キャリア教育について語る場がありました。
「やりたいことが見つからない大学生」
「進学のために予備校になっている高校」
「高校受験に向けて一方的に知識を詰め込む授業が多くみられる中学」
などの現状があること
それと反対に
「キャリアデザインの講義に希望者が殺到している大学」
「アクティブ・ラーニングによるキャリア教育を積極的に行っている小学校」
などの積極的な取組
『キャリア』について、学ぶ機会は
年間何回も行う「継続性」と
小学校から大学まで行う「連続性」が大切だと感じています。
さらに言うならば
『キャリア教育は学校教育の基盤』
と捉えるようにするといいと思います。
↓こんなイメージです
新たなカリキュラムを増やすのではなく
今の教育実践が「キャリア形成」の視点に基づいていることを意識すればいいのです。
例えば、
『2分の1成人式』
何かと議論を醸し出しているこの行事ですが、こう捉えたらどうでしょうか。
「今まで10年生きてきて大切にしてきたこと(過去の経験から見える自己概念)」を振り返り
「これから10年、何を目指して生きていくか(自己理想)」を立てる
こういうプログラムにすると、キャリア形成を意識する活動になります。
もう1つ
『伝記を読む』
伝記は偉人などの生き方が書かれているものです。ただ読んで感想を書くのではなく、
尊敬する人物の生き方のどこに共感し、どんなことをモデリングして自分の人生の活かしていくかを学ぶ内容にすれば、キャリア教育の視点が入ります。
「キャリア教育」について
これからも私の考えを発信し続けていきたいと思います。