『この記事は2015年の7月に前のブログに書いていた記事です。』

当時僕は埼玉勤めで早く帰れる日も多くなっていた時期でした。以前は埼玉から東京に仕事に通ったりしていて朝は6時前に家を出て、帰りは夜中の12時1時というのがほとんど毎日続いていて土日以外は家庭のことは放ったらかしという典型的なサラリーマンでした。

その頃(2002年頃)、ウチの妻はとある企業で働いていました。その会社はやたらと飲み会があり、週に3~4日は外へ飲みに行ってました。
かなり小さな企業でしたが、割と独自のものを生産している会社で結構景気がよく、やれ社長が何チャラとかやれ部長がどうのこうのとか… 以前の僕と入れ替わって、妻が帰ってくるのは12時ころが多く遅いと2時過ぎなんてこともしょっちゅうでした。
フルタイムで働いており給料もそこそこいいものをもらっていましたし、マンションも買って2年ほどが経過して、共稼ぎでなければとても無理な状況でしたので、景気が良い会社で社長や専務、部長にかわいがられ飲み会に連れて行って貰えているなら
「ま、しょうがないか…」
と取り立てて文句も言わず割と自由にさせていました。
それまで僕もそういう状態が少なくなかったので罪滅ぼしという訳ではありませんが…

それもだんだんエスカレートしてきて…
当時PHSを持たせ始めたところでしたが、帰ってきてもずっとメールをしているような状況でした。

どう考えても異常ですよね。


今は成人していますが、当時小学校2年生くらいの娘が「うちにはお母さんが居ないね。お父さんが二人みたいなもんだね。」なんて言っていたことを思い出します。(もう覚えてないんだろうな…)

当時私は一旦早めに家に帰り、子供たちのご飯を作って再び会社に戻るというようなことも少なからずありました。
それはあくまでの子供のためのことでしたが、ついでに妻の分も作り置きしておいたものです。
翌朝、ごみ箱にそのまま捨てられていることも少なくありませんでした。


そうこうしているうちにこちらも爆発します。
PHSを取り上げ、中身を強引に見ます。
「愛してる」
だの
「今夜は楽しかった」
だのという誰が見ても、主婦が夜中にやり取りするメールではありません。

普通に「もうこの家を出ていけ!」という怒声も飛び出そうというもんです

(不定期に続く)