秋葉原の昭和通口からすぐの、目立たない雑居ビルの1階。
あまりにも殺伐とした店構えに、思わず引いてしまうのが、
立ち呑みの「アキバの酒場」です。
ここの店主の迫田さんは、じつはTwitter仲間だったりするわけですが、
リアルでお店に来たのは初めてです。
きっちり1合のコップ酒が7時半までは全品480円!
その酒のセレクトがこの店の真骨頂で、
獺祭の50と北雪の純米を定番酒として、
常時6種類の銘酒がそろっています。
まずは定番の北雪の純米を。
酒と言えば「辛口」というお客さんを黙らせるための酒、
と迫田さんは言います。
辛口で切れ味がシャープ!しかも味があるいい酒です。
そしてアキバの酒場のトレードマーク、
てんこ盛りのお刺身を。
5点盛りなのに、なぜか必ず一品オマケがついてきます。
だったら6点盛りにせいや!というツッコミはさておき、
本日のオマケ、イワシの刺身をパクリ。
おお、脂が乗ってて旨い!
ちょっと珍しいお酒を見つけました。
磐城壽はいわきで被災した蔵で、今は山形の蔵を借りて醸造しています。
そのしぼりたて生酒がありました。
本醸造のうすにごりです。
これはキリッとした辛口!北雪よりある意味辛い。
しぼりたてなので荒々しく、ちょっとした苦みも良し。
ここで名物のアジフライをいただきます。
ワサビと大根おろしに醤油をかけて混ぜ、
それをアジフライにかけてガブリ!
これがサッパリとしていて日本酒に合うんですね~。
お酒は阿櫻の純米吟醸。お米は美山錦です。
ほどよい酸があり、飲み応えあり!
思ったより甘くはありません。
こんなしっかりとした酒には、マグロのカマ焼き!
と思ったら、今日は切らしているとか。
代わりにマグロのほほ肉をオーダーしました。
塩コショウでシンプルにソテーし、おろし醤油でいただきます。
おお、これは肉々しい!ガッツリ食べでがありますね。
お酒は日によって変わるので、
Twitterの「アキバの酒場」にアクセスして確認してもよし。
何が出てくるか、ワクワクしながらとりあえず行ってみるもよし。
お酒の管理はチルドできっちりやっているので、
素晴らしく良い状態で飲めますよ。