リンのガン日記-DIMG0155.gif
外は晴れ


検診の結果で『要精密検査』だったため、再度受診


医師より「検査の結果でⅤの値がでた」

Ⅴ……なんじゃそりゃ

横から取り出した絵。
Ⅰ~Ⅴの分類で良性から悪性までの組織図みたいなもの。

一瞬でわかった。
…あたし、最悪なガンだ…


検診では表面の組織を綿棒で拭ってみるだけ

もっと詳しくみるには、生検のようなかんじで子宮の一部を取ってきて調べる。

「いいですね」医師から言われて「はい、じゃあ…」

あの椅子に座って、股を開く。

そこでようやく我に返った。……あれ?これって痛いのか??
「スミマセン、これって痛いです?」

「子宮自体あまり痛みを感じるところじゃないから~。ただグーって押される感じのあとにパチンって音がするときチクってするかも」

その通り
そのチクって感じがどの程度なのかわからないから、全身に力が入ってしまったみたい……次の日は筋肉痛



そして結果は一週間後。





どうか間違いでありますように





『腺ガン』確定



すぐに大きな病院で詳しく調べたほうがいい。
手術が必要になるから。 子宮全部とることになるかもしれない。



何を言われてるんだ?
子宮取ったら赤ちゃん産めないじゃんか



ホント、医者はたいがいそう。
簡単に言う。
病気しかみてない。

その人のいる状況や生活、思い。そんないろんなこと含めて一番最適な方法を考えたり言葉にだしてほしい。

子宮全摘とかいきなり言うな~



どこの医者も大して変わらない。
それが看護師をやってきてわかったこと。
腕があるならよしとするべし



さぁ、どうしようか。

「どこか希望があるなら紹介状書きますよ」

……いや、わかりませんよ。産婦人科勤務したことないし。


困ったときは………??…………………師長さん!


つづく…