哀悼:三沢光晴 | 世之介@仙台東口周辺

哀悼:三沢光晴

三沢光晴というひとりの格闘家がリングで逝ってしまった。

波紋を呼びそうな死だと思う。

実は、
90年代以降の「三沢光晴」をよく知らない。

プロレスが「格闘技」になっていったあたりから見なくなってしまった。

80年代までは、ビデオにとって見ていた。
ベストバウトは保存版にしたり。

そう、
私が好きだったのは、「エンタテイメント」であって、「真剣勝負」ではなかった。
セメントは、因縁の対決でやるもので、普段はショーだった。
だからある意味、安心して楽しめた。

「真剣勝負」をやるなら相手の技をうけずに、一撃必殺で倒せばいい。
でも、
それでは試合としてつまらない。

だから、
真剣勝負なのに相手の技をうける。

これは「ショー」として相手の技をうけることよりも、はるかに危険度が上がる。
見せる技と決める技では、スピードも重さもまったく別物だからだ。

素人のお前になにがわかると言われそうだが、
プロに相手をしてもらえば素人でもわかるようにやってみせてくれる。

けっきょく、
セメントとか、ガチとか言うようになってから、たまにしか見なくなった。

三沢が「二代目タイガーマスク」をやった頃が、私のプロレスファン最後の時代。
だから、
三沢が最後に好きになったプロレスラーになった。

私が好きだったプロレスは、これで本当に終わったのだろう。

衷心より哀悼の意を捧げます。