11/20はイオンのお客様感謝デーの5%オフだから有給休暇
は嘘で、(イオンの感謝デーは嘘じゃない)母の通院送迎の為にお休み。
勿論、その後は…そりゃ、捕獲でしょう
今回は他所の市にお住まいのボラ仲間さんからのご依頼で、市内の初めての場所へ…
は~るばる来たぜ、ド田舎~
我が家から5㎞程の場所、ここに猫が7匹居るとの事。
2匹はまだ小さそうだから、成猫5匹の手術をお願いしたい。
但し、小さそうという2匹もヨノさん的に手術OKだったら、捕獲して下さいとのお話。
15時過ぎに到着したものの、強風所為なのか全く猫が居ない。
依頼者さんから、何人(ジン)か分からない外国人が餌遣りらしいので気を付けてと言われていたのですが…
確かに藪の向こうから、日本語ではない何語か分からない言語が聞こえる
う~ん…どうしたものやらと思っていたら、やっと白黒1匹発見。
だけど、ソッコーで藪の向こうへ。
その後もターゲットのシャムもどき発見するも、これまたダッシュで逃走。
暗くなるとさっぱり何も見えなさそうなので、17時前に諦める事に。
翌朝、明るくなったら仕切り直し。
そして翌朝
依頼者さんの話では、猫達からやって来るとの事だったので、わざと人が来たぞと気付くように音を立ててみると…来ましたよ。
コロボックルが
(コロボックルが分からない方はググりましょう)
このフキの葉の奥に猫、見えるかなぁ
ほら、居た 白黒ちゃん
と言いましたが、この白黒ちゃん写真は実際はリターン時に撮った別の白黒ちゃんで
(再現映像と思って下さい)
このフキの後ろ、フェンスの穴からこちら側に猫が出てくるんですよ。
で、結局…
黒白
雉白(今年生まれ)
黒白(今年生まれ)
此方の3匹さんを割とささっと捕獲。
前日に見掛けたシャムもどきも見掛けたので、トライしたのですが、どうやら外国人さんが既に活動中らしく。(洗濯中だったような…)
猫がこっちに来ないんですよねぇ。
時間も無くなり、取り敢えず3匹のみ。
今年生まれの2匹は手術可能な大きさと判断し、連れて行く事に。
その後、別の場所でトライしているタマプリさん(TPさん)に連絡を取ると…。
依頼者(餌遣り)が前日は既読スルー、当日は未読のまま。
行ってみると、何と置き餌してあって萎えた…と
その上、ターゲットの三毛は居るのに、餌遣りさんが中に入ってコーヒー飲んでと煩いって
居るんですよねぇ…餌遣りさんの中には申し訳ないという気持ちがあるのでしょうけど、やたらお茶していってと言う方。
お茶だのコーヒーだのの前に、捕獲当日に置き餌するって事がどういう事になるか考えてー
気を遣うとこ、間違ってるからっ
3匹捕まっているから、無理しなくて良いよーと伝えたのですが、TPさん流石ですよ。
ターゲット捕獲
私が別の方と待ち合わせしている場所まで追っ掛けて来て届けてくれました
別の方からは、ターゲットのサビちゃんと…そして、2か月と2週間振りの感動の?再会
シャムもどき母さん
9/5に私とボラ仲間さん達をプチパニックに陥れてくれたシャム母さん
あの、病院についてから産んじゃったシャムもどき母さん
しっかり4匹の仔猫たちを育てて、この度、シャムもどき母さんの為に不妊手術等をと預かってきました。
ウィルス検査も検便も陰性
これなら恐らく、仔猫達も陰性でしょう (後日、仔猫達も陰性だったとお聞きしました
)
ワクチンも打ってもらったのですが、シャムもどき母さん…子育てに頑張り過ぎたか、激痩せ
小柄ではあると思いますが、2.35kgしかなくてBCS1
獣医師から、”まだ子猫と一緒なんですかもう離した方が良いですよ。これじゃお母さん、死にますよ!” と言われる
別の獣医師からは ”今日、手術した中でこの猫が一番やり易かった。脂肪なくて”と
今の時期、冬に向かって外の猫は脂肪蓄えていてムチムチなコが多く、脂肪が邪魔して手術しにくいそう。(なんか、胸が痛いわ…私)
だけど、このシャムもどき母さんは痩せ過ぎで、脂肪が無いからやり易いって
”本当に室内に保護されているんですか”とまで言われる始末
聞けば、当初TNR依頼して生まれてしまったので親子で保護して下さっている方。
