東京証券取引所が、企業が新規上場する際の上場審査の

手数料を12月から引き上げるそうです。これが、現行料金の

2倍にするということで、なかなかのオドロキです。


段階的に値上げするというのであれば分からなくもないですが、

いきなり倍額ですからね。背景は、ライブドアの粉飾決算など

不祥事をシャットアウトするために、上場させる前の審査手順を

より厳格化していこうということなのだそうです。これによって、

他の市場にも追従する動きが出てきそうです。


上場審査を厳しくすることは、健全な市場を形成していく点では

とても良いことです。審査手順が増えるのですから、当然費用も

かかるわけです。ただし、例えばこれからマザーズに上場したいと

考えているような資金的にまだ小さい企業にとっては現行の100

万円から200万円と、100万円の違いでも出費が嵩むことになり

ます。


今回の件によって、上場を考えている将来有望な企業が上場を

取り止めようとするようなことは無いとは思いますが、上場する

こと自体が今の市場環境を考えた上で本当にメリットが高いのか

そうではないのか、上場を考える経営者にとってもさらなる的確な

判断が求められる現在において、一種の好基準になるのかもしれ

ません。