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今宵の月も美しかった。

いつの日か  輝くだろう  今宵の月のように

綺麗な月を見れると、必ず頭に流れる一節。
エレカシの大好きな歌。

この歌が世に生まれた頃、私は15歳だった。
とにかくこの歌が好きで、それこそリアルにテープが擦り切れる程聴いた。

(まだテープかMDウォークマンの時代ね、もうiPodとか想像すらつかない世界でした)

私もいつか、今宵の月のように輝こうと、ずっと思って生きてきた。

なのに、

一向に輝けない私。
歳だけとっていく私。

未だに通勤中にこの歌を聴くけど、
なんとなく真っ直ぐな気持ちで聴けなくなってきていた。

そんな折、アドラーの提唱する「自己受容」なるものを知った。

自己受容とは、ありのままの自分を、ダメなところも引っくるめて、受容すること。

よく言う自己肯定とは似て否なる。

自己肯定とは、きっと私はやればできるのよ!という鼓舞の元、自分の価値を認めることなのだそう。

なんとなく腑に落ちた。

今あるもの、
今ある私を、
認めないと何も始まらないのだ。

うん、大丈夫。
今の私も、そんなに捨てたもんじゃない。
きっと輝ける日は来るだろう。

そんな思いを馳せた月夜だった。