農林業 | 世之介@仙台東口周辺

農林業

国会中継ネタで、もうひとつ。

こっちも北海道ですね。
中川義雄」議員が地方に対する交付金の算定基準に、人口割りでなく面積割りをもっと活用してくれみたいなことを言ってました。
うん、私も賛成します。

昔、こういう議論を市議会でやりました。
会議録から一部を(1998/03/09予算等審査特別委員会)
 『まず、私の基本認識を述べておきたいと思いますが、大規模農業ばかりがもてはやされているような、つまり、農業の二次産業化だけが論議されるような現在の状況というものに疑問を感じています。また、林業の衰退も、林業の二次産業化ということを進めるのに急ぎ過ぎた余りの失政、失策だったのではないかなと感じております。
 21世紀における農林業というものは、環境問題であるという側面、また食糧自給という意味では国際問題であり外交問題でもあると。また、都市農林業は──林業も含めますが、都市住民の疲れた肉体や精神、心を慰撫する場として存在価値を見出せるのではないかとも考えております。以上のような認識に立って質問をさせていただきます。
 まず最初に、「仙台市の森林・林業」というパンフレットが発行されました。これは市民の皆さんにも配布されておりますが、これを見ますと、実にすごい数字が出ております。仙台市の森林の公益的機能を金額で表現すると、60.3億円、145.0億円、3.2億円、139.8億円、12.6億円、そして最後の酸素供給、大気浄化に関して355億円と。このパンフレットによりますと、仙台市民が仙台市内にお住まいになっている森林の皆様から、毎年700億円、無料で、まさしく無償でいろいろな公益的な部分を供給されておるわけでございます。これは非常にありがたいことなんでございますが、毎年700億円を無償提供していただいている森林の皆さんに対して、林業費が余りにも少ないのではないかと、ちょっと礼を欠いているのではないかなと思うんですが、市長、どのように思われておりますでしょうか。』
てな感じ。
つづきは「仙台市議会ホームページ」の会議録でどぞ。ヘ(^^ヘ)(ノ^^)ノ

民主主義というのは、人間中心の思想です。
あたりまえですね。

ですから、
実は環境問題に対しては根本的な欠点を抱えています。

つまり、
面積が広くても人がいないと「票にはならない」ということ。

民主主義は、より多い人口に向かいます。
昔の日本の政治が農業に厚かったのは農業人口が多かったからです。
わかりやすいなぁ。(^_^;

で、
産業構造が変わって、2次産業が中心になるとサラリーマンを対象にした社会党や共産党が勢力を拡大します。
実は、自民党も農林業から工業や建設業にシフトしています。

早い話、
右も左も、農林業を切ったわけです。
ま、票にならないからね。\(o ̄∇ ̄o)おいっ!

というわけで、
人口密度68人の北海道の議員が面積割りを主張するのは必然だなと。
ちなみに東京は5524人。

一票の格差が問題になりましたが、人口だけを問題にしていけば、密度の低い地域は切り捨てられることになります。

で、
こういうところが環境にとっては重要な地域になります。

珊瑚礁を守れとか言う人は多いんですけどね。
中山間地域の農業を守れとか言う人はまだ少数派。
まして、林業になると極少派。(o ̄∇ ̄o)

環境にとって本当に大きな問題なのは、珊瑚礁より里山です。
里山の背景になっている山間地域です。
中山間地域の農業や林業です。

というわけで、
予算配分を人口割りじゃなくて、面積割りにしてみると、「もうひとつの日本」の姿が見えてくるかも。