新しい被り物 ではありません。
今回もこれが大活躍でした
一週間前に子猫が轢死していた場所。
少なくとも同じ月齢くらいの子猫が4匹。
これ以上、もう預かって貰える当てがない
あの子猫たちもじきに轢かれて短い一生を終えるのか…
一生を終えるならまだマシかも。
即死ではなく、怪我を負って苦しみながら生きていくのかも。
大変な状況なのは分かっているので、あまり期待せずにいつものベテランスーパーボラさんに前の週のうちに轢死している子猫の話をしておりました。
そしたら、”そんな場所に居るくらいなら、小さいコ達ならケージは空いていますよ。でもケージを設置する場所がないのよー お父さんが僕の部屋を使って良いよって。”
と保護出来る見通しに
更にグッドタイミング
ちょうどこの土曜日にベテランスーパーボラさんがすぐ近くまで子猫のお届けにいらっしゃるという話。
お昼にはお届け時の説明も終わるだろうって事で、その帰りに捕まっていれば子猫たち受け取りますよって
そりゃ、もう頑張るしかないでしょー
と言う割には寝坊してしまい、早朝5時に急いで先週の場所へ。
子猫達が居た場所に行ってみたけど、気配なし
この1週間足らずのうちに轢かれちゃった
それとも手術した親が警戒して移動した
と思ったら、手術した3匹のうちの1匹のサビにくっついて玄関前で餌待ちしている子猫1匹。
私の登場で母猫猛ダッシュで消え去り、取り残されたシャム系子猫1匹。
アワアワと植え込みに逃げ込むけど、白っぽいから目立つ…ん
よく見たら隣に黒子猫も
分かります黒子猫とシャム系子猫の2匹が居るのが。
さてどうしたものかと状況説明をTPさんに(どうせ起きていると思ってるwww)。
応援に来てくれるって事で、それまで何とか1匹でも捕獲しようと粘っておりました。
こ、此処までは居ればこっちのもの…と思った時に運悪く、餌やりさんが出てきて猫たちダッシュで逃げる
餌やりさん曰く、昨日の夜、初めて親が2匹連れてきたって。
2匹 4匹居ますよって写真を見せるけど、茶トラなんて見た事が無いと。
今日はエアコン工事があるから、捕まらないんじゃないかと言われ。
だったら、エアコン工事の前に何としてもーーーって事で黒ちゃん1匹捕獲。
この後、8時まで暑い中、TPさんと残りの子猫を探したり、餌やりの親族と話をしたり。
結局、捕獲器を3台セットし黒ちゃんだけ連れて一旦引き上げる事に。
だってね…昨晩から風呂も入ってなかったんですよぉ
それなのに汗だくで、こんなんでベテランスーパーボラさんには会えない
(TPさんには会える…)
帰宅し、捕獲器内の黒ちゃんにウェットを与え、出発ギリギリに浴室にて洗濯ネットに移す。
予定の待ち合わせ時間は12時。
その前に、残してきた捕獲器をチェックして入っていれば纏めてお渡ししたい。
で、11時過ぎに現場着。
餌やりとその親族が、1匹入ったから裏に置いたよって言うので嬉しいけど、1匹だけかよーと。
このコは写真では見たけれど、実物は見た事がなかったんで捕まってホッとしました。
で、もう一台別の場所に仕掛けていたのを見に行くと…
餌やりさんもその親族も一度も見た事ないって…私達、初めて行った日から見てましたけど。
今朝から一度も見掛けていなかった2匹が入っていてくれました
で、シャム系はというと母猫と一緒に行動しているとの話。
捕獲器のままお渡しすると、ちょっと小細工がしてあるので、ケージに移しにくい。
なので、洗濯ネットに移し替えたい。
急いでまた家に戻り、浴室で2匹を洗濯ネットへ。
そして、ベテランスーパーボラさんに12時半前に3匹をお願いする。
残り1匹、何としても今日捕まえたい。
3連休だから時間はいつもより有る。
だけど、子猫なんていつ、命を落とすか分かったもんじゃない。
成猫だってそう。
外に居る限り、次の瞬間に死んでいても不思議じゃないんだよ。
って事で、また現場へ戻ったのが13時半過ぎ。
兎に角、暑い。
日陰に居ても空気が暑くて、虫除けが汗で流れてきて目が痛い。
探しに探すと、居たーーー
一週間前に子猫たちが居た、納屋のような場所に一匹でポツンと。
明らかに私を見ると警戒モードに。
捕獲器を置く為に近付くと、その分、納屋から出て奥へ奥へと移動。
めっちゃ不審者を見る目で見られました…
TPさんがLINEで猫が寄ってくるという猫の鳴き声が流れてくる動画を送ってくれました。
で、試すと…居なくなりました
仕方なく、捕獲器を3台設置し、他にも居ないか探したり、日陰を探してまったり…じゃなく待ったり。
待ちながら、先週TPさんが餌やりとその親族から聞いた話や、今朝も聞いたという話を頭の中で考えていた。
あまり詳しくは書きませんが、ここ、広い敷地内に親族が3世帯、それぞれに居を構えていらっしゃる。
Aさん、Bさん、Cさんとしましょう。
餌やりはCさん。
そのお隣にはBさんのお住まい。
