全然、タイトルの内容に辿り着きませんが、そろそろとは思っております!😅
これまでのブログで、
『それぞれの際立つ特徴を持った個々の曲たちが、BTSという媒体によって連続性を持ったスペクトラムを形成している』
『個性とは、どんなに隠しても否定しても、こぼれてしまう香りのようなもの』
『アイデンティティ
自分とは何者なのか、BTSとは何者なのか、彼らは絶えず自問自答してきただろう』
という話を書きました。
ここでやっとタイトルに触れます😅
言葉の解釈の難しさ
解釈、というのは本当は仰々しいですが💦
スペクトラムについてのイメージがBTSの曲に関していうと、曲同士があいまいな境界となっているより、個性を持った曲がBTSという媒体にやってつながり合っている、というふうに感じました。
これはユンギ部の感覚であって、SUGAは全くそんなふうに意図していないかもしれません。
なぜ、ユンギ部がそういったイメージに至ったかは、一見両極端と見える曲も、BTSという器の中でバラバラではなく一つの一貫性を持って、どちらも一度に存在し得ている、それは、BTSらしさというアイデンティティが媒体となっているからだと思ったからです。
この、あいまいな連続、という表現は、辞書に載っています。
なので、直訳はあいまいな連続で間違いないのですが、両極端な曲のあいまいな境界とは?とユンギ部は引っかかってしまい、このような長々としたブログを書くことになりました😅
以前も、このような引っかかりを感じることがありました。
GQ JAPANのRMのインタビューで、今後アーミーとの愛はどんなふうに広がってほしいですか、という質問に「いまの距離を維持していく、平行線のような愛であってほしい。」と答えていました。
この時の平行線に引っかかってしまいました。
直訳は、まさに平行線、で合っていると思いますが、解釈としては少し難しいなと思いました。
平行線という言葉は、日本では、少しネガティブな意味として捉えがちです。
距離を縮め過ぎてしまうファンに対しての牽制でもあったのかな、とも一瞬思ってしまいましたが、以前のブログのような解釈に落ち着いていました↑
その後のV LIVEなどでも、ARMYを大切に思ってくれている、心配してくれている姿を見て、確信にも変わりました。
RMの言う平行線とは、例えるなら(例えるのが好きなユンギ部です😆)マラソンの伴奏のような、歩幅を合わせて、離れずずっとゴールまで寄り添って走り続ける、そういう意味だったのではないかなぁと。
愛してる、を、月が綺麗ですね、と和訳するように、受け取る側の文化を加味して本来の意図に近づけるためには、直訳でない方が良いこともあります。
直訳って難しい。←これが言いたいがためにこんなにブログが長くなってしまいました💦🙇♂️
ちょっと余談ですが、あいまいさについては以前のブログに書きました。
あいまいさについて
今回のスペクトラムについては、あいまいさという表現が、まさにユンギ部にとっては曖昧であったのですが笑
BTSの曲の中で設定や歌詞などに、あまり特定の意味を持たせないようにしている、と語っている動画などがあります。↓
抽象的にする事で、多くの人が感情移入しやすくしている、そうした曖昧さがとても効果的に使われているなぁと思います。
SUGAのinspirationに戻ります。
過去の証明
SUGAのinspirationの最後のシーンに出てきたマイク。
カラフルな個性的なマイクが象徴的でした。
以前、soopで過去を振り返る話をしている時に、こんなにバラバラな人間が集まってやっていけるのかなと最初は思ったと話していました。
本当に、一人一人が違う。
そんな個性的な彼らを繋ぐモノ
アイデンティティ
絆
信頼
喜びも悲しみも分かち合うという仲間
運命共同体としての連帯感
音楽やパフォーマンスへの情熱
努力
尊敬
そして愛。
彼ら自身がスペクトラムであり、それをマイクが象徴しているようにユンギ部は感じました。
BTSとして活動してきた過去の証明でもあり、BTSとして生きたproof (証)、それが今回のアルバムなのかもしれません。