6月第一週目のTNRはお休み。
4週連続は皆さん、疲れちゃいますからねぇ…。
って事で、だったらさっさと捕まえてしまおうじゃないのよ。
と、前回、捕獲できずだった雉白と白雉兄弟の捕獲に出掛けました
いつでも入って良いと言われていた地主さんちへ。
一応、玄関先で声を掛ける。
人の気配はあるけれど、誰も出てこないのでそのまま猫探し。
前回も見た、昨年うまれっぽい白雉だけ発見。
そして、この前も見たんですが…時代錯誤の…これも発見
人参、豆腐、ワカメ、あと何だかよく分からない物体のお味噌汁とご飯。
猫、これ、食べるの(前足でちょいちょいしていましたけど)
親子が見つからず、困ったなぁ…と思っていたらよく似たも登場。
今度捕まえるから、待っててねー
暫くすると母猫登場。
では、母猫が来た方を探してみましょうかねぇ…と建物の脇に入ったら、うわっ
目の前に子猫2匹が日向ぼっこしていた。
2匹もうわっって感じで細い隙間へ。
2枚目、何処に居るか分かるかな
これは網を持ってくるべきだったか…と。
いや、網も入らないし、何せ物やら草がいっぱいで捕獲器すら置けそうにない。
3匹の成猫たちがお腹が空いているのか、距離を置いては付きまとってくる。
なので、別の場所で取り敢えず給餌。
子猫より先に捕獲器に入られたくない。
さて、どうするか。
何とか草(フキがいっぱいでしたのよ)の上に捕獲器を置ける…かな
ここで、登場TPさん!じゃなくTPさんの作った秘密兵器登場
以前、成猫がTNR済の場所で子猫だけを捕まえたいという時に某アメリカのT社を模倣し、作成済の便利パーツ
(ご本人さん、存在、忘れてたわ…って言っていましたけど。)
水曜日の夜に、押し掛けて用意してもらっていたんだよねー
その捕獲器をフキを掻き分けて設置。
離れて見ていると、おっ白多め白雉が来た来た
これは入るだろうから、もう一台持って来ようと取りに行くと、餌も入れてない捕獲器に母猫が。
お腹減っているんだねぇ…
この捕獲器に餌をセットし、子猫の元へ戻り見ていたら、扉閉まった
あ、でももしかして、1匹、挟まった いや、逃げられたか
2匹入ってくれたーーー
よっしゃーーー
これでベテランスーパーボラさん宅へ行ける
幸せへの第一歩を踏み出せるよ。
と思ったものの、ちょっと時間が足りなくて仕方ない、夕方まで捕獲器で待機してもらうか…と思ったら。
逐一、ベテランスーパーボラさんとTPさんと遣り取りしながらの捕獲が功を奏しました。
たまたまこのすぐ近くの動物病院へ来ていたTPさんが渡してくれたら、ベテランスーパーボラさん宅まで連れて行くよと。
なんて素晴らしい
って事でスムーズに2匹はベテランスーパーボラさん宅へ。
毎年、毎年、本当に引き受けて下さって有難うございます。
因みに先に保護の3匹さんは…
奥の1匹ちゃんがで一番のシャーシャーだそうです
いっぱい食べまくっていたそうですが、その後、ちょっと体調不良で通院・輸液など。
回復傾向にはあるそうなので、頑張って
病院の話ではどうも、先天的に消化吸収が良くないっぽいそうです。
ad缶と消化器サポートキトンが指定されたとの事。
で、新たに捕獲した2匹は、初めて見た時から、目がなぁ…と思っていましたが。
これ、この通り、結膜炎だそうです
因みに雉白がで白雉が
らしいです。
投薬治療して下さっていますが、良くなってくれるかなぁ…。
でね、ちょっと話は違うのですが。
最近、SNSで妊娠中の猫を保護し、堕胎ではなく産ませるって話題が数件。
中には保護猫カフェなのに、出産をLIVE配信したとか
何で・・・産ませるのかな。
出産間近で、獣医師がこれは堕胎出来ませんとか母体が危ういですと言ったのならまだしも。
そうではないのに何で産ませる
誰だって、堕胎はしたくないよ、本心では。
でもしたくないけど、しなきゃならない。
外に暮らす猫を増やしちゃいけないし、減らしていかなきゃならない。
その為にTNRやっているんでしょ。
産ませた子猫を里親募集する事で、成猫の譲渡枠を奪っている という意見に対して、そんな事はないという意見を見ました。
子猫が欲しい人は元々、成猫を希望していないからって事ですかね。
希望する対象が違うって事かな。
だったら…子猫を産ませる事で、こういう産まれてしまった子猫の譲渡枠を奪っている となら言っても間違いないですよね
もし、自分が子猫を飼いたいと思った時・・・
病気も怪我もなくめっちゃ健康で、産まれた時から人の元で育ち、人馴れ抜群の子猫と上にあげた画像のような具合も悪く、人馴れも不十分な子猫が居たらどちらを選びますか。
勿論、具合の悪いままや人馴れ不十分なままの子猫を譲渡しようとする方はそうそう居ないです。
皆、ベストな状態になってからの募集ですが…どれだけの時間を費やすか分かりません。
その間に月齢はどんどん進みます。
健康で人馴れ抜群の子猫から譲渡されていき、子猫希望者も少なくなった頃にやっと体調が整ってはきたけれど、所謂子猫の愛らしさが薄くなった子猫たちが残るんです。
だから・・・やっぱり産ませる事は既に産まれてしまった猫の譲渡枠を奪うとまでは言いませんが…少なくしている…と私は思います。
あとね、産まれてしまって保護された具合の悪い子猫を必死に生かす為に頑張っている人たちが居るのです。
健康な母猫に産ませて、世話もしてもらって、可愛い子猫で人気稼ぎしてすんなり譲渡…気分、良いですか
遅くなりましたが、4月分の収支報告です。
4月は年に2度の嬉しい、嬉しいお利息の月
6円で何ができるかというと、何もできないでしょう
でも、これは皆様からのお気持ちから生まれた、有難い有難い宝物の6円です
本当に有難うございます。
そして…相変わらず、子猫の保護でドタバタしておりますよー