そして更にお隣にはAさんのお宅。
柵らしい柵なんかはなくて、植え込みがあるくらい。
そして奥では全部繋がっています。
更にその向こうには本家もあるそうで。
Bさんは猫にはほぼ無関心。
Aさんは犬を飼っており、猫は車に乗ったり足跡をつけるから嫌い。
そして、びっくりしたのが先週、BさんがAさんの飼い犬が以前、子猫を噛み殺していると言っていたとの事。
飼い犬は外の木に繋がれています。(隣には犬小屋)
子猫が何かの拍子に近付いて、噛まれて死ぬ事はまぁ、有るとは思います。
でも、それを特に気にしていないというか…
初対面の私達に、話すっていうのが何かもうちょとついていけないというか。
そして、今朝はその犬の飼い主張本人であるAさんがその犬を足元に置いて、自分の犬が子猫を噛み殺したという話をTPさんにしてきたそうです。
(私はその時には一緒に居ませんでしたが、その犬にも触っていますしAさんとも話をしています。)
飼い犬が野良猫とは言え、子猫を噛み殺す…気分の良い話ではないですよね。
第一、その子猫や子猫の親に餌をあげているのはアナタ達の血縁者ですよ。
可愛がっているのか可愛がっていないのか、私には分かりません。
だけど、餌やりしているCさんは、以前、可哀想にと思って猫を家に入れたと言っていました。
多分、もう家には猫は居ないのだとは思います。
でも、広い敷地内に積み上がった色々な物の中に、キャットタワーもあったんです。
少なくとも、家で飼っていた時、キャットタワーも用意してあげていたって事ですよね。
同じ親族で猫に餌をやっている者、その猫を飼い犬に噛み殺させてしまう者(けしかけた訳ではないでしょうけど、敢えてこう書きますね)。
何なのよ、ここ
犬に殺させる為に餌やりして、猫産ませてるの
目の前で轢死させる為に、餌やってんの
たった一度、不妊去勢手術をしてしまえば、増える事はないのに。
犬に罪はないけれど、私は自分の大切な犬に無駄な殺生はさせたくないよ。
先週のサビ子猫の前日には成猫も轢かれて死んでいたよって言い出す始末。
何かもう、考え方というか感覚が違うんだろうな…
こんな事を考えながら、ひたすら待っていましたところ14時半過ぎにシャム系ちゃんが戻っては来ているのを目視。
でもよく見ると、母猫も一緒。
捕獲器を確認に行くと、手前の餌が見事に無くなっている。
シャム系子猫は、ちょっと高い場所で微動だにせず私をジーーーー
全く動かないんですよ。
親はチョロチョロしているのに。
めちゃ警戒されているようなので、これは一度、帰宅して後で見にくるか…と思った時。
たまたまですが、SNSの相互さんちの保護猫の動画を再生したら…
その声で子猫が動いた
扉が閉まってもまだ食べ続けていたシャム系ちゃん。
やっと、やっと捕まってくれたよー。
これで残りの2連休は捕獲作業なし
どうせなら、今朝、入ってくれたら良かったのにーーーと思いつつ、ベテランスーパーボラさん宅へ。
夕方のラッシュ時でしたが、嬉しくて渋滞も気にならない(単純)。
出迎えてくれたベテランスーパーボラさんが捕獲器を見ながら”今回もこれ、大活躍だねー。ホント良いね、これ。” と仰って下さったのが…冒頭の。
今回のように、成猫は捕まえたくなくて子猫だけ捕まえたい時に大活躍のこれ。
TPさんが本家本元のト〇ホーク社のサイトを見て、パ〇ったこれ。
赤丸部分、分かりますか
6月の子猫たち捕獲時にも、これを”秘密兵器”としてチラッとご紹介しましたが。
子猫しか入れないサイズに切り抜いた仕切りを中にセットしてあります。
めっちゃ単純な仕掛けではありますが、これが本当に大活躍
TNR済の成猫に入って欲しくない時。
TNRは別の日が良くて、兎に角、子猫だけを先に保護したい時。
本当に本当に大活躍なんですよ、これ。
写真のは通り抜けられる穴が1箇所ですが、創意工夫の鬼である(?)TPさんは2つ穴なんかも作ってありましたよ。
って言うのも、子猫が複数居た場合、穴が1つだと縦列で進んできて、後ろのコが挟まりそうだったり逃げたりしそうだとの事で。
冒頭の写真は私も貰った資材で真似をして仕切りを作っていたところです。
全く同じサイズと、試しにもう少し大きいサイズをと。
大きいサイズだと成猫の頭は通るけど、身体は入らないかな…って。
(うちの巨猫だからかもですけど)
この仕切りを付けていたお陰で、短時間なら目を離す事も可能でした。
実際、見ていたら、母猫が仕切り手前までの餌は食べてしまっていましたね。
という事で無事に捕まった4匹さんたち…
可愛いんです。
可愛いんですけどね…結構な…シャーシャーだそうで…
ベテランスーパーボラさん、いつもすみません…
おまけ。
白の半長毛くん、眉毛が有るように見えませんか。
それで、何かに似ていると思ったら…ある年齢以上の方ならご存知かと思いますが…
うしろの百太郎に似てませんか
そう思うのは私だけ?