前回のTNRから子猫2匹を保護すべく、世界のあっちゃんとTPさん一生懸命、昼夜問わず探してくれていました。
私も微力ながら数回…。
これは6/5の深夜0時過ぎ。
微かに子猫の声がしたので見上げたら居た
でも他所様の敷地内。
灯りはついているものの、インターフォンを押す時間ではない。
高低差のある場所で、この塀は道路より上なんです。
何とか降りてきてくれないかと粘っていたら、母猫登場。
母猫が来たらこっちに来るかと思いきや、母猫は子猫の方へ行きもせず餌やり宅へ
この後もTPさん達、近辺にポスティングしたり聞き込みしたり色々頑張ってくれたのですが。
結局のところ、今日現在、子猫の目撃情報は一切無くなって。
(母猫はTNR出来ました)
とても弱々しい声で鳴く兄弟だったので、もしかするともう生きていないのかも。
最初に連絡を下さった方も飼い犬の散歩の途中に探して下さっているそうですが。
子猫に限らず、野良猫って一瞬先は死と言っても過言ではないです。
10時半過ぎに捕まらないと言われていた母猫を世界のあっちゃんがドロップトラップで捕獲。
この黒白母さん、子猫が4匹居るとの事で。
子猫も捕獲をしなきゃと、依頼者さんに捕獲器を託して世界のあっちゃん次の現場へ。
BCS2 輸液200ml コンベニア
ドロップで捕まった黒白母さん、足の先を怪我しておりまして縫合が必要となりました
有難い事に相談者さん宅でケージを用意して下さり、暫く養生後にリターン。
夕方、次の現場でも世界のあっちゃんが昨年から気にしていた2匹を捕獲。
2匹ともBCS2で輸液200ml
どちらの子猫なのか、または両方なのか分からないですが子猫が4匹居るとの話。
でもこの時点では1匹しか捕まらず。
その後、TPさんが探していた子猫たちの母猫を捕獲。
此方もBCS2で輸液200ml
この時期の母猫は痩せているのが多いです。
真夜中近くにほぼ同じ場所でTPさんが捕獲。
でっかそうに見えてBCS2で輸液200ml
この後どうやらTPさんは夜通し成猫と子猫を探していた様子。
午前4時過ぎに ”眠気の限界なので申し訳ないけど帰る” とLINEが届きました。
申し訳ないなんてとんでもないよね~。
私、その直前まで寝てました
って事で、此処からは私が捕獲
この前、子猫達を保護した猫まんま宅へ。
母 BCS2 輸液200ml
娘 BCS2 輸液200ml
娘の方、去年産まれだろうから妊娠しているかなと思ったら。
妊娠どころか産んだ形跡あり。
え、でも子猫居なかったよ
でも吸わせていた跡はある。
獣医師が ”多分、育っていないのだと思います。こっち(母猫)は乳腺張っていますけど、このコ(娘)は張ってないんで。”
昨年産まれ、小さい身体で妊娠しても、あんな餌がメインじゃそりゃ育児なんて無理だよね。
何か貰えるのかと、二匹でアワアワと高所から降りてきて。
先を争うように捕獲器に入った母娘。
もう産まなくて済むよ。
この日は計7匹のTNRとなりました
有難い事に親猫たちが手術中に、二か所で8匹の子猫たちのうち7匹が捕獲保護されました。
翌日、残りの1匹も。
お写真、頂いて参りました。
この子猫たちは、有難い事に飼い主候補さん、保護先が決まっているそうです。
我々、何せ保護はもうこれ以上、無理なので
本当に有難い事です。
皆、幸せになっておくれ。
最後になりましたが5月分収支報告です
5月も皆さまのお陰で、リターンせざるを得ない猫たちにも出来る限りの医療を施せました。
また、子猫たちをまるっと預かり、ケアして譲渡先まで見付けて下さる先へ僅かですが支援させて頂きました。
有難いなぁ…と思うのは、もう10年以上前に里親さんになって下さった方々から今でもご寄付頂ける事
もう十分ですよと思うのですが、お礼ではないそうです。
今、助けて貰っている猫たちに使って欲しいって
そのお気持ちに欺く事なく、今後も変わらず猫の医療費(預け先の猫含む)にしか使わずに活動していきます。