横浜BUNTAIの世界戦1試合目

WBA世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦

王者松本流星(帝拳)vs挑戦者高田勇仁(ライオンズ)


去年9月IGアリーナでの王座決定戦はバッティングによる負傷判定で松本流星がタイトル獲得

今回はダイレクトリマッチ


それにしても日曜日開催でお客も開場から集まると思いきや、ラスベガスのビックマッチ前のような閑散とした会場…(テレビ映像ではそう見えた)


最安席でも万を超える値段なので、最初から観て元を取るってのが人間心理だと思うのだがなぁ、それに世界戦なのに…


そんな中での試合

大方の予想通りテクニック、スピードで上回る松本がラウンドを支配する展開


高田も松本に離されまいと前に出る

相当練習を積んだのであろう、最後まで執念を感じる戦いぶりであった


結果は3者フルマークの完全勝利で

松本流星が初防衛成功



自己採点↑


フルマークであるが、高田の奮闘に拍手👏

正直中盤あたりに仕留められるのではと予想していたが、初戦からより松本を研究し、差を縮めていた結果だと思う


勝った松本

この日WBAスーパー王者のオスカー・コリャソ🇵🇷がヘスス・ハロ🇲🇽相手に難なく防衛成功


ポテンシャル的にもコリャソとは場所を問わずいい勝負出来ると思うし見たいのだが…

デラホーヤよ松本流星に早く気づいてくれ!




本日は丸一日ボクシングデー

 

まず早朝アイルランドで開催された

WBAスーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦

王者ジェームス・ディケンズ🇬🇧vs挑戦者アンソニー・カカーチェ🇮🇪

ディケンズ対カカーチェ、ボクシングポスター

王者ディケンズは去年末堤駿斗(志成)と防衛戦の予定が堤の怪我で中止

元IBF同級王者だったカカーチェは負けて手放したのではなく返上した為

 

挑戦者であるが実質世界戦では負けていないカカーチェが有利と予想したが・・

 

試合はやはりカカーチェが長いリーチを生かし、ディケンズの前進をはばむ

 

得意の逆ワンツーやスイッチも機能しポイントをリード

カカーチェがリーチを活かしディケンズに勝利

ディケンズも何とか策を講じるように食い下がるが、最後までカカーチェを捕まえることは出来ず試合終了

 

結果は

116-112

116-113

115-113

3-0ユナニマスデジションでアンソニー・カカーチェの判定勝ちでWBA王座獲得

カカーチェ、WBA王座獲得 ボクシングタイトルマッチ

ディケンズvsカカーチェ WBA王座戦スコア

自己採点↑

 

boxrecファン採点だと115-114と接戦なのだが、カカーチェの完勝と言っていいのではと思う

対戦する選手にとっては、パワーはないが長いリーチと試合巧者ぶりは非常に厄介

このWBAタイトルの挑戦権を持ってる堤駿斗が対戦候補になると思うのだが、攻略するのが難しいチャンピオンであるのは間違いない

 

 

 

あれから40年か・・

 

1986年3月10日ラスベガスシーザースパレス屋外特設リング

 

WBA&WBC&IBF世界ミドル級タイトルマッチ

王者“マーベラス”マービン・ハグラー🇺🇸vs挑戦者ジョン“ザ・ビースト”ムガビ🇺🇬

ハグラー対ムガビ、ハーンズ対シュラー ボクシングポスター

この試合における主役は寧ろチャレンジャーのムガビ

 

初めて映像でムガビを見たのは、当時人知れず都内で定期的に開催されていたビデオ鑑賞会だ

 

20人ほど集まる個室に明らかに濃い〜ボクシングマニアが集い、海外から集めた試合を見る会

 

そこで噂の全KOを続けるウガンダの野獣の全貌を知る事になる

 

フランク“アニマル”フレッチャー戦

ジェームス“ハードロック”グリーン戦

アール・ハーグローブ戦

 

ハーグローブ戦のフィニッシュパンチは壮絶、頭が吹き飛びそうな程強烈な左フックの後に追撃の右の打ち下ろし

倒れたハーグローブを覗き込んでジャンプするムガビはまさに野獣

 

フロリダの観客はトーマス・ハーンズ戦を要求するように“we want Hearns!”の大合唱

 

個人的にもハーンズとの試合を見たかったが、マッチメイクされたのはハグラー戦

 

テレビ東京で当日放送される時間を待ち侘びていた感覚を今でも覚えている

 

そのハーンズは同じ興行でジェームス“ブラックゴールド”シュラー🇺🇸と対戦することに

ジョン・ムガビ ボクシング姿

ハーンズはシュラーを1ラウンド必殺の右ストレート一撃でノックアウト勝ち

 

ここで運命の綾と言うか、シュラーは1週間後バイク事故でこの世を去る悲劇・・

 

そしてメインイベント

 

ハグラーは1ラウンド右構えでスタートしムガビの様子を伺う

 

2ラウンドからはサウスポーに戻し強打のムガビと真っ向から立ち向かう

 

ムガビも怯む事なく食い下がるが、テクニックではやはりハグラーが上回る

 

11ラウンド、右の連打から最後にとどめの右でムガビは力尽きダウンし立ち上がれず

ハグラー対ムガビ戦 ラスベガス 1986年

両手を上げ勝利を喜ぶハグラーのスキンヘッドから湯気が立ち上る姿も印象深い

マービン・ハグラーvsジョン・ムガビ ボクシング試合

 

