ストレス。。。


ストレスとは、外部から刺激を受けたときに生じる緊張状態のことです。外部からの刺激には、天候や騒音などの環境的要因、病気や睡眠不足などの身体的要因、不安や悩みなど心理的な要因、そして人間関係がうまくいかない、仕事が忙しいなどの社会的要因があります。

(厚生労働省ホームページより)


ストレスは食品よりアトピーにとって大敵だと思っています。
でも、やっかいなことに、形で判断できず、受けるダメージも個人差があり、原因を特定することは難しい事柄です。

私は仕事のストレスから開放されるために、転職しました。
上記で言うところの『社会的要因』のストレスですね。

前職のお仕事は、私自身大好きでずっと続けるつもりだったのですが、これからの自分の人生の『5年後、10年後』を考えた時には、物理的にも精神的にも『ハードな仕事』でした。

結果、免疫機能が低下して『環境的要因』のアトピーも重複し、悪化の一途となりました。

若いからパワフルにがむしゃらにがんばれる仕事ってあると思います。
その仕事での学びやお客様との繋がりは、続けた時間と経験の分だけ、転職した今でも糧となり自信に繋がって活かされています。

転職後は、関連はあるものの職種が代わりましたが、エンドユーザーのお客様と関わるお仕事という点では変わらず、やりがいがあります。

転職後、最初の1年は、初体験の業務ばかりな上に思いがけない問題が起こったりしました。
でも、聞けば教えて助けてくれる親切な同僚に恵まれ、上司も無駄な残業を許さない体質で救われました。

仕事量も前職に比べれば無駄もなく、量的には業務時間内にこなせて、かつ、質をあげることができていると思います。

私にとっては、転職は正解でした!

残業がなくなり、時間と心の余裕ができ、自分の身体と向き合い、アトピー対策をコツコツと行うことで、心身のケアをできるようになりました。

前職の同僚で転職した人は多くいます、自分に合った職業を見つけてキャリアを積んでいる人も多くいます。

ただ、転職すること自体がストレスになることもあるかもしれません。
転職しなくても、部署の異動や転勤などでストレスを軽減できるのであれば、ご家族や同僚、上司の方々に相談してみるのもいいかと思います。

生活環境や家族との関係性、年齢、体調。。。
アトピー症状は、複合的要因で悪化することが多いので、人それぞれで、その要因を一括りでは答えの出ない問題です。

ご自身のストレス要因を把握し、ひとつずつ改善、解消していくことがアトピー対策になると思っています。

私にとっては、仕事への将来性から転職を考え、結果的にアトピー最大の要因は仕事だったという気づきでした。

転職希望を夫に相談したところ、夫も私の『仕事のがんばりすぎ』と『アトピー症状の酷さ』を普段から気にしていたようで、理解し、共感し、賛成してくれました。

家族に分かってもらえること。。。
これ、本当にありがたいことです。
心も体もふっと救われます。
感謝と安心で涙こぼれました。

そして、転職して4年。
今やアトピー辛さの涙もなくなり、笑顔が増えましたよ!
(まぁ、まだ、アトピーちゃんはひょっこりと顔を出しますが。。。笑)

収入は減ったとしても、生活の質を向上させ、アトピーを軽減させるための前向きな気持ちを手に入れて、今は充足した日々を過ごしています。


アトピーが酷くて、でも余裕がなかったあの頃。。。
今思い出しても、切なくて、辛くて、でもがんばっていた私。

『そんなにがんばらなくてもいいんだよ』と声をかけてあげたくなります。