今日の堀川の桜


三分咲き、かなぁ。毎日蕾が大きく膨らんでいます。

私とワンコの散歩コース。


私の姉は2つ年上。

学生の頃から、持ってるお金は使ってしまうタイプ。貯金するより、お金があるなら欲しいものを買うっていうタイプ。無計画です。バイト代は使い切り、旅行代を親に借りるタイプ。


そして私はと言うと子供の頃から貯金好き。通帳を見てニンマリする子供でした。笑 旅行は自分が貯めたお金で行くタイプ。郵貯の通帳にお年玉を入金する子供でした。

つまりは全くタイプが違う2人。


姉は母の郵貯口座管理を任されていました。

私はJAの口座、そして売買した家に関わる諸手続きや入金と支払い、母の確定申告、相続の手続き全般を受け持ちました。


姉が管理していた母の口座、残金は数百円にはなるまで引き出していました。私には全く内緒で。私には1円も渡すこともなく。


私は全く誰に聞かれてもいいように母の通帳に使った費用の内訳を手書きし、渡すお金も姉と私はきっちり2分の1ずつ、を貫きました。自分のためにだけ使うことは無く、姉と私は1/2ずつ。


わかります?

私は自分がもらえるはずの郵貯のお金が貰えなかったことを怒っているのではなく、

姉の、母のお金をこんなにも使っていたことを私には今の今まで隠して自分で全部使っていたことに妹の私は失望というかショック。

姉の言い分は、母のためにも支払いしたし、実家までの高速代もかかったし、と言ってました。でもね、じゃあ私は?私は実家までの距離は姉の半分だけど回数は倍通ってたよ。でも一円も郵貯からもらったことはない。残高も何度か聞いたけど教えてくれなかった。で、死亡したので手続きをする今になって、最後の一冊でこの一年半の入出金を通帳で初めて見た。


大谷くんと水原くんの事件での、大谷くんのコメントのようなもの。

ショックという言葉では言い表せない。

ま、金額は大谷くんとは比べようも無く違うんだけどね。あんな50万ドルを数回、なんて振り込めるような残高では決してない。笑


お金にルーズな人は、こうなんだ。あー、やっぱりそうなんだ。

妹を思うこともなく、この口座のお金は自分が全部使っていいお金、としか思っていないんだ。あー、そうなんだぁ・・・

もちろん母のために使ったこともあったとは思う。でもね。


お金って、たとえそれが親のお金でも、任せられたら自由に使えるお金だと都合よく考えるんだね。夫婦2人で新しく買った車のローン代にしたのか購入したバイク代にしたのか、はたまた食事代にしたのか知らないけど。いくら使ったのかも知らない。

キャッシュカードは夫が無くしたといっていたから、夫のお小遣いになっていたのかもしれない。


母のお金なのに。

そもそも預けられた当初いくら口座にあったのかも私は知らない。過去の通帳は見せてくれたこともない。


姉と喧嘩はしたくないけど、今後仲良く付き合っていく気も失せた。


母の郵貯口座、いい金づるって言うか、妹である私には内緒で毎月使ってたんだね。この数年は毎月入金があると引き出していて、ちょっとしたお小遣いだったね。


お母さんが頑張って貯めたお金だったのに。あの夫婦はこれまで毎月使ってたんだなぁ。私が何度か残高聞いても言わなかったわけだ。


もう情けなくて、これが自分の身内なのかと。 もちろん何千万円もあったはずもない、少額だったかもしれない、数十万なのか数百万なのか知らない。千円以下になるまで使ってた。そうか、母が預けたんだから、好きに使いなさいだと渡したかもしれない。そうなのかも。


姉はそれをそのまま使うタイプなんですよ。この口座、毎月少額の定期的な入金もあって、それまでも毎月下ろしてた。夫婦で。


妹である私には100%内緒。それが悲しい。

お金を返せとか、半分よこせとか、そんなこと言わない。隠していた、毎月使っていた、それも高速道路代以上に。妹に隠して。


身内でもお金が絡むともめるとはよく聞く。うちはもめないけど、失望した。


もう付き合わなくてもいいかな、こんな姉夫婦と。


そう思った。そんな時に、オーストラリアの友人から私のメールへの返信が届いた。我が家にホームステイしていたこともある彼女へメールをした私への返信。


姉夫婦のことでショックなままに読んだ英文メールがもう優しくて嬉しくて、

私は号泣してしまった。声をあげて泣いた。わーわー、うるさかったかな、わんこたちには。


あんなに心配してくれる友人と、姉への失望とごちゃごちゃになって、泣けた。


まだ返事してない。

英文レターなので、集中して書かないと、と思うと先延ばしにして数日経った。

今週末までにはなんとか返信したい。

会いたいなあ、このオーストラリアの友人に。夫もとても優しい人だった。一度だけ会ったけど、遊びに行ったのはもう25年くらい前の話。


近くの身内より遠くの友人の方が、私に寄り添ってくれた。タイミングがいい。

声をあげて泣いたのは、母の送る会の最後の時以来だった。思い出しても目が潤む。


姉夫婦と距離を置くことにしよう。


私の誠意と姉夫婦の誠意は違っていたらしい、姉は悪い人ではないがルーズなだけ。


今週は月組の観劇が一回ある。

月城かなとさんを見送るために、最後の観劇する公演。今、宝塚ニュースをチラ見しながら、楽しみにしている。


美しい男役、月城さん、初日が開けました。根性悪の芹香と違い、優しい人。本科生の時からそうだった。


何か楽しいことがあれば苦しいことも忘れていける。わんこを見送ってから、オーストラリアにもゆっくり行きたい。