週末は出雲國へ行っておりました。
4月なのにまさかの雪にも遭遇
めっちゃ寒かったです~
帰ってきてから深夜に出雲地方で地震。
被害などないことを祈ります
ということでまたまた暫く旅ログです。
お時間ある方はお付き合いくださいねっ。
いつものルートは米子入りして、
寄り道しながら出雲大社方面へ向かうのですが、
今回は新幹線で新大阪に入り車で移動からの前のり三次でした。
前のりのお宿に着いたのは0時すぎてました
翌日。
天気予報はあいにくの雨&雪マーク。
雪が降っても積もらない程度だろうと余裕でおりましたが、
広島から島根の県境辺り、
トンネル越えたら別世界ってやつでした。
めっちゃ積もる雪
寒い寒い。
島根の奥出雲に近づいてきたら雪から雨に変わりました。
まずは前から行きたくてなかなか行けなかった鬼の舌震へ
ここっていちお観光地だと思うのですが、
人っこひとりいない誰もいなかった
鬼の舌震の吊り橋。
メインの渓流沿いの遊歩道は工事中通行禁止になっていました。
残念~
バリアフリー上からで渓流を見下ろす遊歩道を歩きました。
う~ん…やっぱり見下ろすルートは水が遠すぎて物足りない

でも、この時はめっちゃ調子よくて、
自分自身でもめっちゃ上達した気分でした~
翌日は音が出なくて調子悪くてボロボロでしたが…(笑)
さ、次は楽しみにしていた河原の露天風呂へ
斐伊川の川の一角から温泉が湧いています。
河原の露天風呂は野湯です~
3年前かなぁ~初めてこの野湯に行って、
ものっすごい解放感で気持ちよかったの
お天気がイマイチだから心配はしていたのですが案の定…
前日の雨で川の水かさが増していた
温度を確認するため河原におりてみましたが、
冷たくてただの川の水
その上水も濁ってる
諦めました
本来なら真ん中にある石がテーブルのようになっています。
水に埋もれていました~ぁ。
こちらは3年前の写真。
いいでしょコレ
またリベンジだっ
ちなみに着替えるところとかはないですので岩陰にて(笑)
この後の予定は滝巡りだったのですが、
お天気がよくないので今回は滝巡りをパス。
せっかく奥出雲にいるので、
八岐大蛇の伝承の地を巡ることにしました。
と、途中で温泉神社というのが目に入り寄り道
野湯に入れなかったし次回入れるように拝んでいくことに(笑)
ら…
ココがよかった~
手水舎は柄杓ではなく榊でした。
こういうところがすごく雰囲気があってよい。
素戔嗚尊の妻神である櫛稲田姫命のご両親の
足名椎命と手名椎命をお祀りする神陵があり、
天が淵の近くにある万歳山に
足名椎命と手名椎命が住んでいたといわれ
この山腹にあった二柱を祀る神岩が国道改修にともない
温泉神社の境内に安置され神陵としてお祀りされたとのこと。
ご挨拶できてよかったです
こちらは天が淵
八岐大蛇が住んでいたといわれる淵です。
先ほどの野湯と同じ斐伊川の上流です。
八口神社へ
熊注意の看板にちょっぴりビビりながら階段をのぼる。
素戔嗚尊が八岐大蛇の八つの頭を斬られたことで、
八口大明神ともいわれるようになったとされています。
延喜式には八口社と記載されています。
また、八岐大蛇が八塩折りの酒に酔って
草枕山を枕に伏せっているところを
素戔嗚尊が矢をもって射られたので矢代郷・矢口社ともいうそうです。
出雲国風土記には矢口社と記載されています。
ご社殿の隣の壷神様。
八岐大蛇退治の時に用いられた酒船の1つだそうです。
かつて人がこの壺に触れたときに、
天候が急変して山が鳴動したため供物を献上したとのこと。
そのため壺は土中に埋められ目印としての石を置いて蓋をして、
さらに玉垣で囲んで注連縄をして祀るようになったのだとか。
布須神社へ
こちらは本殿はなく拝殿のみ。
素戔嗚尊が八岐大蛇の折に八塩折の酒を造ったといわれる
御室山が御神体となっています。
布須神社の麓の釜石。
素戔嗚尊が八岐大蛇を退治するために
八折塩の酒というきついお酒を醸造するのに用いられた龜跡。
八岐大蛇伝説のゆかりの地は、
素朴な昔ながらの雰囲気に包まれていて
地元の方々が伝承地を大切にお祀りし、
守っているのがわかります。
出雲といえば出雲大社に八重垣神社など、
超有名な神社に人が多く集まりますが、
伝承にまつわる大事な場所はそこだけではなく、
この地にはたくさんあります。
出雲の地はまだまだ奥が深いです。
つづく~。
