録りためてたの一気に観たけど、なるほど今現在、恋愛に至るのはホント大変だと思った。

愛がない、アイ(見る目)がない、アイ(自分)がない3人の33歳の男たちに同じく3人の女性が絡んで3様の恋愛事情を見せてくれるんだけど、

恋愛って、
まず熱量が必要だし、
気遣い思いやりが必要だし、
タイミングも必要だ。

つまり、気力体力が必要だし、引き寄せ合う運も必要だ。

この3つをお互いにバランスよく持てて成立するイベントだから、その前に仕事で疲弊してしまってる日本人にはかなりハードルが高いと思ってしまった。

いや、女王の教室などの代表作がある遊川和彦さんのオリジナル脚本だから、恋愛にリアル感があって見ごたえは間違いないんだけど、ドラマだからそれなりに話が行ったり来たりしつつも進むけど、現実的には途中で萎える男女ばかりなんだと思う。

ドラマでも言われてるが、
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2022年7月、東京大学の研究者が20~49歳の男女8000人に行なったオンライン調査によれば、20代男性の性交渉未経験率は43%だった。
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というデータがある。
おいおい、こんな国って日本だけの話なのか、世界的にそうなのか?
もはや国家として成り立たないし、日本人自体が絶滅危惧種なんじゃないのか?

たぶんだが、何を言われようとまず異性に関心がない。優先順位はニの次三の次だろう。
恋愛対象が現れたとしても、ドラマでも本郷奏多が口にするが、
「なんでここまで、気を使って優しくしなけりゃいけないんだ。それならうちに居て、一人で好きなことをやってるほうがよっぽどいい」とね。

これから近づくバレンタインデーも、もはや義理チョコさえも減少傾向にあり、自分へのご褒美として買うのが、主流になりつつあるとも聞く。

恋愛するには、経済的にも精神的にもゆとりがあって、初めて成り立つ。その余裕がないのに、まして成就継続するには時間もお金もかかりすぎる・・・。

俺はどうしてたんだと首をかしげたくもなる。いや、俺の若い頃も確かに金はなかったけど、恋愛のハードルは高くはなかった。金はなくてもないなりにデートはいそしんでた。そうなると、時代背景も大きいのだろう。

はあ。
次回の第四話は、「恋愛には勢いも大事!」という話が出てくるようで、
うーん、恋愛より友情というドラマよりは恋愛したくなるドラマであってほしい。

映画「私をスキーに連れてって」で、原田知世を真似して白いスキーウエアの女の子とそれに群がる男たちの姿は、同じ日本のお話なのでありましょうか?

もはや、スキーもスノーボードも廃れるのみ。