされており、ひげも香ばしく美味しかったですニコニコ


続いて天城軍鶏、無花果、金糸瓜の一皿

軍鶏なのに、噛みごたえ、というよりはしっとり柔らかくラブ
金糸瓜や無花果の相異なる食感と組み合わせて食べたり、様々なベビーリーフが小さいながら一つ一つ全く味が異なって、いい薬味感。
そしてシュマック的なカリカリトッピングが和素材を無国籍な感じに導いてます。

しっかりボリュームがあるけど食べ飽きません爆笑


続けては豚、水茄子、温泉卵。
バナーヌが今回のディナーで1番気に入ったお料理です。

関東ではなかなか手に入らない水茄子!
生かしらお願いと期待しましたが、火が入っても美味しかった。豚はそぼろになっておりしっかり甘辛味。温玉も途中崩して味変。

「ご飯が欲しいです真顔

と、バナーヌ笑い泣き


さて、パスタ。
自家製リコッタチーズを巻いたカネロニ。
これはよれこのお気に入り爆笑

ジャージー牛乳で作ったリコッタは、濃厚だけどフレッシュ。生のクレソンと豆苗でメニューはほうれんそうになってたけど…口中を時折サッパリさせつつ、またチーズが食べたくなり…と無限ループで完食ニコニコ


バナーヌやニルソンが小さい頃、この夏の終わりの日暮れが日一日と早くなってくる時期は、保育園からの帰り道「早く帰らなきゃ滝汗→早く寝かさなきゃ滝汗→明日も早起きして会社遅刻しないようにしなきゃ滝汗」と物悲しくも、なんかアセアセしてたものだけど…

空の色を楽しみながら、ゆっくり夕食ができるようになったんだな笑い泣きあれから10年よ…


麦わら帽子のようなガラスの容器スタッキングできる!には口直しの青みかんのソルベとジャージーヨーグルトのエスプーマ。

お皿に盛られたドライピールの香りとともに楽しみます。


写真拡大しないとわからないけど、緑の葉っぱはハート型のかたばみyes 雑草!うちにも生えてる!


ソルベよりエスプーマが酸味強くてびっくり
そして、かたばみも酸っぱい!

今知ったけどかたばみ→酢漿って書くのですねポーンこんな字があるってことはかたばみって普通に食べるもんだったのか!


こんな感じでスパイス類が置いてあるだけあって、どのお料理も直球イタリアンの素材を楽しむ、というよりは、スパイスや野草類で一捻り効かせてありました。

去年のロックダウン以降、なんでもかんでも作るようになり、素材もいいモノばかりだし、さらにいろんなお店でテイクアウトも始まって、お酒も気兼ねなく夫婦で飲めるし…と、おうちレストランで満足してましたが…やっぱりたまのレストランはいいお願い楽しいお願い

エイジングビーフとスイスチャード

緑の葉部分はそのまま。
カラフルな茎はシャキシャキと細切りにした一手間がまたレストランですねニコニコ
家だとざーくざーく切った映えない盛り方になるね

お肉はもちろん美味しかったのですけど、脇にぺろっと添えられた玉ねペーストが甘々でめちゃ美味しかったお願い

私やっぱり野菜が美味しいレストランが好きです…照れ今日はたくさんお野菜いただけて満足。


そしてデザートは

パンナコッタに青トマトのジュレ、マスカット。

マスカットが薄くスライスされてシャキシャキと。青トマトジュレはまさかの塩味。そこにまったりとしたジャージー牛乳のパンナコッタ…

これ朝ごはんにどんぶり一杯食べたい真顔


食後はコーヒーと先ほどの青みかんソルベの皮、チョコレートでシメ。

ピール職人ゲラゲラバナーヌは
「みかんの風味はしっかり残ってるけど、苦くないし甘過ぎない…しかしこの表面の白砂糖よ滝汗美味しいけど自分でここまでの味出すのは砂糖の量にきっと躊躇するなーショック

遅い時間なのでデカフェにしたかったけどなかったぐすん

食後の飲み物にデカフェとハーブティなら市販品でなくてやっぱり野草茶が選べたならパーフェクトです!

食事が運ばれるタイミングとかとてもよかったニコニコあっという間の2時間でした。

さて、いつも旅行記を最後までしっかり書けてない私…ニヒヒ今回はきちんと次でシメますよ!