いったい何なんだ。
菅さんが守りたいこと、やりたいことは何なのだろうか?
・民主党を壊したくない
・政権を渡したくない。
  自民党に
  民主党のほかの人に
・震災の復興をしたい
・原子力発電所の事故を収拾したい
こんな順序だろうか。


もっとまじめにやって欲しい。大災害や大事故の後にこそ、政治家は、首相は、国民を勇気付け、奮い立たせるようなメッセージを発信し続けるべきだ。こんなことやってる暇はひとつもないはずだ。

何がやりたいのだ?まったく不真面目であきれてしまう。

小沢さん、鳩山さん、いい加減にして欲しい。不信任案が可決されたら自民党と一緒になって政権を維持するの?どうしたかったの?
菅さんは可決されたら解散するって言ってたんだから自民党に政権を渡すってことだ。で、党を割って自民党と連立するのか??あれほど批判してた自民党と??
自民党も自民党だ。小沢さんと連立するの??政権を取り返すならなんでもありなの??


党に対する敵対行為をしたのだから、小沢さんは即刻離党すべき。お酒飲んでカラオケ行ってる場合か?

菅さんも辞めるって言いながらいつ辞めるとは言ってない、とか言ってる場合か??
すぐにやめる人が責任持って政策を実行できるの?他国の首脳と何か約束とかできるの?

真面目にやれコラ!

混乱覚悟で解散するしかないのかな?それとも何か妙案でもないか??誰か真面目に日本のことを考えられる政治家はいないのか??
今だ福島の原発は収束しそうになく、余震も続き混乱が続いている。今回の天災はあまりにも甚大で影響もまだ分からないくらいだし、災害も進行中だ。
とにかく原発を収束させない事には前に進めないと思われる。たくさんの被災地の話も余震が起こると余震後の原発が大丈夫か、という心配の方が先にきてしまう。前向きになるための気持ちの切り替えがなかなか出来なくなってしまっている。
レベル7と判定したならやはり10年単位で住めなくなる事は覚悟すべきだと思う。
あとからこんなに放射線が降り注いでいたんだ、と言われてもなす術はなく、自己防衛するなら、今からでも自ら遠く離れる事も考えた方が良いと思う。
生まれ育った街をあとにしなければならないのが忍びないのは当然なのだが、命と引き換えにしてはいけない。
今、大震災後の日本は何をすべきなのだろうか?
膨大な量の瓦礫に立ちすくんで何もできない所や多くの方が亡くなったり行方不明となり悲しみに打ちひしがれていたり、なかなか前向きになれない所も多いと思う。
一部には少しだけでも前を向こうと復興に向けた動きも出始めている。
しかし、復興に向けての最大の障害が福島の原発である事は明らかであろう。
今、1ヶ月前の対処内容について間違っていた、と責め立てるような暇があったら、少しでも復興に向けたアイデアを考えるべきではないだろうか。
より正しい対処ができていたのか、という検証は1年後でもよい。
原発の暴走を止めるために海水を入れて、その結果、海に大量の放射性物質を流してしまった、と責める人はあのままメルトダウンになってもっと手の施しようのない事態になっていたら、今度はなぜ海水を入れてでも止めなかったのかと非難するのだろうか?
今、内閣を変えるような事をしている場合では無い事くらい誰でも分かる。
菅首相が危機管理能力が無さそうであるのは皆んな気が付いているのかも知れない。普通、有事の際はトップの支持は上がるものだが、ほとんど変わらないか下がっているのだから。

でも、である。今、やるべき事は首相を辞めさせるのではなく、首相に何とかして能力を向上させてもらって道筋だけでも立てて欲しい、という事だ。情けない話ではあるが。
政治家であるならば、こういう時こそアドネナリンが出るはずだ。

