ソンジェお誕生日おめでとう♪
と言うわけで
ソンジェ センイル企画
『先生は超新星』
このタイトルはチングに考えてもらいました(^O^)ありがとう(*^▽^*)
しまった!ユナクんの小説と同時進行になるな~(+_+)
読む方もややこしくて、ごめんなさいね(^o^;)
…って大丈夫かな?(笑)(^O^)
では、はじまり、はじまり~o(^o^)o
始業式。
高校生活が、いよいよ始まる。
長い校長先生の話の合間に、ふと横に並べられたパイプ椅子に目を向けると
いかにも真面目そうな先生らしい人たちに混じって眠そうな顔をした男の人がいた。
あくびをしたりキョロキョロしたり…
それに気付いた生徒たちがクスクス笑っている。
「始業式くらい、ねぇ。ピシッとしたらいいいのに…」
なんて私が友達に話かけると
「でもさ、よく見ると可愛いくない?私、あの人が担任の先生だったら、いいな~」
え?!私は、ちょっと…
男の人が可愛いっていうキモチ、わかんないな~
なんて思ってたら
担任を受け持つわけじゃなく
『保健室の先生』
だった。
保健室の先生かぁ。
じゃあ、あんまり接点ないな。
私は安心したけど友達はガッカリしていた。
「ソンジェ先生が担任だったら勉強頑張ったのにな~」
そう言って、ため息をついた。
ソンジェ先生は仮病を使って保健室に来る子には冷たくて、しんどそうな子には優しかった
…らしい。
というのは友達から、そう聞いたから。
それ普通じゃないかと私は思ったんだけど、そういうことが言いたいんじゃなく
不機嫌な顔もカッコいとか(笑)
どんな表情もステキだと言いたかったみたい。
みんな、ソンジェ先生に恋をしていた。
今年の梅雨明けは早かった。
最近は暑くて、あっという間に夏になったと感じた。
私の高校は私立なのでプールがある。
つまり有り難くないことに水泳の時間まであり、この時間は憂鬱だった。
だ・け・ど!
ちょうど水泳の授業が女の子の日と重なり入れない。
すごくしんどいけど、すごく嬉しかった。
体育の先生は厳しい人だったので、わざと薬を飲まず登校した。
「実は大丈夫なんじゃない?」
なんて言われないように…
でも薬を飲まなかったせいで授業を見学するのさえ辛かった。
さすがに体育の先生も
「顔色悪いわ。仕方ないわね。保健室で休んできなさい」
と言ってくれてヨタヨタしながらも保健室へ向かった。
ガラッ
私は、うつむきながら力なく保健室のドアを開けた。とにかく、すぐにベッドで寝たかった。
そして顔を上げた瞬間
「!!!」
私の目に移ったのはタンクトップ姿で扇風機の動きに合わせて首を振ってるソンジェ先生だった。
そして私と目が合うと笑顔で
「さっきまでは扇風機の首を固定して『あー』って言ってたんだけど飽きちゃって…」
と楽しそうに言った。
「先生、服着て下さい…」
早く横になりたいのに…
なんて思いとは、裏腹に照れてしまって私は顔が赤くなっていた。(顔色悪いしバレてないと思う)
「あっ、ゴメンね。って言うか顔色悪いね。」
ソンジェ先生は白衣を着ながら心配そうに顔を覗きこんできた。
「お腹痛くて…」
私は、そう言いながらベッドに向かった。
「大丈夫?薬は?」
ソンジェ先生の声は聞こえてるけど話すより先に横になりたかった。何とかベッドにたどり着いて寝ころんだ。
「お腹くだしてるの?それとも出ない方?女の子の日とか?」
そ、そんな…(汗)
私は恥ずかしくて答えられずにいた。
黙り込んでる私にソンジェ先生は
「じゃ、薬、色々置いておくから、どれかは飲んでね」
と言って水と一緒に持って来てくれた。
「あー、それとスカートは脱いでね」
サラリと、そんなこと言うソンジェ先生に動揺する私。
「…シワになるからって言う意味だよ」
がははと笑ってカーテンを閉めた。
ほんの一瞬ソンジェ先生っていい人って思ったけど…今のって、からかわれたの?!
何か納得出来ないまま…
だけど、お腹は痛いし、とりあえず寝ることにした。
つづく
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