こんにちは!
真心をお届けする歯科、韓国の金浦空港付近に位置する

延世ヒール歯科です。

これまでインプラントに関するお話を、包み隠さずお伝えしてきました。
本日は、上顎洞挙上術を受けた後に起こり得る副作用についてお話ししたいと思います。

 

 

今回の内容も動画でご用意しておりますので、動画の方が見やすい方はぜひご覧ください。

(日本語字幕も後ほど追加される予定です。)

 

 

上顎洞とは一体何?

 

 

 

上顎洞とは、頬骨の内側にある、鼻と上あごの骨の間に存在する空洞のことをいいます。

ご高齢の方や、炎症などが原因で歯をすべて失った後、適切な処置を行わずにいると、下の映像のように時間が経つにつれて歯ぐきの骨が少しずつ吸収されていきます。


一方で、上顎洞は風船に空気が入るように、少しずつ広がっていきます。
そのため、上あごの奥歯部分にある骨は、上顎洞の拡大に伴って徐々に薄くなっていきます。

このような患者様にインプラントをしっかりと埋入するためには、インプラントを安定して固定できる骨が必要です。

この骨がどんどん薄くなると、インプラント治療は非常に難しくなります。


 


すでに骨が失われている患者様の場合、その骨を補うために、上顎洞の膜を上に持ち上げ、できた空間に骨を移植する必要があります。

このように、インプラントを埋入するためのスペースを作る処置が、上顎洞挙上術です。

 

 

ひと目でわかる上顎洞挙上術の副作用

 

 

 

上顎洞挙上術の副作用には、軽度のものと注意が必要なものがあります。
わかりやすく整理すると、以下のようになります。

 

 

上顎洞挙上術の主な副作用

 

軽度の副作用:出血、腫れ、痛みなどがありますが、ほとんどの場合は時間の経過とともに回復します。

【重度の副作用】
穿孔:上顎洞の膜に小さな穴が開くことがあります。小さな穿孔であれば自然に治癒することもありますが、大きな穿孔が起こった場合は、手術方法が変わることがあります。

上顎洞炎:骨移植後に腫れや強い痛み、鼻づまり、嘔吐などを伴う場合、急性上顎洞炎の可能性が高くなります。放置すると、移植した骨が失われたり、炎症が周囲に広がったりするリスクがあります。

骨移植材の消失:上顎洞の炎症が悪化すると、移植した骨が吸収され、インプラントが脱落することがあります。また、インプラントが上顎洞内に入り込んでしまうと、取り出すのが非常に難しくなります。

 

 

 

 

骨移植を行うためには、骨に窓を開けて上顎洞の粘膜を持ち上げる必要があります。
この際、上顎洞の粘膜に穴が開いたり、裂けたりすることがあります。これは35%以上の確率で起こることもある、比較的よく見られる副作用です。

穿孔部分が小さければ大きな問題にならず、自然に治ることもあります。
しかし、穿孔が大きく起こった場合は、手術方法を少し変更しなければならないことがあります。

そのため、経験の豊富な手術専門の歯科医院で治療を受けることが助けになる場合があります。

 

 

© CoolPubilcDomains, 出典 OGQ
 

上顎洞挙上術による骨移植後に、歯ぐきが腫れたり、強い痛みを感じたりする場合でも、薬を服用して安静にしていれば改善することも多くあります。

しかし、痛みがなかなか治まらず継続したり、腫れ、鼻づまり、嘔吐などの症状がある場合は、急性上顎洞炎が起きている可能性が高いです。
 

 

© CoolPubilcDomains, 出典 OGQ

 

原因はさまざまですが、多くの場合は細菌が増殖して感染を起こすことで発生します。

この状態を放置してしまうと、移植した骨がすべて失われるだけでなく、炎症が前頭洞、蝶形骨洞、篩骨洞、副鼻腔へと広がってしまうことがあります。

そうなると、本当に危険です。
そのため、このような症状がある場合は、できるだけ早く治療を受けた医院へご来院いただくことをおすすめします。

ただし、特に大きな問題がない場合であれば、たとえ上顎洞の感染が起きたとしても、適切な処置を受けることで、多くの場合は1〜2週間ほどで痛みが落ち着いていきます。

過度に心配しすぎる必要はありません。

 



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最後に、上顎洞の骨移植後に上顎洞の炎症が悪化すると、骨移植材が完全に失われてしまうことがあります。

このとき、骨がすべてなくなってしまうと、埋入したインプラントも感染し、脱落する可能性があります。

インプラントが上顎洞の中に入り込んでしまうと、取り出すのは非常に難しく、手術に慣れていない場合は、歯科医師にとっても対応が難しいケースになり得ます。

これは、骨が非常に薄い場合に起こる可能性が高い副作用です。

 

そのため、まず骨移植を行い、しっかりと骨が安定してからインプラントを埋入するというように、段階を分けて慎重に治療を進めることも良い方法です。

時間的に急いで進めるよりも、患者様の解剖学的な状態に合わせた治療計画を立てることが何より大切です。

このように、上顎洞の骨移植を大きく行った後は、注意事項をしっかり守っていただくことも重要です。

そうすることで、大きな副作用を自ら招くことなく、スムーズに回復へ向かうことができます。


 


通常、上顎洞インプラントの場合でも、ほかのインプラントと比べて大きく異なる注意点があるわけではありません。

ただし、鼻の近くにある副鼻腔に対する手術を追加で行った状態と同じですので、骨移植を多く行った場合は、鼻を強くかんだり、鼻周辺に強い圧力をかけたりしてはいけません。

たとえば、強く咳をした場合でも、内側の圧力が高くなり、薄い上顎洞の膜が破れてしまうことがあります。

 

このようなとき、無理に鼻をふさいで咳を我慢すると、内部の圧力がさらに上がってしまい、かえって良くありません。くしゃみが出そうなときは口を開け、口から圧が逃げるようにして咳やくしゃみをするようにしてください。

 

 



最後に、粘膜や骨移植材が安定するまでの2〜3週間ほどは、ストローで飲み物を飲むことも控えていただくのが安心です。

また、医師や医療スタッフが気づかないほどの、ごく小さな微細な穿孔が生じた場合、鼻血が出ることがあります。その際は、ティッシュで軽く拭き取り、鼻を軽く押さえて、血が止まるまでお待ちください。

 

上顎洞挙上術が必要な場合は、まず明確な治療計画を立てることが大切です。

 

 

 

 

「上顎洞挙上術が必要です」と言われても、それが難しいケースなのか、比較的簡単なケースなのか、ご自身では判断しにくい場合が多いです。

そのようなときは、カウンセリングの際に、上顎洞周囲にどのくらい骨が残っているのか、上顎洞挙上術の難易度がどの程度なのかを、担当の歯科医師としっかり相談することが必ず必要です。

延世ヒール歯科では、上顎洞挙上術が必要な患者様に対して、明確な治療計画を立てたうえで、残っている骨の量や治療の進行過程を透明にお伝えし、患者様の不安を少しでも減らせるよう努めています。

上顎洞挙上術を受けたばかりで、帰宅後に痛みが出たり鼻血が出たりすると、「上顎洞挙上術が失敗したのではないか」と不安になる方も多いです。

本日、延世ヒル歯科がお伝えした内容をゆっくり読んでいただき、少しでも落ち着いた気持ちで回復に専念していただければと思います。

 

 

患者様に最高の結果をお届けするヨンセヒール歯科です。