同じ悪い事象が起きても、自分は運がいいと思って(あえて勘違いして)生きている人は、「運のいい自分にとって、こんなはずはない。次はココをこう直して再チャレンジしよう!」と、失敗したことも次回は成し遂げる自分をイメージ出来る。

それに対して、自分は運が悪いと決めつけて生きている人は、失敗すると、「自分がこれだけ頑張ったのに駄目だった。ヤッパリ、世の中って不公平なんだ!!」と、自分の創意工夫や根気の無さを省みるのではなく、すぐ世の中や他者に失敗の責任を求めてしまう。

ね、解釈次第でこの二つの考えは、大きく違って来てしまう。

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世之介が世之介たる生きてこれたのは、
一度くらい振られても、「そりゃそうだよね」と、振られて当たり前という考えが頭にあるから、失敗も気にかけず、すぐ次の女性に気を向けられた。

しかし、自分が傷つくことを極端に恐れる男性は、相性がたまたま合わなくて振られただけかもしれないのに、「ああ、ヤッパリ振られた。俺なんて世の女性に決して受け入れてもらえない男なんだ!!」と、一度振られただけなのに決めつけて、消極的に生きていってしまう。
「ヤッパリ恋愛なんてコスパもタイパも悪すぎる!!!」とね。

俺は面白すぎるとしか思えないけど、
だから、そんなこと言ってないで、
一度まったく根拠のない自信を持って、そうだな、そんな風に考えて生きている人のマネを、出来たらそういう人に連れて行ってもらって行動してみればいいんだよ!

オオゥ、それでサラリーマン成りたての頃の新人研修を思い出したよ。

前に、就活もロクにせずに、昭和時代のワープロやFAXを売るOA販売会社に就職した話を書いた。

で、まずやらされたことは、"飛び込み営業"だった。
今考えれば、それこそコスパもタイパも悪い売り方だよね。
その任された地区を片っ端からアポもなしに飛び込んで行ってOA機器を、それこそ100万以上する機器をリースでどうですか?ってね。

そんな飛び込みで来た、まだ青二才の新人サラリーマンに誰も話なんて聞いてくれないし、だから「せめてお名刺だけでも頂戴出来ませんか?」と言わされる研修だった。
そしたら、「この名刺だってタダじゃないんだ。オマエなんぞにくれてやる名刺はない、帰れ帰れ!」と言われるのが関の山。

それで名刺も貰えず会社に戻ってこようものなら、「何をやってるんだこの給料泥棒!!」となじられるわけさ。
パワハラ、セクハラなんて便利で金科玉条の無い昭和時代だからね。

俺なんか、言われっぱなしは悔しいからさ、「じゃあやって見せてくださいよ!」的なことを言ってみた。

そこで俺のヒーローが登場して、「俺について来い!」と一人の先輩サラリーマンが言ってくれたわけ。それで同じ飛び込みでも、へこたれないメンタルと話を聞いてもらえる話術を教わった。

もちろん、その話術はすぐ女性にも発揮したよ。一度、こう言われた。
「ホント、アナタって口が上手いわねえ、てか、手も速い?!
えっ私、服ももう脱いでる???」

コレだけでも今思えば十分ツイてるよね。でも、これも世之介が食って掛かったからこその、玉砕覚悟の破れかぶれをしたからこその産物で、もしかしたら、「だったらクビっ!」で終わるだけの話だったかもしれない。

しかし、その先輩は「イキのいい、面白い奴が入ってきた」と良く解釈してくれた。
それで、生き延びられた。で、その後、その販売会社の加盟店の管理部門の担当になり、自分で飛び込みしなくて済むようになり、売り上げだけ伸びた。

うわー、今こうして仕事のことだけ書いてみてもツキしかなかったな俺の人生?!

感謝感激雨あられ!
ホントに本当にありがとうございます!
感激申し上げます!!