境港に行ってきました。
ここには地酒「千代むすび」の蔵があります。
この日は蔵の中で大宴会が催されました。
漁港の町なので、酒のつまみは魚!
とれたての鯖を締めたしめ鯖は、蔵元の奥様手作り。
さすがの旨さです!
コリコリのナマコは三杯酢と大根おろしで和えていただきます。
ウマい~。
お刺身は白バイ貝、白イカ、鯛の三種盛り。
ピチピチの鮮度です!
箸休めにはカマボコのようなちくわのような、のやき。
これがまた味わい深い逸品です。
そして主役は立派な松葉ガニ!
この日は海がしけていたため手に入りにくいカニを、
わざわざ調達してくださったそうです。
生きたまま水から茹でたカニだから激ウマ!
周りはみんな地元の人なので、蟹の食べ方が驚くほど堂に入っています。
私も食べ方を教わりながら、バリバリむしゃむしゃと食べました。
いや~、こんな贅沢はなかなかありません!
あらかたカニを食い尽くすと、鍋が登場し、かにすきの始まりです。
カニミソも甲羅ごと鍋に投入し、煮えたところをいただきます。
甘くてコクがあって、絶品!
これに生もとのお燗を合わせると、昇天もののウマさです!
最後は雑炊にして、カニのエキスまで余すところなく堪能。
おいしい自家製の奈良漬けをおかずにいただきました。
しかしなにせ蔵での宴会ですから、
最初から最後まで、酒がどんどん出てきて尽きることがないのです。
燗も冷やも6種類くらい飲みましたが、
味がありながらスッキリとした千代むすびは、やっぱり魚に合う!
さすが境港の地酒ですね。
おいしい魚とカニ、そして旨い酒に酔いしれた至福の一夜でした。