こんにちは。
整形手術をする人は誰でも綺麗になるために手術すると思います。
手術で綺麗になっても傷跡が残れば満足度が低くなってしまいます。
皮膚の状態や体質は人によって違うため回復期間にも差があります。
この回復期間に傷跡をしっかりケアすれば傷跡を残さず満足な結果を得られるため
今日は切開リフト(アップリフティング)後の傷跡管理と軟膏の塗り方についてお教えします。
アップリフティングは耳の前のもみあげの下に切開ラインが入ります。
切開をすると元々くっついていた組織が分離され傷を縫合した部位はその後、細胞が増殖する過程に入ります。
傷跡が出来る原因と過程
私たちの体は傷ができると早く治すために細胞をたくさん増殖します。
手術後2週間〜1ヶ月が最も細胞が増殖する時期で
この時期は肌が赤くなり切開部位が盛り上がります。
私たちの体が傷が治ったと判断すれば安定期に差し掛かります。
この時、早くに増殖していた細胞が鎮まるにつれて
赤かった皮膚の色も薄くなり、盛り上がっていた部分もおさまってきます。
通常、手術後1〜2ヶ月が最も傷が目立ち、そこからだんだん落ち着き始めます。
皮膚の回復速度や体質は人によって違うためだいたい手術後6ヶ月〜1年が安定期だと言えます。
これが傷がひどくなってから治まる過程です。
手術後初期と抜糸後、ちょうど傷痕が出来始める時期にしっかりケアをすることが傷跡を残さないためにはとても重要です。
アップリフティング後の管理法
1. 傷跡軟膏を塗ります。
抜糸が済んで傷口が治ったら、傷跡に専用の軟膏を塗らなければなりません。
傷口を治療するための軟膏と傷跡軟膏は異なります。
傷跡軟膏は細胞が増殖し傷が盛り上がるのを圧迫し抑えてくれる効果がある軟膏で、
抜糸後、傷が完全に治った状態で使用しなければなりません。
2. テーピングで傷の広がりを防止します。
手術の際にスマス層と皮膚層を引き上げて縫合しますが、このとき皮膚がたるんで広がるのをしっかり抑えないと傷跡が残りやすくなってしまいます。
切開部位に紙テープを小さく切り、傷を集めるように貼ってあげるとテープが傷の広がりを防いでくれ、傷痕が広くなることを防止しします。
テープを貼るのが煩しい方は、傷跡シート(シリコン材質のシート)を切開部位の上に貼れば紙テープを貼るのと同じ効果が得られます。
3. 日焼け止めで紫外線を遮断します。
手術後弱っている皮膚は紫外線をたくさん浴びると
色素沈着を起こす可能性があります。
そのため手術後、外出の際は必ず日焼け止めを塗ることが傷跡予防に効果的です。
ヨンセUP整形外科では
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個人に合わせたピッタリの手術法で安全に細かく手術し
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