毎夜、月を見上げることが習慣になっています
1日の終わりに
歩きながら見上げたり、
車の中から探したり。
ぼんやりと何も考えずに
美しさに惹かれる時もあれば、
心を研ぎ澄ます時間に当てたり。
新しい月の始め。
商売をしている人なら1日の夜中からお参りに行くでしょ。
私は月にお祈りをします。
また新しい月。
自分の気持ちを整え
前へ前へと進み成長できるように
見守っていて欲しいと願います。
向かう方へ
気持ちは美しく進んで行きたいと願います。
私の憧れのエステシャン
HIME先生のブログにとても素敵な物語が
載っていました。
20歳の時、
パパさんとイギリスに行った時。
初めての土地で
常にパパさんの影に隠れて行動するHIME先生に
「ひとりで食事をしに行って、
地下鉄に乗ってホテルに帰っておいで」
と言われます。
心細い異国の地で
泣きそうになりながらHIME先生は
それを実行されます。
そして無事に帰られ
待っていたパパさんの言葉。
「自分を語れる人間になれ、お前はオレの飾りじゃない。オレはお前が本気だしたらどんなけすごい奴か知ってる」
このお話し。
とても感動しました。
平坦な道のりを選ぶことは容易いけれど、
様々な局面を越えてきた後ろには
自分の物語がドラマチックに
足跡を残している。
あえて
リスクのあることにチャレンジしたり、
未知の自分を創り出すことを恐れない。
そして
前に進めるように背中を押してくれる人が、
側にいて見守っていてくれることが
どれほど貴重で愛おしい存在なのか。
だから人は前に進んでいけるもの。
自分にとって大切な人であれば
困難な道のりはできるだけ
避けて欲しいと思うもの。
でも
愛情の形はそれだけだけではない。
誰でも
自分の道を開いて歩いていける。
私も
振り返った時に
自分の物語を語れる人になりたい。
物語はこの先も
ずっと続いていくから。