【回想】17w4d 5/29入院初日 | よんよんのブログ

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流産や死産の話も含まれるため、苦手な方は読まないでください。
2018.06.22スタート。この日より前の記録には【回想】表示してます。

5/29 入院
武蔵小杉へ。

通勤のピークは過ぎた時間帯だったけど

まだまだ混んでいた。

立ちはさすがに辛いのでグリーン車に乗った。

 

はぐくみ母子クリニックに到着して

受付で書類を渡す。

呼ばれるまで待つように言われ

診察室の前の椅子で待つ。

 

ほどなくして呼ばれて診察室に入る。

まだ実感はわかない。

胎盤の位置を確認するため、エコーを見る。

エコーの詳細は教えてもらえない。

そのまま内診。

さらっと終わった。

その後、病室に案内される。

 

まだ個室が開かないので

お昼まで大部屋のベッドを使ってくださいと言われる。

どうやら、さっきの内診のときに

もうすでにラミナリアを入れていたようだ。

入れたんだからどうかわからないくらいあっさり。

 

まだ、無痛処置の準備などは何もしていない。

ただラミナリアを入れただけ。

まだまだ至って普通。いつも通り。

自分のパジャマに着替える用意言われたので着替える。

処置のときは病院で用意された服を着ると思っていたので

パジャマはマイしか持ってきてなかった。

明日来るときにパジャマ1着持ってきてと、旦那にLINEを入れる。

 

 

お向かいのベッドの人の旦那さんとお母さんみたいな人が

良くしゃべっている。

 

うちも両親、義両親、旦那と長男が

きっとどこに入院していても見舞いに来るので

入院時にやはり大部屋だと

小声で話していても周りに人は騒がしいだろう。

 

もともと個室希望ではあったけど

FMCのカウンセラーさんにも

「処置後、自分の気持ちと向き合うために個室をおすすめします。

 大部屋で赤ちゃんの泣き声とか聞いてたら辛くなる人もいるので。」

と言われていた。

いろんな意味で、個室にして良かった。

というか、今後も個室以外の選択肢はあり得ないな。

 

 

お昼前くらいになってやっと個室の清掃が終わり、部屋に入る。

気を使ってくれたのか一番奥の部屋。


荷物を置いたら分娩室に案内された。

点滴用の針を左腕に、無痛分娩用の管を背中に入れる。

 

点滴用の針

やわらかいので普通に動いてOKと言われても痛い。

 

背中の局所麻酔の注射が怖くてまた騒ぐが

これをやらないと無痛できないよ!!と助産師さんと先生に怒られる。

「我慢してね~動くと危ないから」

と先生に言われ

「私、我慢できますかね?」

と、めんどくさい質問をして

大丈夫だと思うけど~頑張って~

と言われながら、局麻をする。

これはきっと

一般的には痛くないの部類に入ると思う。

私は少し泣いてしまったが。

 

その後、硬膜外麻酔のためのチューブを挿入していく。

チューブが入っていく感覚がものすごくて

違和感とチューブが入っていく時の先端の部分?が痛かった。

背中の挿入部分は痛くなかったけど

太もも?おしり?とか

あまり正しい場所は分からなかったけど痛かった。

すごくすごく痛かったわけではないけど

点滴からチューブ挿入まで泣きながら我慢する。

 


その後、背中からの痛み止め(麻酔)を入れる。

テスト用とのこと。

アナペインという薬らしい。

まあ注射剤は病院勤めではないため全然わからないから

聞いたこともなかったけど。

良く使う薬らしい。

 

その痛みどめを1本注入した後

ラミナリアの入れ替え。

でも、もともと麻酔が効きづらい私は

朝よりも本数が増えたラミナリアの挿入時は

やはり痛みを感じて騒ぐ。

息が止まるほど、挿入中は気持ちが悪い。

痛いというか、押される感じ。

いや、痛いな。痛いいたい。

あと○本だよ~と言われながら必死に耐える。

 

挿入が終わり、麻酔が切れるまで分娩室で待機。

もう14時を回っているので、お昼御飯が分娩室に運ばれてきた。

 

婦人科の食事にしてはかなりボリューミーだった。

チキン南蛮定食という感じ(イメージは大戸屋)。

頑張って残さないように全部食べたらお腹がきつかった。

 

その後、助産師さんが呼びに来るまで

永遠と分娩台に寝ていたが

やっとお部屋に帰れることに。

 

15時過ぎくらいだった。

 

まだ点滴と背中のチューブの違和感があり

横になりたいけど、寝るに寝れないため

16時ころから相棒を見る。

 


夕方またラミナリアの入れ替えをする。

18時くらい分娩室に呼ばれる。

お昼に使った痛み止めは1本入れ

間隔がなくなっているかどうかのテストとして

アイスノンを足と腰に当てられる。

 

「冷たっ!!!!!」

 

やはり1本ではまったく効いていない。

ので、もう1本追加。

 

痛み止めを2本使うが、やっぱり痛い。

お昼と変わらない。

痛いような気持ち悪いような感覚がある。

とにかく我慢できず騒ぐ。

泣きながらラミナリアの入れ替えをする。

麻酔してるんだから、痛いわけじゃないんだきっと!

と、精一杯自分に言い聞かせて。

 


ただ、痛みはなくとも身体としては痛いことをされているわけで

血圧が100を切る。。

まあもともとそんなに高くないので驚きはしないけど…

麻酔が切れかかってきて、部屋に帰ろうと分娩台から降り

荷物を置いてある机まで歩いたら、急に具合が悪くなった。

めまいで立てなくなって、車いすを持ってきてもらって

スタッフさんたち(助産師さんと看護士さんであろう)に乗せられた。

が、首も安定しないし、具合がどんどん悪くなる。

顔色もどんどん悪くなる。起きてられない。

結局、分娩台に戻され点滴を再開。

点滴再開時、スタッフさんが加減を間違えて

とんでもなく痛くて騒ぐ

指に酸素分圧を測るクリップをつけられて様子を見ることに。

 

血圧は80台まで下がり、しばらく分娩台で過ごした。

21時販を回っていたと思う。

結局、少し回復してきたところで

お昼に続き、夕ご飯を分娩台の上で食べる。

血圧を上げたいので無理をして食べるが

やはりボリューミーなため、残してしまう。

ほぼベジタリアンの私が

具合が悪い時に間食できる代物ではないのだ。

 

 

その後、念のため車いすでお部屋に戻った。

背中にチューブも入っているし

シャワーはなし。

というか、22時を回っているため

共用のシャワーももうやってない。

 

 

腕も背中もまだまだ違和感があって痛い。

本当にみんなこんなんして痛くないと思っているのか

とても疑問に思った。

 

上を向いて寝ても痛いし

なんとなく左腕をかばっているので

左を下にしても眠れない。

右を下にして寝るしかない。

 

こんな状態では持ってきた本なんて読んでられん!

とりあえず、朝から動いていて疲れたので

ベッドで横になることにした。

 

でも結局、腕が背中が気になって

疲れているのでうとうとはするが

寝ては起き、寝ては起きを繰り返し、あまり眠れなかった。

 

 

本当は明日に備えて寝なきゃいけないのに。

 

まだまだ実感はない。

現実味がない。

ほんとにこのまま明日って来るのかな?

 

でもすべては「明日」で終わりなんだ。

痛い思いするのも。妊婦生活も。この入院も。

妊娠が分かってから、とても大切にしてきた時間が。

 

今日がお腹にいてくれる最後の夜なんだ。

一緒にくっついていられる最後の時間なんだ。

 

こんなに大切にしてきたのに。

 

 

そう思うとさらに眠れなくなった。