2.振り返り:CLL診断後の転院まで
23年3月にCLL(慢性リンパ性白血病)と診断されウォッチ&ウエイトとなり(診断時の白血球数は11,100でリンパ球数は5,900)6月の再検査もあまり変化はなかった。というか少し減った。が、これは4月に手術をした影響と思われる。実は別の癌にも罹っているのである。その後、そのもう一方の癌の検査で7月に別の科に行った。すると主治医が「わたしゃ別の病院に移るから転院してくれ」との事。なんで院内で引き継ぎしないのか疑問だったけれど、なんか事情があるんでしょう、訊いたところで本当の事は教えてもらえないだろうから諾とした。 となるとCLLだけこちらでは面倒くさい。一緒に転院することにした。どこが良いかと調べる。調べた所、CLLは日本に2,000人しか患者がいないらしい。ならば経験が重要だろう。日本最強と思しき病院に転院することにした。どこが最強かは読者様方で思いを巡らせていただきたい。 転院すると、PET/CTを撮ってみましょうとの事。私はPETを受けるのが夢だったので非常に嬉しかった。PETは理解が合ってるかどうか知らないけど、その昔読んだ資料によると放射性同位元素を注射して血管を通して体中に行き渡らせ崩壊させる。すると放射能が発生するからそれをモニタリングする。問題個所は放射能が発生しないから病気が分かるみたいな仕組みと理解していた。ついでを言うともう一つ受けたい検査がfMRI。昔、阪大の7テスラの機械を使用した実験映像を見たとき感激した。いつか受ける日がくるだろうか。ともあれ、PETの結果は問題なし。これが23年11月。白血球、リンパ球もほぼほぼ変わりなかった。