ムガビのその後はハグラーに牙を抜かれたように輝きを失ってしまった

この日ハグラーでなくハーンズと対戦していたら別の運命が待っていたかも知れない

そしてジェームス・シュラーにも同じことが言える

と40年経った今もふと思ったが、運命とはかくも生まれた時から変えられない決められた事

我の人生の結末もすでに決まっておるのだ

LIFETIME BOXING FIGHTS 31 ABEMA配信で観戦

日本フェザー級王座決定戦 岡本恭佑vs嶋田淳也

志成ジムの大看板井岡一翔がまさかのLeminoに鞍替えして5月2日東京ドームで井上拓真(大橋)に挑戦する事になったが、

自主興行はABEMAでの配信

 

今や亀田グループとの関係もあやふやなABEMAだが、変わらず無料で配信してくれることに感謝しなければいけない(今後もよろしくお願いします)

 

さて昨日後楽園ホールの観客が多くなってると書いたが、志成興行では毎度おなじみ本日も寂しい客入り・・

ABEMA配信で観戦するボクシングの解説者たち

メインはマニア必見の好カードであったで残念ではある(当の本人は自宅観戦なんだけど・・)

 

そのメインイベント

 

日本フェザー級王座決定戦10R

1位岡本恭佑(HKスポーツ)vs嶋田淳也(志成)

 

岡本は去年井上尚弥に挑戦したマイケル・ダスマリナス🇵🇭を5ラウンドTKOで名を挙げた

嶋田は帝拳ジムから志成ジムに移籍し、ここまで引き分けはあるが負けなし

 

試合は初回から岡本のリーチを生かしたアウトボクシングが機能

 

嶋田の動きに順応して、左ジャブで距離把握、接近したらクイックネスに体を入れ替えペースを譲らない

 

途中採点でも岡本が3者ともリード(1人はフルマーク)

 

採点を聞いた岡本は更にアウトボクシングが冴える

 

嶋田も突破口を見出そうとするが、リーチの差と岡本の巧さにポイントを奪えない展開

 

結局最後まで嶋田は岡本を捉えられず判定へ

 

結果は

98-92岡本

98-92岡本

99-91岡本

3-0ユナニマスデジションで岡本恭佑が日本フェザー級タイトル奪取

 

岡本恭佑、日本フェザー級王座奪取

日本フェザー級タイトル戦 岡本vs嶋田 判定結果

自己採点↑

 

 

岡本の見事なアウトボクシングであった

ダスマリナスをKOしたので、イメージ的にもっと攻め込む戦いをすると思ったが、敵地でここまで戦略を遂行するのはあっぱれと言うしかない

福岡県HKスポーツボクシングジムの桑原秀彦会長はパリオリンピック出場の原田周大選手も育てている

地方ジムであれ、良き指導者に巡り会えば強い選手が育つ

そういった選手が現代でも世界を目指せるのは夢があるし応援したい

現実にユーリ阿久井政悟(倉敷守安)が世界チャンピオンになってるからね

DYNAMIC GLOVE on U-NEXT vol.41

ボクシングイベント「DYNAMIC GLOVE on U-NEXT」のポスター

ここ最近のダイナミックグローブは選手がチケットを多く捌いてるんであろうが、常に満員な印象

 

ダイナミックに限らず、他の興行もメインの写真を見ると入ってる感じがする

 

もしかして地味に人気が安定してきた?(当の本人は自宅観戦)

 

視聴は第4試合から

スーパーバンタム級8回戦

山﨑 裕生(大橋)vs内構拳斗(横浜光)

 

序盤から内構のボディからの攻めが有効、山﨑も打ち返すが徐々にダメージが蓄積される

内構の連打でもうひとまとめでストップされる場面を何とか打ち返すことで回避する山﨑

試合は5ラウンド早々、山﨑のダメージは明白でレフリーが試合を止める

 

5ラウンドTKO勝ちで内構拳斗の勝利

 

内構はしっかりと地力が備わってきた感じ。次戦も注目したい

 

山﨑はデビューからタイ人相手にKOを続けていたが、武藤涼太(松田)とのユースタイトル戦に敗れてから再起戦も負傷ドロー、そして今回の敗戦と日本人選手には苦闘が続く。エリート軍団の大橋でも出世争いは厳しい

 

第5試合

WBOアジアパシフィックスーパーフェザー級タイトルマッチ10回戦

王者齋藤麗王(帝拳)vs大畑俊平(駿河男児)

 

試合内容と関係ないが、お互い黒のトランクス、スポンサーのワッペンもほぼ同じで画面越しからでも見分けがつきづらかった

現地席後方だと余計に分からなかったのでは?タイトルマッチでお客に見せる以上、事前に打ち合わせて欲しいものだが

 

試合はお互い接近戦で打ち合うが、大畑がより効果的なパンチを抉り込む

中盤以降も明白にダメージを蓄積していくのは齋藤

7ラウンド右のアッパーで齋藤が目をしかめる表情、そこから追撃の右から連打で斎藤は戦意喪失

ここでレフリーが齋藤を救う

 

7ラウンドTKOで大畑俊平がWBOアジアパシフィック王座獲得

 

齋藤有利と予想したが、大畑の折れない闘志はあっぱれ

 

メインイベント

OPBFスーパーフェザー級タイトルマッチ10回戦

王者波田大和(帝拳)vs挑戦者キム・テソン🇰🇷

 

波田は慎重にキムの動きを探る展開

キムは波田を倒せる何かを持ってる感じはなかったが、4ラウンドあたりから力量差が明白に

5ラウンド右フックでダウンを奪い、再開後再び強烈な右フックで失神KO

ボクシング:内構拳斗が山﨑裕生をKO

5ラウンドTKOで波田大和の防衛成功

 

試練を乗り越えてリングに戻ってきた波田大和に敬意

次はこの日王者になった大畑俊平か日本王者の奈良井翼(RK蒲田)との対戦を期待したい