前置き…無し! 

オッドアイ猫2021/7/24 3匹さん(TNR)と1匹さん(保護)と2匹さん(搬送預かり)
   
♀シャム系とキジ君の母猫       ♀

   
♂                       ♀

以上、4匹さんは団地猫たち。
母さん猫は餌遣りさんから”ビッコ”と呼ばれていて(そのまんまやんタラー)確かにビッコを引いていました。
見ると…
  
開放骨折して、そのまま固まってしまっているという…ガーン
出来る事は何かありますか?と聞いたのですが…無いとぼけー
結局は保護でなくリターンする限りは継続治療は無理なのですよね。
この状態でずっと生きていて、子育てもしていたのだから、リターンする事が直結となって命を落とす事はない…と考えるしかなくて。
場所とお金さえあれば、保護出来るのですが。

そして黒白ちゃん…不謹慎と言われるかもしれませんが、マジで
”あぁ…明日は市の清掃センターで動物火葬かなぁ…”と真剣に考えました笑い泣き
黒白ちゃん、見た目全く問題なし、もしかしたら飼い猫じゃないよね?ってくらい艶々の元気なコに見えました。
が…麻酔かけていざ、手術となった時に、ある獣医師が

”ヨノさん、このコ、呼吸してる?”
?呼吸してるって、何を仰るって言うか、それ、私に聞く!?
と見てみると確かにアセアセ
えっ、ちょ、ちょっとアセアセ
となりまして…別の猫の手術中の院長に代わってもらい、マッサージしたり、何やらバタバタ。
”ヨノさん、このコ、挿管しても良いですか?”
良いも悪いも、死ななくて済むのなら何でもしてくれーーーアセアセ
このコに限っては挿管してもらい、ガス麻酔で。
息が戻った時には、もう、何と言うか…座り込みたかったです。
嬉しい事に、翌日のリターン時は一番、元気に猛ダッシュで走り去りましたラブ

そして、茶白くん。
このコは団地でしょっちゅう会うし、♂だし後回しで良いやと思っていたコ。
まぁ、風邪なのか口内炎なのか、口が悪そうだなぁ…とは思っていたのですが。

口内炎が酷いだけでなく、左後肢の肉球が怪我をして肉芽腫にえーん

形質細胞性足皮膚炎かと思ったのですが、そっちよりはマシだったと思うしか。
此方も何か、出来る事は…と聞くと”2週間くらい保護出来るのなら、切って縫い合わせて、抜糸に…”
ごめんなさい…無理です。
場所が無いですえー?
最低限の処置として、コンベニア注射を打ってもらいました。

そして、シャムのような毛の短いラグドールのようなコの事は後ほど詳しく…で。
他のボラさんからお預かりした二匹の♀サバ白ちゃんと三毛ちゃん。
お預かりした際、サバ白ちゃんは頭がハゲているので、もしかしたら傷があるかも。
三毛ちゃんは脇の下が化膿していた事がある。
なので、診て欲しいと言われていて…結果。


サバ白ちゃんの顎。


三毛ちゃんの脇。

二匹とも縫合が必要で勿論、コンベニアもぐすん
サバ白ちゃん、頭のハゲはほぼ治った傷でしたが、仰向けにしたら顎が…。
三毛ちゃんは傷の大きさもですが、ガリガリで。
かなり細かく縫合してくれたそうですが、出来れば最低4日は保護して様子を見てあげて欲しいと言われ、依頼者ボラさんにお願いしました。
結果、その後にも元気がなくて熱も有りで、診察を受けたそうです。
4日どころか随分長く、保護されていたようですが、結局、保護になったのかも…機会があれば聞いてみます。
お預かりしたこの2匹の医療費の一部を先生の計らいで、病院の募金から捻出して頂きました。
依頼主ボラさん達に代わって、募金者の皆さまにお礼申し上げますニコ


とまぁ、この日、私が連れていった猫達はどの子も満身創痍えー?
獣医師達からも ”ヨノさん、今日、なんなんですか笑い泣き” と言われる始末。
なんなんですかと言われましてもねぇ…。
”いや、でも、ほら、まだ保護のコが1匹居ますから!
”このコは何もないと思いますよー。なんて言ってて、ウィルス検査したら白血病陽性なんて出たりして笑い泣き” と言った私がバカでした。
検査キットを見て…
”ん? FIV陽性アセアセ あちゃーでも、まぁFIVくらいなら…って、ん?? あれ? 右側ってFIVでしたよね!?

獣医師…”ヨノさん…右は白血病です…。”
今度こそ、へたりこみそうになりました。
獣医師達からは ”ヨノさん…もう、今日は何も言わない方が良いですよ(言うと本当になるから)”と慰め?られぼけー

団地の人慣れしたシャムっぽい猫の多い一画。
人慣れしているなら…といつものスーパーベテランボラさんが預かりさんを探して下さって。
まだ手術が終わっていなくて、今から手術と検査が同時に出来る成猫一匹なら預かって下さる方が居ましたよ!と。
その第一号がこのコだったんですぐすん

耳カットしてリターンしかないですよ…と言われたのですが、いや、それって結局、FeLVを拡げてしまう事になる。
もしかしたら、FeLVでも預かって貰える可能性も有るかもしれない。
すぐ、スーパーベテランボラさんに電話。
預かり予定だった方の家には猫が居るからFeLVの猫は無理だろう。
かと言って陽性だと知ってしまった以上、リターンするのは良くないよね。
となり…いつもお世話になっている都内の団体代表に相談しました。
結果、”ケージ生活で良ければ連れて来て下さい”との有難いお言葉。
そして、スーパーベテランボラさんも、”術後すぐに都内への移動は大変でしょうから、1週間ウチで預かりますよ。”と仰って下さいました。
本当に本当にお二方とも有難うございます!

この日の夜に、スーパーベテランボラさん宅にお届けし、1週間後の土曜にお迎えに。
その1週間の間に血液生化学検査も受けてもらい、目立った問題はないと。
そして、都内へと移動しました。
移動当初はちょっと元気が無いとなり、診察に連れて行って頂きました。
インターフェロンを3回打ってもらい、体調も上がってきて、体重も増え。
再度、血液生化学検査を受け、やはり特には問題もない、きちんとみられるのなら里親募集も可能って事で…
白血病陽性ですが、絶賛、里親様募集中ですっキラキラ
 

 

仮名:タンジー・ドロンジョ様
ドロンジョ様が何か分からない方は検索してねゲラゲラ
目の周りのマスクがね、ドロンジョ様みたいなんだもーんラブ

 

ネコジルシの募集記事は、都内へ移動するまでの1週間の間でも何とか里親さんが決まらないかしらと私が掲載したものです。
もし、希望される場合は条件等は今、預かって下さっている団体さんとお話して頂きたくお願い申し上げます。
勿論、ちょっと関心が有るんだけど…という場合はここにコメント頂くのもOK
白血病陽性だとなかなか難しい事は重々承知です。
でも、まだ若く、人慣れ抜群のタンジーにケージではなく、一般のお家で自由に延び延びと安心して暮らして欲しいのです。
どうぞ、宜しくお願い致しますラブ

そして、7月の収支報告です。
項目が多く、長くなったので2ページで。
もしかして一か月当たりの支出額、過去最高かもガーン
全て医療費、そして子猫を預かって里親さんまで繋げて下さる方への持参金に充てています。
過去最高の支出額でも、迷う事なく支払いが出来るのも、ご寄付下さった方々のお陰です。
心より感謝致しますニコ

長くなったので(いつもだけど)頭に来た話はまた次にゲラゲラ