本文より

学校の最大の機能は、地域のすべての児童生徒や、ほとんどの高校生のニーズを発見できることである。家族のあり方が多様になり、地域とのつながりが希薄になっているなか、この機能は常に発揮すべき貴重なものだと言える。

 加えて、学校は、子どもはもちろんのこと、保護者にも働きかけができる立場にある。日本の学校は学習指導のみならず生徒指導も行い、子どもの発達・成長を保障する福祉的な役割も担っている。保護者がニーズを認識していない場合は特に、家庭訪問等で働きかけることができるという組織の機能を最大限に活用することも必要だ。