三寒四温とはよく言ったもので、暖かい日が続いたと思うと一気に寒くなって気が滅入ります(笑)

 

さて、この度バイクを増車することになりました。

 

CBR1000RR (SC57前期)です。

 

きっかけは前のオーナーでもある友人が、海外に出向することになったため処分を考えていたところ、自分のところに話が回ってきたということです。

 

正直RZ250で十分な自分としては、最初断ろうかと考えていたんですが、格安であることや車検もまだタップリ残っているのでこの度増車する流れとなりました。

 

おまけで共同で使用していたNSR50も引きとることになり、バイクが4台に(うち2台はレーサー)一気に増加。

 

当然奥様からは可及的速やかに現金化するよう指示が出ています(笑)

 

思い起こせばこのバイクが発売された2004年 学生だった私はこのCBRに衝撃を受けたことを今でもはっきり覚えています。

 

「こんな格好良いバイクがあって良いのか!」

 

その年のニューモデルが掲載されたバイクカタログを毎日飽きずに読みふけり、学校にも持っていき、仲間たちとあーでもないこーでもないとカタログを前にうんちくを垂れ流していました。

 

そんな会話の中でみんなの意見が一致したのが

 

「CBR1000RRはマフラーがクソかっこいい。」

 

当時、マフラーがセンター出しのCBRは他のリッターSSとは全く違う印象を受け、ルックスも

モトGPマシン RC211Vと瓜二つで自分は見分けが付かなかった為、モトGPで走っているベースマシンはCBRだと思い込んでいました。

 

改めて写真で見ると、RC211Vの方が細いしそもそもエンジンがV型だったりと圧倒的に違うのですが、CBRはモトGPをそのルックスから連想させるのに十分なカッコよさだったと思います。

 

「いつかこんなバイクに乗りたいなぁ」

 

と夢見るキッズだった訳ですね。

 

その後時は経ち、友人が社会人になると同時に買ったCBRを見せに来たときは強烈に羨ましかったのも覚えています。

 

 

そんなバイクが自分の物になったわけです。

 

感動が当時の思い出とフラッシュバックして、思わず涙が…出ません。

 

10年以上の歳月は無惨にもCBRから輝きを失わせてしまったのでしょうか。

 

そうではありません。

 

とにかく汚いのです(笑)自分の外観限度基準を大幅に超えてしまっています。

 

友人が筑波サーキットの走行で転倒したため、交換した中華外装は塗料が縮み黒の部分がマーブル模様になっていたり、カウルの裏は砂埃と油汚れでギタギタ。(またがってみたらくしゃみが止まらなくなりました(泣))

 

しかし友人はそういう外装のメンテナンスに無頓着な一方で、走行抵抗やブレーキの引きずりに異常なまでに神経質で、ホイールベアリングは定期交換。

 

ディスクのもみ洗いは定期的に行っていたため、押し引きは非常に楽でした。

 

そこまでやってるなら、洗おうよ。フクピカでもいいからさ。

 

と過去何回か優しく諭してもアフターザフェスティバル。

 

外見は汚いのに、異音の全くしない走行65,000kmのSC57が新しい仲間になりました。

 

帰りは友人宅から高速を使って乗って帰ってきたのですが、なるほど速い。

速すぎる。(RZ比)

 

ブレーキの効きも文句なし、乗車姿勢に違和感がありますがとりあえず慣れると思います。

 

しっかりメンテナンス(動力性能に影響を及ぼす部位限定)していた為、すぐに良いバイクだなぁと感じることができました。

 

友人はこのバイクでいろんなチャレンジをして欲しいと言っていたので、何をしようか思案中です。(現金化はいつでも出来ますから(汗))

 

まずは洗車だ!!

 

と気合いを入れたいところですが、ボロボロの中華外装を洗車する気が起きません。

 

まずは外装をノーマルに戻すところからスタートしようかな、と考えてます。