6月第一週目の金~土は大雨
搬送を頼まれていた保護済の母猫2匹の不妊手術予定でしたが、一週間待って頂く事に。
何やら、某病院も水がついて大変だったようですので、行かなくて正解
土曜の午後には雨も上がっていたので、数年前に何10頭かのTNRとちょっとの保護をした場所へ。
終わったつもりでも、新入りが居たりしますから。
定期的に見ておかないとね。
餌やりと出くわしたので、増えていないかと聞くと、ここは増えてはいないけど、知り合いのところで~と。
その”知り合いのところ”ってのが、何年か前に夜中に車で通ったら、この看板が出て来て急ハンドル切りそうになった場所近辺。
”猫”って漢字、微妙に間違ってる…
というのは良いのですが、知る人ぞ知る場所なんです。
全く違う場所で、この看板を話題にされた事があります。
”アレは何なのですか猫を売っているって看板
”
”猫を探している猫が出て来るっていう意味
”
恐らく、猫が多く居て出て来るから、轢かないようにという意味なのでしょうね。
でも、いきなり暗闇でこれが光ると、逆に私はビビッて事故りそうになりましたよ
そのお知り合いの方の場所をきちんと聞いた訳ではなかったのですが、見える範囲に餌入れが点在。
すぐに此処だなと判明
人影が見えたので、声を掛ける。
狭い地域なので、トラブル防止の為に詳細は書きません。
まぁ、よくある田舎の話。
問題の餌やりが居て猫が増えた。
声を掛けた方々も、問題に思って、世話をしながらも捕まえられる猫は不妊去勢や、具合の悪い猫は病院へ。
自宅にも数匹連れ帰って、飼っている。
だけど捕まらない(捕まえられる猫は手術した)。
人に慣れているのも居るので、出来れば、譲渡会などで里親探しをしたい(して欲しい)。
既に生まれてしまっている子猫も居る。
という事で、早速、翌週である10日の早朝、捕獲して参りました。
此方で5匹。
BCS2 血尿
BCS2 抜歯6~7本
BCS2(写真撮り忘れ…)
BCS2
BCS2
此方の皆さん揃って、BCS2で輸液。
コンベニアが必要なかったのは茶トラくんだけ。
餌を貰えていても、十分ではなかったり。
寄生虫や風邪で、野良猫って思ったより痩せている場合が多いです。
餌遣りさんに、状態を話したところ”状態悪いとか痩せていると言われても、野良猫ってこんなもんでしょ。”と。
う~ん…そう言われてしまうと、そうなのかもだけど。
やはり、猫は完全室内飼いの”ねこはうち”に限りますよね。
抜歯6~7本さんは、確かに口が痛そうだったとの事
根元がボロボロの歯。
この日、ターゲットの一匹であった妊娠中であろう茶トラと、殆どの子猫の父さんだという茶トラくんは見掛けずで…
この2匹です。
次回、持ち越し~
この5頭以外にも前日から世界のあっちゃんとTPさんと捕獲器を貸していた餌やりさんとで、市内で更に5匹の捕獲。
BCS2
BCS2
BCS2 抜歯3本
BCS2
此方も痩せ過ぎではないのはオッドアイの白猫くんのみ。
抜歯3本の雉虎くん、かなり口が痛かったと思われます。
ガタイが良いのに、3.75㎏しかなくて
そして、翌日曜日のリターン時。
私と世界のあっちゃんとで行ったのですが…この時期のリターンあるある。
猫を返しに行って、猫を連れて帰る!
最初の写真1枚目の鼻ブチ三毛が母猫だろうとの事でした。
母猫、血尿が酷くて風邪もひいていてコンベニアしかやってやれずごめん。
で、他にも子猫を連れている母猫が居るそうで。
そっちの母猫もTNRと思っていたのですが、子育て中だからまだやめて欲しいと言われる
まぁ、まだ小さいなら…と。
でも出来る事なら、その小さい子猫を早めに保護してそして母猫の手術をしたいなぁ…と思っていたら。
6/15(木)にTPさんに連絡が入り、子猫1匹を捕まえたので、保護して欲しい。
費用はお支払いしますとの事。
ちょうど、飼い猫の具合が悪く、早退して通院から戻ってきたところの私。
迎えに行くよ~と。
事前にいつものスーパーベテランボラさんに預かりOKを貰っていました。
こんなちっちゃい(300g)の茶トラくん。
既に風邪で目が土偶状態
運んでいる最中も鼻がブブブブブ…ズズズズズ…と音を立てている。
母猫はやっぱり、風邪で片目が濁ってしまっている三毛猫。
触ると親と一緒に居た割には身体も冷たいので、6月だけど、キャリーの下にカイロ
暫くすると、温まったのかモゾモゾと動き出したので一安心。
”このコにミルクでも買ってやって”と頂いたお金はそのままスーパーベテランボラさんに。
もう1匹、黒い兄弟が居るとの事。
引き続き探しておくと餌やりさん。
残念ながら、今日現在、見付かったとは聞きません。
餌遣りさんも”前回、来て貰った時に子猫探して渡せば良かった…”って。
”小さいうちに母猫から引き離すな、母猫による子育ても大事”ってのも解ります。
でも、外に居る限り、いつ亡くなるか分からないのが野良猫です。
それは母猫であっても子猫であっても。
性別も年齢も関係なく、外に居る限り、数分後には死んでいても全く不思議ではない…それが野良猫、外に存在するって事。
そういう外に暮らさざるを得ない猫を1匹でも減らしたいんですよね。
茶トラくん、仮名が”ジェリーくん”になったそうです。
鼻が利かないようで、自分から食べないらしく抵抗するのでミルクに。
折角、兄弟も見つかったらどうぞと言われていたのに…兄弟の分も頑張れ