発端は3/13の夕方。
いつもお世話になっている、ベテランスーパーボラさんからLINEが入りました。

要約すると

某所で猫50匹余りが取り残された。
ミルク飲みやら、産まれたばかりの子猫も居て親族がGIVE UP。
預かりが出来る人がいたらご紹介ください。


預かりが出来る方…と言っても私の周りで打診出来る方と言えば限られていまして…
モカさんTPさんベテランスーパーボラさんからこんなLINEが届いたと連絡。
預かりと言っても、どんなコでも受け入れられるというものではなく。
(中にはそういう方もいらっしゃいますが)
ウィルス検査も必要だし、子猫しか無理という場合もあるし、逆に成猫が良いという場合もある。
詳細が分からないと返事は出来ません。
二人の引き受け条件をベテランスーパーボラさんに伝えまして、この日は終了。

翌日火曜からが何が何やら、あーだこーだ、何だこれ??
えーーーガーン
はぁぁぁ!?
ちょ、それはおかしいでしょーーーーイラッ

え、何でそんな事を書いてんの炎
な事が続きまして…(人をこれは詳細を伏せるというニコ

最初に連絡を頂いたのが月曜日。
ベテランスーパーボラさんが火曜に連れて来たコ達を水曜にモカさんがPICK UPに行き、そのまま成猫は預かりさんの元へ。
木曜日にはTPさんベテランスーパーボラさんと一緒に現場へ行き、もう1匹連れ帰る。
TPさんのご友人が1匹なら預かれるよ!連れて来て!と言って下さったので、金曜にも急遽もう1匹。
更にモカさん土曜夜にもう1匹。
お迎えに行き、その足で病院へ行ったり、別の預かりさんに運んだりとドタバタ。
病院で何の治療を済ませてあるのか、次、何をしてもらうのか…

今までにない情報過多で、おバカさんな私の脳内グッチャグチャ笑い泣き


TPさんが親族の方に許可を得て、信頼できるボラ仲間の中だけでしか共有しませんと約束して撮ってきた写真の数々…
よく見る多頭崩壊現場写真ですが…殆どの猫達が長毛純血種。
被毛は手入れが行き届いていない為、糞尿などの汚れでコブのような毛玉だらけ。
💩だらけの猫トイレ。

風邪の所為なのか、目の周りがグチャグチャ。

その写真を見ながら、ベテランスーパーボラさんが親族の方から聞いて下さった性格等の詳細を頂き、1匹でも多くを助けるべく、引き受けられそうな猫を選ぶ。
もうこれで最後…と決めても、親族の方がベテランスーパーボラさんに”このコもどうにかならないでしょうか”と打診があったり。
でも此方が崩壊してはいけないので無理の無い範囲にしなければならない。

悲しいけれど、トリアージ状態でした。
結果、ベテランスーパーボラさん経由では28匹!!ガーン
私達は半年齢の子猫たち4匹。



3歳未満という話の未手術成猫3匹。


手術済ではあるという成猫3匹の計10匹をお預かり致しました。

 

このうち手術済成猫3匹と最後に引き受けてきた成猫1匹はモカさんと長年お付き合いのある方が預かって下さいます。
トリマーさんだとの事で、安心して毛玉オバケおばけ達をお願いできます。
早速、綺麗にして頂いた写真を送ってもらい、おぉ!ガーンと。

嬉しい事に1匹は既に、その方のこれまた長年お付き合いのある方のお家に譲渡が決まったそうですラブ

18日の土曜日に子猫たち4匹、未手術成猫2匹をTNR猫2匹と、別口でお預かりした保護猫1匹と一緒に総勢9匹で某病院へ車ダッシュ

事前に病院へ連絡し、毛玉が物凄いのでバリカンをお願いしますと連絡を入れてはいました。
が、先生方もこんなに酷い毛玉たちが来るとは思っていなかったのでは…
たまたま、この日は手術頭数が少なかった為、全身バリカンの時間を取って頂けました。
でも、これ、普段だったら、”申し訳ないですが、ちょっと無理…”と言われていたとの事。
だって…こ、これですよおーっ!

