《韓国のお雑煮〜トックッ〜》
年が明けて数日経ちましたが、みなさまはどのようなお正月を過ごされましたか?
お正月にいただくご馳走といえばおせち料理にお雑煮に…。
韓国では元日の朝は法事をすることが多いので、お料理は法事にお供えするナムルやチヂミが中心になってきます。
このことはまた旧正月の頃にお話するとして、本日は韓国のお雑煮について。
大人も子供もみんな大好きな韓国のお雑煮は「トックッ」です。
「トッ」=「もち」
「クッ」=「汁」
直訳はお餅の入った汁物です。
トッには色々な種類がありますが、トックッに使われるトッはうるち米で作られており、熱しても日本のお餅のようにのびないのが特徴です。噛めば噛むほどもちもちして甘みがあります。
以前は40センチほどの麺棒のような大きなものを包丁で切って料理に使っていました。
乾いた状態ではかなり硬いので、薄く切るには労力を使います。
最近では薄くスライスされたものが売られており、とても便利になりました。
各家庭によって様々ですが、牛肉や鶏肉の出汁で作ることが多く、塩胡椒やお醤油で味を整えます。ネギや海苔を散らして彩り良く、ニンニクはお好みで。
トックッそのものはあっさりめのお味なので、キムチやカクテキが合うのはいうまでもありませんね😉
しっかりと味のでた出汁の味が染み込んだトッは甘くもちもちとして食べても食べても箸が止まりません笑。
食事にもおやつにもなるトックッ。
もう少し小さく細いトッを使って甘辛いタレを絡めたものが韓国屋台の定番「トッポッキ」。
こちらは「トッポギ」の名前でご存知の方も多いのではないでしょうか。
「ポッキ」は「炒めたもの」の意味で、「餅炒め」といった名前になりますね^_^
桜lidaでも韓国料理教室開催を予定してますので、一緒にトッ料理を作ってみませんか?
関心ある方はメッセージしてくださいね😊
心も体も温まるトックッを食べて寒い冬をぬくぬくで過ごしましょう✨