エートス、ロゴス、パトス。

エートスは話者の信頼性、知識、専門性、資質のことを指す。現代の言葉で言えば、権威。

もし私たちが知識豊富な専門家だとみなされているなら、私たちはその権威である。権威を確立すれば、説得するときに一歩有利になれるだろう。

ロゴスは論理、理性、経験に基づく思考、データ、事実を用いたアピール方法のことだ。

正しいタイミングで適切に使えば、説得の大きな武器になるだろう。現在では、論理と呼ばれる。

パトスは感情に訴えかけるアピール方法で、人が意思決定をしたり行動を起こしたりする際の、
非認知、非思考要因である。現在では、感情と呼ぶ。

権威、論理、感情は説得力ある議論やプレゼンテーションの原動力となる基本要素だ。

では、この中で1番有効なのは何か?

もちろん感情、パトスである。