左が本体…じゃない、ふわり君で、右が抜け殻ガーン

一番、毛玉の酷かったエキゾチックショートヘア♂の仮名”ふわり君”
多い時は獣医師二人がかりで毛刈りして下さり、1時間半ほどかかりました。


毛刈り後に再度、体重を計りましたところ150g減。
こんな大きな毛玉が幾つもくっついていました。
毛玉の構成物はというと、毛と汚れと💩。
そして、毛皮を剥いでいるのかと思われそうですが、フェルト状に固まった毛…。

猫の毛って細くて軽いですよねぇ…そんなのが150g減るってかなりの量です。
こちらのふわり君は、病院からの帰り道に預かりさんの元に届けて参りました。
預かりさん、エキゾチックショートヘアの飼育には長けている方との事で…数10分、お話を聞かせて頂きました。
めっちゃ勉強になりました(そして私には無理!と実感)。


ほぼ全身の毛刈りになり、翌日、お洋服を着せて保温して頂きました。
(勿論、エアコンつけてますよ!)

どのコも軒並み、痩せ過ぎでBCS1.5~2の診断。
子猫達は大型品種の半年齢って話なのに、2㎏未満まで居る始末タラー
成猫も同じく大型品種だというのに、2.6㎏程しかない。
そしてどのコも風邪でクシャミやら、鼻水やら…下痢が治まらず、血便出たという話も。
これ…里親募集開始出来るまでに何か月かかるのかアセアセ
保護してすぐに病院へ行って治療を始めて、今日(3/28)で約2週間。
インターフェロン打ったり、コンベニア打ったり、整腸剤与えたり、検便も何度も何度も…
普段はフード代は自前というか自腹ですが、今回、一部のコに病院から療法食を処方されました。
この療法食の費用は、医療費と同じく、皆様からの寄付から捻出させて頂きたいと思います。
下痢が酷いと、猫砂も大量に消費するんですよねぇ…
今のところ、寄生虫は出ていないのですが、これでコクシでも出たら砂、総取り換え。
預かりさん達の負担が大きくなるようでしたら、猫砂購入費用も…と思ったり。

医療費(マイクロチップ含む)だけで今日までに20万超笑い泣き
いや、でも、医療費のみしかと今まで決めていたから…ここで、ルールを変えるとズルズルとなりそうで。

多頭崩壊現場での悲惨な猫の画像をUPして、支援を募る事は簡単です。
目を引く、”可哀想”に皆さん、弱いですもんね笑い泣き
でも、今回、最初に行政より相談を受けたベテランスーパーボラさんから

”譲渡が決まったコとか綺麗になったコとか。
なるべく現場写真でなく、保護後の猫写真にしたいです。”

と言われておりますし、私達も同じ思いです。
崩壊現場の写真なんて、皆さんもうよくご存知ですよね。

また、崩壊主が悪いと言っても、その方の許可なく勝手に室内の写真をSNSにUPしたりして、支援を募るのは非常識だと思いますイラッ
またその支援物資が、その猫達の元にも届いていない…何なのですかねゲラゲラ

本日も猫達のうち数匹が通院。
モカさんTPさんサンキューーーニコ
預かりさん達もそれぞれ、治療や検査の為にと通院なさっています。
そして、普段からご寄付下さる方々に心よりお礼申し上げます。
本来なら、TNRの野良猫たちに使うはずの費用。
すみませんが、このコ達にも使わせて下さい。
あ、TNRもちゃんとやっていますのでっウシシ
25日には、最後にお預かりした1匹さんと、TNR猫1匹を手術して貰いました。

まだまだ里親募集開始には程遠い猫たち、後々、ご紹介いたします。
里親募集を始めたら、またご贔屓に~ラブ