今は少しでも早く原発を収束させ、落ち着いた復興計画を立てなければならない時だ。
大震災復興に向けてできる事。
義捐金(ぎえんきん)を赤十字などに寄付する、など既にやられている人は多いと思うが、住民税を寄付金の相殺として任意の地方自治体に収める事ができる、とのこと。この仕組みは現在の法律を変える事なく、 すぐにできる。
なかなか良いアイデアだと思う。
是非検討してみよう。
菅首相が原発を視察した事によって初動が遅れた、との議論は不毛だ。行かなければ行かないで批判したに違いない。
あんなに混乱していた時に現場に行く判断が批判されるような事には当たらないと思うのだが。
そんな事よりもっと前向きに議論するべき事が山ほどあるのに。


http://www.asahi.com/politics/update/0329/TKY201103290428.html
国会議員歳費削減(3割)により、21億円を災害復旧に回す、とのこと。
こういった事がすぐに実現できるなら、素晴らしいと思う。


http://www.asahi.com/politics/update/0328/TKY201103280490.html


帰国後初の計画停電を経験。
ずっと不便を味わられている方には不謹慎だがちょっとドキドキしながら開始時間を迎える。
乾電池で灯く電灯を買って帰っていたので、真っ暗にはならずに済んだ。
子供の頃は時々停電ってあった。でも雷の直後のような時を除けば何十年振り?という経験だ。
幸い予定時間よりも早く点灯してやれやれ、となった。
昼間の停電は経済活動に多大な影響を与えてしまうだろう。停電の間だけ止まっていれば良い物ばかりでは無いので前後の立ち下げ、立ち上げなどでかなりの時間を要してしまう業界もあるだろう。
節電で駅のエスカレーターも止まっている物が多いし、照明もなんだか暗い。気持ちもちょっと萎えてしまう。経済活動をしよう、という気持ちも下向きになったら影響は電気だけでは済まなくなってしまう。
何とか節電しながら停電をしなくてもいいように出来ればいいのだろうが、発電の絶対量を確保できないのであれば、何とか折り合いをつける術を考えねばならない。
関西や西日本で作れる物はフル活動してもらって作る。物流も貨物列車や船なども活用して物が回るようにする、など。長期にわたるなら工場の分散化や移転も考えねばならないだろう。
直前に日本を離れた事もあって、なかなか実情が分からない。ネット情報かこちらのテレビなど。悪い情報しか伝わってこないのかどうなのか。見極めが難しい。
原発に関しては海外にいる方が実は情報が多かったりする。原子炉自体はメルトダウンまでいっていないとしても状況が最悪のシナリオを超えてしまったのはよくわかる。
こういう時の情報の出し方は確かに難しいと思う。
日本の場合、不確か性は明記しつつ客観的なデータを公開し、あとは自己責任、というわけにはいかないだろう。
誠意一杯データを出してこれがどういう基準に対してどの程度なのか、言ってる事は科学的なデータに基づいているのかもしれないが、やはり見えない物に対して、更には将来に対しての影響など断言できないのはよく分かる。
最後のところは、自己防衛しか無いのだが、息を止めたり水を飲まないわけにはいかないので折り合いをつけるか、西日本に逃げるのか、はたまた海外に逃げるのか。
とにかく事態を収拾するしか前に進む事はできない。

取り合えず電池と懐中電灯を買って帰る事とする。


いずれにしてもこれで日本がダメになってしまう訳には断じていかない。
少しでも前を向いて、少しでも上を向いて行きましょう。

日本に対して海外から寄せられている善意など。本当にありがたいと思う。
困った時にはお互い様、という心は世界中の人が持っているのだと思う。復興したのちには、よく心に刻んで海外とも接しようではないか。
ニュージーランドでの救援隊の黙祷に対する質問で記者から「どんな気持ちで黙祷されましたか?」と。
これ程馬鹿げた質問があるだろうか?どんな気持ちで黙祷しているか聞かなくては分からない人はいない、と思う。

二十歳前後で語学力を高めようと留学した学生達の多くが失われてしまったことの影響は計り知れないと思う。最近の学生は外に出たがらない、という話もよく聞く中でこの様な志を持った方々の多くが行方不明となられている事は本当に心が痛みます。
予算案の採決に意図して欠席する以上は自ら離党するしかないのではないか。
予算という最も重要な法案の採決に加わらない、というのは議員として存在意義があるのか、と問いたくなる。
予算の裏付けが無い出費を強要し続けることを国民が望んでいるとは思えない。