嗚呼…結局、8月分の1回なんて、すぐ書き終えるわよと言いながら、今は…10月
前置きやめます…
7~8月、今年の夏は暑かった…朝な夕なと現場に行って残った子猫の捕獲にトライしていた主にTPさん!
先に保護されていたシャム系雑種のクマノミちゃんの残っている兄弟を捕まえるべく。
早朝は4時とか、日中も何度も(私は休みの日にたまに)現場へ通いましたよ。
アラフィフおばちゃん二人が、ここでは言えないあんな事やこんな事をやらかして、ついに8/2の早朝TPさんが捕まえてくれた、こちらがクジラ君…あ、写真無い
大きくなってからの写真ですが…こちらの方がクジラ君。
8/2の早朝、捕獲機を見に行ってようやく、クジラ君が入っていてくれて…感激したTPさん私にソッコーLINEくれたのに…ごめん、寝てました
悲しみのTPさん無関係のボラさんに悲しみのあまりLINEしていたそうで…ボラさん、すみませんでした。
クジラ君は一足早く保護されていたクマノミちゃんの兄弟。
クマノミちゃんが保護された後もなかなか捕まらない。
母猫が先に捕まって、母猫のリターン時に母猫にちょっと我慢してもらって、母猫を囮にクジラ君を捕まえられないか…というのもやってみたけど、無理でした。
母猫も可愛そうだものね
クマノミちゃん、トライアル前にクジラ君と再会(二匹とも駆虫を済ませて再会です)。
クマノミちゃんはエビちゃんと一緒にトライアル終了して正式譲渡となっています。
クジラ君ももうちょっとしたら、募集致しますのでどうぞ宜しくお願い致します。
雉の♀は痩せ気味で子宮内膜症の全摘。
茶白♀だけは別現場(この現場の餌遣りさんが他所であげているという…)の猫。
春生まれの子猫を頼まれて保護していて、その親狙いでTPさんが捕獲してきたというのに…
このコは産後2週間と言われ、どうやら親は別にもう1匹居るのが確定
アチパメゾール打って、帰宅時に慌ててリターンしてきました。
そして、この日の朝、同じ現場で別々に捕獲していたTPさんから珍しく着信。
何だ?と思ったら ”ごめん…子猫拾っちゃった…”
えーーーTNRで成猫の捕獲に来ているのに、子猫拾っちゃったって、拾っちゃったって…って捕まえたんじゃなくて拾った
兎に角、見に来て欲しいと言うので見に行ったら居たのがこの可愛いボク。
めっちゃ私のタイプじゃないですかーーーーーーーーーーーー
さて、どうしようと思っていたらTPさんが自分が見つけて拾った(足元の草むらに落ちていたとの事)のだから、預かる、家族を説得すると。
う~ん…でもなぁ…何か、何か気になるのよこのコ。
子猫とは言え、野良っこなのに威嚇もしない。
酷い風邪って訳でもないのに、私が見ている間は一度も立ち上がらない。
何か気になる、何処か気になる…。
写真を送っていつものベテランスーパーボラさんに打診すると連れて来てくれてOKよとの事。
この時、ベテランスーパーボラさん、ご主人が手術入院中でちょうど退院の日。
そんな大変な時に迷惑なんじゃとTPさん。
でも、何か分からないけど…気になるので、迷惑ですみませんと言いつつ、TPさんにベテランスーパーボラさん宅まで搬送してもらいました。
仮名をクロ太くんとつけてもらって、食が細い、自分から食べようとしない…というのを強制給餌してもらったりして、ゆっくりだけれど譲渡会へ出られるまでにして頂きました。
月齢からしたら、結構いっていそうなのに食が細いから小柄なのかなと。
譲渡会でささっと里親さんも決まったものの、もうちょっとしっかり育ってから譲渡となったそうで、クロ太くん、譲渡に備えてベテランスーパーボラさん宅に居たのですが…
やっぱり何かおかしい、具合が悪そうとの事で、検査に。
結果、肺が真っ白で片肺が潰れた状態
恐らく生まれつき何らかの疾患があって、それで呼吸が苦しい為にあまり食べる事もできず。
それでもゆっくり成長していけば、将来、体が出来上がった時には片肺でも大丈夫かもと。
ベテランスーパーボラさんは心待ちにしている里親希望者さんに事情を話して、お話をキャンセルにと伝えたそうです。
すると、里親希望者さん、2か月でも3か月でもクロ太くんが回復するのを待ちますと。
これは頑張らなきゃ!責任重大だぞ!とベテランスーパーボラさん気持ちを新たに頑張って下さったのですが…9/24の朝、病院から亡くなったとの連絡が入ったそうです。
酸素室で機嫌よく遊び、食べているので先生が酸素室から出したところ具合が悪くなったと。
前日に面会にも行っていたのにと…
折角、TPさんに見つけてもらって、ベテランスーパーボラさんに預かって貰え、そして里親さんも決まって、病気が分かっても元気になるまで待ちますとまで言ってくれたのに。
野良のコって元気そうに見えても何があるか分かりません。
親猫だって、過酷な環境で暮らしている、医療にもかけられた事がない、何の病気をもっているか分からない。
そんな親猫が産む子猫たちです。
病気が無い方が、不思議なくらい。
初めての子猫を迎えようとしていた里親さんもショックだったと思います。
やっぱりね、野良猫をこれ以上、増やしちゃいけないんだよね。
外に猫が居なければ、保護しなきゃいけない猫も居なくなるし、生まれてくる猫も居なくなる。
健康に問題のある猫も少なくなるんじゃ
生まれても不十分な栄養と、過酷な環境で弱ってしまう子猫も居なくなうんじゃ
誰も駆除しろと言っているんじゃないんです。
出来るだけの外に暮らす猫を徐々にでも減らしていきましょうって話。
その為にも出来る限りの保護とせめてものTNR。
最後になりましたが、8月分の収支報告です。
皆さまのお陰でTNRは勿論、保護となった猫達の医療も安心して受けられます。
心から感謝致します。
クロ太くんのようなコが一匹でも生まれませんように。