つづきです~。
下北山村の佐田のうい山の天王へ。
場所がわかりにくいのですが、
師匠が以前にお詣りに伺っているので
スムーズに行くことができました。
元々は佐田と上桑原の境にあるうい山にあったそうですが
現在は民家の近くにお祀りされています。
実利行者によって安置された魔利支天木像と
魔利支天供養の木札三枚が納められています。
実利行者の足跡めぐりのサイトに
詳しく載っています。
(熊野古道センターではお声かけくださりありがとうございました)
地元の方かな~。
お詣りにいらしていました。
民家が近いので法螺と錫杖は遠慮して、
勤行させていただきました。
コロナウイルスがおさまっていたら
今度の4月の奥駈けの後に、
実利行者祭りに伺いたいと思っているのですが、
うい山の天王祭りも同じ日に行われているんですね。
池神社へ。
池神社は明神池の向かい側にあり
役行者が山から降りてきたときに
荒れくるう池の龍神を鎮めるため
三日三晩不眠不休で祈願し
静かな池に光が射しこむようになったそうです。
現在の御祭神は市杵島姫命ですが、
御本殿の奥に祀られている絶対秘仏の御神像は
役行者像と言われています。
池神社と明神池、
かなり好きなところなんです。
祝詞を奏上の後、法螺三唱に勤行させていただきました。
暫くすると車でひょいっと男性の方が来られて、
法螺が聞こえたので来ました~とのこと。
下北山村の役場の方だそうで、
自身のお家も実利行者を支援されていたとのこと。
山麓の村々の人々が
今でも実利行者を慕っているのが伝わります。
4月の奥駈修行の時には
新型肺炎コロナウイルスが終息していますように…
その時は実利行者祭りに伺いたいと思います。
色々とお話させていただき、
御法縁をいただきありがたい日でした。
おわり。
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