3月ですねぇ…春は出会いと別れのシーズンと言いますが。
猫ボランティアにとっての春は別れと出会いのシーズンと言いますか…
嫌ですね…この時期のTNR、特には。
3/3のひな祭りに捕獲されたのは2匹とも
。
1匹はお隣のベテランスーパーボラさんが苦労して捕獲のサビちゃん。
色々と事情があって簡単に捕獲も出来ない場所で、昨年も子猫が生まれていたそうです
此方も昨年、茶トラの子猫がやって来てお宅だそうで…恐らくその子猫たちの母猫。
めっちゃ大きくて、病院でも”えーーーヨノさん、これ♀?♂でしょこれはー”
”えっ!ホントに♀?!えーーーー♀だったーーー”
と言われた大きな茶トラちゃん(5.45kg)2匹とも堕胎となりました
サビちゃんは妊娠初期で3匹、茶トラちゃんは妊娠中期で5匹。
餌遣りをしている方はお気楽なものですね。
デッカイ茶トラちゃん、の野良猫なのに5.45㎏ですよ。
これ、堕胎後に計った体重です
外に居ながら、こんな立派な体格になる程、餌を与えている人が居るって事。
だけど、手術もせず、子猫を産ませ続けてきた…
茶トラちゃんを捕獲された方、昨年の子猫2匹を保護して飼い猫にしています。
今年、また間に合わなくて生まれたら…また保護するしかないのかと悩んでいたそうです
TNRで捕獲した人、お願いした人、獣医師…堕胎は皆がとてもイヤな気持ちになります。
かと言って、子猫が生まれていれば良かったとは思いません。
捕まってくれて良かった、堕胎出来て良かったと思います。
でも…出来れば、妊娠前に、もっと贅沢を言えば、一度も妊娠する前に手術したかったなぁ。
今日も今、この時間にTPさんやベテランスーパーボラさん、世界のあっちゃん達が捕獲しています。
1匹でも外に暮らす猫を増やしたくない。
堕胎だとしても一日でも早く手術してしまいたい(母体への負担を考えて)。
雨上がりの朝早くから頑張っています。
今、野良猫に餌やりしている方へ。
お家の中で飼う事は出来ませんか
せめて、不妊去勢手術だけでもやって頂けませんか
春は別れ(堕胎)と出会い(子猫保護)のシーズン…こんなのもう終わりにしましょうよ。