マリ 荼毘に付して2週間 | よのすけの独り言

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「欲しかった自由と時間もて余す」。。。言ってみてぇ~T_T。。。
イザその時にもて余す事のないようにボケ防止も兼ねて、独断と偏見にみちたBlogでも始め様かなと思ったDOS/V世代のじじいです。

マリが亡くなり荼毘に付して2週間
 
まだなのか、もうなのか、散歩という日課が無くなってマリが居ない事を実感しています
 
こういう記事を書くと辛いのが甦って来るかも知れないが
 
敢えて記録として残す事と、愛犬家の皆さんにこんな短期間に悲しい事が起こる事を
 
知ってもらって、最愛のワンちゃんと過ごしてもらいたいなと
 
亡くなる1ト月ちょっと前、何時もの元気で軽快なマリの足取り(病気の気配は微塵も無い)

 
9月15日
北信越方面への旅行の前日、会社でヘソ天してる時にはお腹が腫れている感じは無し
 
9月17日
白馬岩岳マウンテンリゾート、ブランコの時間調整で彼方此方うろついてから
ブランコ乗るのに並んでたら、退屈なマリはいつもの様に寝てしまいました
前日から餌をあまり食わなかったけど、いつも旅先では食が落ちる事が多く
此処での動きは少し元気が無かったけど、暑かったのでそのせいかと思ってました
今思えば、この時にはもう病魔の影響が出て来てたのかも知れません(お腹がちょっと?
 
9月18日朝にはうみてらす名立でmametaro夫妻に散歩に連れて行ってもらったりしたけど
やはり餌はあまり食わず、少し元気が無い感じはしてたけど
翌19日に旅行から帰ってきて、いつもの生活に戻ったけど何となく元気が無さそうだし
相変わらず餌の食いもあまり良くなく、よく見たらお腹が腫れている感じがするので
仕事が休みの24日に動物病院へ連れてったところ、先生がお腹を触診して肝臓が・・・
レントゲン撮って、エコーで画像を確認しながら血液検査の数値をみて
肝臓が異常に腫れてて、エコーで見た感じでは癌だろうと、肝臓癌の治癒は難しく
ここまで進んでると手術も難しく、当院としては緩和治療しか出来ないけど
どうしても高度医療を望まれるなら専門病院を紹介しますので、考えて言ってきて下さい
 
9月26日の様子、かなり胴回りが太くなってます
動物病院の説明に、はいそうですかとはなかなか言えず
専門の病院で診て貰って自分自身納得したいとの思いから、医療機関の紹介をお願いしました

紹介をお願いした病院は、日本動物高度医療センターの名古屋の施設

ここは完全予約制で提携医療機関の紹介のみ受け付けている病院
予約日時は、9月29日10時と決まりました(すぐは無理なのかよ!と思ったけど・・・)
 
9月28日
もうこの頃は動くのもかなりしんどそうで散歩出来ないのでカートに乗せての散歩
しかし会社の近くの大好きな公園は、何故だか元気が出るみたいで喜んで歩く
その時頭をよぎったのが(ひょっとしてこいつ奇跡の回復するんじゃないか)淡い期待
臨月の様なお腹を揺らして歩くけど、やはり結構しんどそうです
 
9月29日
日本動物高度医療センター
ここには全国で420名しかいない獣医腫瘍科認定医2種取得者が3名
そして全国で51名しかいない獣医腫瘍科認定医1種取得者が1名在籍しています
診察が終わって先生から説明があり、かなり進行の早い肝臓癌で間違いなさそう
かかりつけ医で撮ったレントゲンと(5日後の)今回撮ったレントゲンを見比べても
たった5日で1.5倍程の大きさになってて、これだけ進行の早いものはあまり見た事がない
エコーで見る限り膵臓にも転移が疑われる影があり治療は難しいらしく
これ以上の診断をするには、まず注射針刺しての生検だけど腫瘍がかなり肥大してて
脆くなってるので破裂する可能性があり、そうなると助ける事は出来ないし
次の段階に進んだとしてCTを撮る段階でも、高齢の上に食を取ってなくかなり弱ってる身体に
CT撮る為に全身麻酔をかけなければならず、そのまま亡くなる可能性も高く
そこまでリスクを取るのも・・・  どうしても言われればやりますがあまりお勧め出来ない
と言われ、治療に進めた場合今の姿が最後になる可能性が高く、マリに痛い思いをさせるのも
可哀想だし、このまま緩和治療で出来るだけ静かに逝かせてやった方がいいかなという
結論に至り、最後の最後まで寂しい思いをさせずに見守ってやる事に
 
で、先生に余命はどれくらいですか?と聞いたところ
「う〜ん、1日2日から2週間くらいですかねぇ」
「え、ヘタすると1日2日で逝っちゃうの! 長くて2週間かぁ・・・」
1週間前には普通に歩いてたのになぁ(涙
 
 
とにかく車でのお出かけが大好きで、特にガレージにキャンカーがあると何時も一目散に
向かって行くマリ、ほぼ動けない体になっても立ち上がりキャンカーに向かおうとします
なので少しでもその気力がある間はキャンカーで通勤し、センターシートに乗せると
如何にも嬉しそうに前方を見据えてジッとしています
9月30日会社にて、お腹もこれでもかという位に膨れてきて各内臓が圧迫されています
 
10月8日
もう破裂しそうなくらい大きなお腹
胃も圧迫されてもう何も入らない、肺も圧迫されて呼吸も苦しそうです
こんな状態で殆ど動けないのに庭へ行きたそうにしてるので庭へ出してやると
何故だか元気が出て、え、マジ、かとビックリする様に歩くんだよね
よく保護犬の譲渡条件で室内飼い以外ダメなんて言ってるけど、元来外飼いの日本犬は
外の方が嬉しいんだから、酷暑とか厳寒とか、あとワンコが中に入りたいと訴えない限り
外で好きにさせるのが一番いいと思ってる私は間違ってるのかな?
 
10月14日
まだまだ頑張るマリ、部屋の中でしんどそうにモゾモゾしてるので、
庭へ出してやったら気持ち良さそうに寝てる
 
10月18日
お腹周りは恐ろしく大きくなり、67cmを超えました
もう3週間あまり餌を食って無いのに凄い生命力です
そんなに苦しがったり、痛がったりせず、鳴く事も唸ったりもしません
ホントに大人しいいい奴です
 
しかし、10月20日昼頃に今まで鳴いた事もないのに小さい声で吠える仕草をしていると
カミさんからLINEをもらい、これはおかしいと思って慌てて仕事を切り上げ帰ったところ
やはりいつもと違う感じがして、これはダメかも知れんとカミさんに言って
マリに「もう頑張らなくていいよ、楽にしていいんだよ」と言って
私が帰って30分くらい経った頃、静かに息を引き取りました
まるで寝ている様な穏やかな顔をしています
今まで何頭もワンコを看取ってきましたが、マリは何故か特別な思い入れがあります
まだまだ元気なうちに病気で逝ってしまうのはとても残念です
でもチョット短かったけど、楽しい思い出をありがとう
 
10月22日
ピースの時にも世話になったお寺さんで、最後のお別れをしてきました
 
わざわざキャンピングカーまで買ったのに町内の役員とかコロナでまともに出掛けられず
やっとこれからだなと思った矢先だったのに・・・
少なくとも、あと2年半(マリが15歳、私が75歳)は思い出が作れるだろうと思ってた
 
でもマリは俺に頼ってたので幸せな犬生送れただろうと自負しています
 
改めて、うちの子になってくれてありがとう
 
人生設計狂った様な感じになって、もうキャンピングカー要らねーじゃん(><)