昨日友人が、「トランプ大統領はFBIがきっと頃合いを見計らって暗殺するやろ」と言っていたのに大笑いしてしまいました、蓉子です。
それでは本日の記事です。
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특검, 설 당일도 장시호 소환
特検、旧正月当日もチャン・シホ召還
『崔順実(チェ・スンシル)ゲート』と朴槿恵大統領の不正疑惑を調査中の朴英洙(パク・ヨンス)特別検事チームが、公休日である旧正月当日の28日にも関連者を呼び出し調査する強行スケジュールをこなしていった。
特検チームはこの日午後1時50分頃から崔順実(61)氏の姪である『黒幕』チャン・シホ(38)氏を呼び出し調査した。チャン氏はソウル拘置所から法務部の護送車に乗り、江南区大峙洞にある特検事務室に到着した。特検チームは崔氏と朴槿恵大統領、サムスングループが共謀した贈収賄疑惑の補強調査を行うため、チャン氏を召還したものと見られている。
翌朝に予定されている朴大統領の対面調査を前に、特検は休日も返上し調査を進めている。
チャン氏は連休初日に続き2日連続で召還された。特検チームは前日、チャン氏の他にアン・ジョンボム(57)前青瓦台政策調整首席とキム・ジョン(56)前文化体育観光部次官等、各疑惑の関連者7名を『芋づる式召還』し、調査した。
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この一連のスキャンダルの呼称として使用されている『チェスンシルゲート』という名称。
ゲートって何?地獄への入口的な意味?
と思って調べてみると、米国では「-gate」と接尾辞をつけることでスキャンダルの意味を持つらしいですね。昔々アメリカで起こった政治スキャンダルのウォーターゲート事件が由来のようですが、全然知りませんでした。地獄への入口とか恥ずかしすぎる。どうやら韓国もそれに乗って、チェスンシルゲートという名前がついたようです。日本はあまりこの名称を使っていないように思います。
そしてもうひとつ。
特検て何やねん?
と思って調べてみました。
簡単に言うと、今回のような大統領だったり政府高官が起こした不正は検察でなく弁護士が調査を担当するという韓国の制度らしいです。その理由は、検察だと政権や特定勢力の影響を受けてしまう可能性があり、第三者的立場の弁護士に担当してもらう方が公平であるため、とのこと。
米国にも同様の制度があり、日本にはないそうです。
検察が調査をしていた頃は不正だらけで癒着が絶えなかったらこの制度の導入に至ったのでは、というのは邪推でしょうか…。
まあ日本もそういう汚い話は、表に出てくるものは氷山の一角でまだまだたくさんありそうですけどね。
韓国では歴代大統領のうちほとんどが逮捕や暗殺、自殺などの悲愴な末路を辿っているというのはよく聞く話ですが、今回はどうなってしまうのでしょうか。
朴槿恵大統領は自身の父親である朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領が暗殺されているので、どういう思いで今過ごしているんだろう、と余計なお世話を焼いてしまいます。