先日、だんなさんのいとこの家に息子くんと二人、泊まりに行った。
いとこも息子くんと年の近い赤ちゃんがいて、年も近いので何かと話が合うのだ。
だんなさんのいとこは、中学、高校、短大、さらに現在の職場(保育園)まで一貫してシスター系で、とにかく昔から身近にはシスターがいるとのこと。
シスターというものに会ったことのない私は、シスターの生活がいったいどんなものなのか想像もつかないが、彼女いわく、「とにかく本当にいい人たち」なのだという。
根っからのひねくれ者で、人の心の裏ばかり見ようとしてしまう私のような人間には、縁のない世界なのだが、シスターといっても、学校や病院、介護施設や、保育園などいろいろな施設があるので、その仕事も多岐にわたるのだという。
一日中料理ばかり作っているシスターもいれば、アイロンばかりしてるシスターもいる。それぞれにその道のプロがいるとのこと。
お給料はなく、その時その時で必要なお金を上のシスターに申告してもらうらしく、いとこの家に遊びに来たシスターが、「今日はいっぱいお金持ってるのよ、ほら2千円!」と話していたと、いとこのお父さんが笑っていた。
給料もらわず結婚もせず子供も産まず、いろんな娯楽や誘惑を捨て、ひたすら神に仕えてタダ働きをして一生を終えるという感覚、世界は、はっきりいってよくわからないものの、でもきっと私たちが思うほど現職のシスターたちはそんなことを不満に感じていないんだろうな。
食べるものがあって、住むところがあって、仕事があって、人(神)に仕えて働くことに幸せを見出してるんだろうから。
すごくシンプルな生き方。
選択肢がたくさんあれば幸せになれるなんて、嘘なんだなあ。
いとこも、中学からずっとシスターたちに囲まれているせいか、世間スレしていなく、年齢よりも幼く見える。
何をあげても気恥しくなるくらい感謝をしてくれる。正真正銘の清純派といった感じ。
ちなみにいとこの実の姉は、いとこいわく元ヤンキーで、私とだんなさんの結婚式にもスリットギリギリまで入りまくりのチャイナドレスを着てきた現職美容師。
まったく正反対の姉妹で似ているところも全くない。いとこのお母さんいわく、「同じように育てたのに」とのことだけど、それなのにここまで違う姉妹も珍しい。
もちろん、姉は姉として、妹は妹として育てられるという違いはあるけれど、それにしたってこれは素質や個性の違いっていうことなんだろうなあ。
やっぱり子育てって面白い。