腹が立つと、思わず言いたくなる「悪口」
言ってもいいと思うんです。けれども「言い方」があると思うんですね。私が感じた「貴重な意見」を、ただの「悪口」で終わらせるのはもったいないですし。
そこで、いつも実行している「悪口の伝え方」をご紹介します。
陰で言うと、タダの「陰口」
悪口を、陰で言うとタダの「陰口」……それじゃ、相手は変わらないし、周囲も気分が悪い。
だから私は、悪口を本人に直接言います
けれども、私の「貴重な意見」が正確に伝わらないとねぇ……そのために、こんな工夫をしていますよ。
理論的に言って、他人を巻き込む
悪口を「1対1」の時に伝えると、後々「言った」「言わない」のバトルになります。
それって理論的じゃないし、面白くないでしょ?
だから、他人がいる時に、冷静に、客観的に、裏表なく言います。
「いや~、ごめんね~、悪いんだけどさ~」とか、前置きしたり。相手の意見も聞きますよ。そこで、相手が感情的になれば……あとは周囲の人が判断してくれます。
陰で悪いうわさを流される……ありますね~。けれども、正しいことをしていれば、いつかは「アレはウソ」って伝わるものなんです。数年かかるかもしれませんけど
私の場合、その「うわさ」がウソだとばれて、相手が退職したことがありました。陰で他の社員が「アレはウソだった」と広めてくれていたんです。
こんな感じで、同僚を「神様」「仏様」にするのも、日頃の行い次第。
「理論的に言って、他人を巻き込む」……大切ですよ~
他人事ではなく「自分事」と分かってもらう
その人が目指すところが「私利・私欲」だった場合。
巻き込まれると「ウチラが損する」というのを、分かりやすく共有するのも大切です。
その業務、そんなに難しくないよね。引き継がないのは「私が無能だってばれたら、この会社にいられなくなる」と思っているからですよ~。だから周囲に仕事を渡さないし、仕事出来る人をいじめるんですよ~。
……って事が、ありました。
その時はまず、私が完全に業務遂行できるように、こっそり勉強。その情報をマニュアル化して公開・共有したんです。
そうしたら……まず他の社員が「私、いじめられるかも」「あんな難しいこと、私は出来ない」と思って縮んでいた、ということに気が付きました。
けれども「業務で困ることはない」「誰でも出来る」と分かったわけですよ。オフィスが明るくなって、風通しが良くなり……
その人、居場所がなくなって退職しました。
あれ?私がイヤな人ですか?
いやいや、めちゃめちゃ感謝されましたから「正しいことをした」と思っていますよ~
一時の感情に任せて「陰口」を言いまくっても、何も解決しません。それじゃ、相手と同じレベルのまま。
そこから一歩進んで「こんなイヤな思いしたんだから、何か掴んで立ち上がらないと💢」と考えて、色々行動するのも面白いですよ