こんにちは。爆  笑飛び出すハート
今回は休暇で娘とイスタンブールへ行って来ました。
以前からイスタンブールに行くことが人生でしたいことの一つでした。
とても期待して行きましたが、本で見ていた写真と現地で直接見たものは比べものになりませんでした。ものすごい歴史都市を見て来たという感動が帰国して1週間経った今もまだ残っています。おねがい
 

 
色々行きましたが、なかでも1番感動した場所は聖ソフィア大聖堂です。
聖ソフィア大聖堂は東ローマ帝国のときの名前で、トゥルキエ·イスラムに征服されてからはモスク(イスラム教の礼拝堂)として使われました。
今もモスクとして利用されているため正確にはアヤソフィア・ジャーミーです。
ジャミーとはイスラム寺院を意味するトュルキエの言葉で「ひざまずいて敬拝する所」という意味です。

 
 
訪れる前は、もともと聖ソフィア大聖堂だったので本来の名前を維持するべきだと思っていましたが 1453年にイスラム教が東ローマ帝国を滅亡させた後、モスクとして500年以上利用しながら補修管理を着実に行い、構造も大きく変更してきたためこれからはイスラムの建築物だと認めるべきなんだなぁ、と今回の旅行を通じて思うようになりました。
 
 

 
アヤソフィアの1階はイスラムの礼拝スペースのため観光客は入れません。
その事実を知った瞬間、とても虚しく腹も立ちましたが
アヤ·ソフィアはもう厳然たるトルコ人のものだという明らかな事実を認めてからは心が落ち着いて中央に位置した聖母マリアと赤ん坊のイエスのモザイク画を見ながら、
そんなことは重要ではなく、常に私たち人類のそばにイエス様が一緒にいてくださったんだと気づいてからは些細な問題に感じられるようになりました。
 

 
このモザイク画は、1階に入るすべてのイスラム教に正面から見えるため、現在は幕で隠されています。2階の移動経路の一番端から見たところで、その一部だけが見えるだけです。このモザイク画は、聖堂を作ってから今に至るまで存在してきました。
聖堂が初めて作られ、東ローマ帝国の繁栄と十字軍戦争の時のようなキリスト教勢力から受けた大略奪、そして東ローマ帝国が滅亡し結局、キリスト教最大の聖堂がイスラムモスクに変貌しても、常にその場に位置していました。
人類のすべての喜怒哀楽を共にする聖母マリアと、その腕の中で人類を見守っている赤ん坊のイエス様の存在を これより強烈に感じさせてくれる芸術作品は存在しないと思います。

 
 

期待が大きかっただけに感動と余韻がたくさん残る旅行でした。 次の休暇ももっと多くの場所を旅行したいと思いました。ニコニコ