オフィスで超新星☆妄想小説☆⑩ ユナク | ユナク会☆のブログ

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超新星が大好きな皆さん、こんにちは^^

ユナクんよりallペンの まじゅ です♡

ときどき妄想小説を書いています。

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世の中には『言っていいこと』と『言っちゃいけないこと』があって

同じ部署で付き合ってる

と言うことを、みんなに知らせるのは、
良かったことなのか、悪かったことなのか…

だけど  

あのシュチュエーションで

彼女の有無を聞かれて

もし、いると言った後にテキトーにはぐらかしたり
いないと言われたら?

そう考えると、やっぱり
『これで良かったんだ』
と思うしかなかった。


最近のユナク係長は私に厳しい。

きっと私のことを考えて周りの目を気にして、そういう態度なんだと思うけど…

今日だって
「さっきの係長の言葉は、キツかったですね」
なんてソンモくんからの優しい言葉が胸にしみながら

「まぁ、でも悪いのは私だしね」
と明るく返すしかなかった。


それから1週間ユナク係長は出張で

なんだかほっとしている私がいた。


けど

もうすぐ私の誕生日。

『覚えてますか?』
は聞きづらい。

何より出張で忙しいユナク係長に迷惑をかけたくなかった。


そんな時にユナク係長から
『出張から帰って来たら、お祝いしよう。あさって誕生日だよね』
とラインがきた。

覚えていてくれた!嬉しくて涙が出た。


誕生日当日。

ユナク係長が予約してくれたレストランで食事をした。

「誕生日プレゼントは買えなかったから今度一緒に選びにいこう。とりあえず、おみやげだけは買って…」
そう言いながらユナク係長はポケットから小さな包み紙を取り出した。

中を開けると、くまのキーホルダーが入っていた。

「可愛い♪」
私は両手で、そのくまを持って見つめた。

「それに、これを付けて欲しくて…」
照れくさそうに合カギを取り出して私に渡した。

「ごめんね。僕のせいで仕事しづらくしちゃって…
ますます出張も増えるし気持ちの行き違いだけは避けたくて…
これからは、いつでも来てね♪」

私はカギを握りしめ幸せな気持ちでいっぱいになった。



つづく