ボラさん達が、”親子で預かりますよ、子猫だけでも預かりますよ”と仰っているのに何故か拒否。
”親子一緒で居るのが良い”
”やっとおっぱいが出るようになって、寝ているのに起こして飲ませている”
”今まで何度も産んでいるけど、子供と一緒に暮らした事がないから、出来れば子猫の1匹と一緒に里子に”
とか仰っているそうで
もうね、母猫、限界なんですよ。
何度も産んでいるから子宮もボロボロ。
子宮内膜症で、頼まなくても全摘だったという状態。
人間と同じに考えないで下さい
2か月半経っていたら、里子に出ていてもおかしくないですよ。
それが、未だに仔猫達の血液検査も一回目のワクチンも駆虫もまだって…
(このブログを書いている時点ではボラさん達が頑張って、初期医療終了しています)
子猫はカワイイです。
だけど、いつまでも子猫のままで居られる訳もなく。
ましてや、ご自身が5頭の親子全てを飼う事が出来ないのなら、早く全頭の幸せの為にやる事やってねと。
シャムもどき母さんが早く、健康体になって里親募集が始まりますように。
私が捕獲した3匹の中の唯一の成猫は、風邪が酷くてコンベニア注射に。
コンベニア注射したってねぇ…外に居る限り寒い訳で。
しないよりマシってだけ
この猫達がその外国人さん達がどのように餌遣りしたり、または家に入れているのか入れていないのか…いずれにせよ、こんなに酷い風邪でも放ったらかしというのは事実。
この日も前回に続いて、頭数が多くて
病院を出たのが20時20分
こんなだから、動物病院のお子さんに不審に思われるんですよ。(どう不審がられたかはそのうちに…)
21時半にシャムもどき母さんとサビちゃんをボラ仲間さんに。
その後、三毛ちゃんをTPさんに返して22時半過ぎ帰宅。
早朝、車にてリターン待ち中の3匹さんにゴハン。
前日の捕獲時から食べていないので、お腹空いているだろうけど、緊張のあまり食べない猫が多いというのに…
暫くして見に行くと3匹全員、綺麗に完食
もっとあげようかしらと思うくらい。
で…私、一つの捕獲機の中にアレを発見してしまいましたよアレを
多分、あの田舎度合い…畑が多く、少し行けば水田も…となると
予告しましたよ私。
再度予告しますよ…
ここで、いきなりだとアレなんで…
先日、モカさんからお土産にこれを頂きました。
さぁ、勘の良い方ならもうお分かり
出ますからね…ダメな方はすっ飛ばし推奨
マンソン裂頭条虫の束
お好きな方は、じーーーーーっくり見てみて下さい。
片節やその中にある丸いのも見えますよー
縁取りみたいなビラビラも見えますよー
麻酔の影響で吐いたんですよね。
その中にこの塊が。
今までにもマンソン吐いた猫は何匹か居ましたが、こんな塊は初めてで…
思わず、写真撮ってお好きな方々にLINEしましたよ
その時のLINEの遣り取り、お見せしたいですよ…
”お皿に盛りたい。捨てたくない。じっくり見たい!”
”私、好きなパスタじゃないの?”
”すっごいじゃん、興奮するねぇ。今夜、眠れない!”
と仰ったのは流石、お土産に味噌煮込みうどんをくれるだけの事はある(予想してたのか)モカさん。
別のボラさんは
”これ何?”
”ヨノさんから出たの?”
出ませんからっ!!
とまぁ、日曜の昼下がり。
捕獲機の掃除をするのにガレージにしゃがんでマンソンの死骸片手にLINEで遣り取りするおばちゃん…ええのか、これで
然しですね、おふざけはここまでにして、よーく考えてみて下さい。
これ、今年生まれの仔猫から出たんです
恐らく体重は3kgもないくらいかと。
その身体からこの量のマンソン裂頭条虫。
どれだけ、必要な栄養素が失われているか…そして、外に居る限りずっと続くわけです。
これ、吐いたからもうお腹に居ないって事じゃないのは分かりますよね。
マンソン、保護した猫でもなかなか駆虫出来ません。
しつこいです。
なので、リターンの猫にたった一度、投薬や注射してもほぼ意味が有りません。
継続して駆虫しないと…。
猫が外で暮らすってこういう事です。
飼い主の居ない猫が一匹でも減りますように。
また、飼い猫を外に出している方が一人でも減りますように。
アナタのカワイイ愛猫のお腹にこんなのが居ると思ったら…外に出せますか
余談ですが…頂いた味噌煮込みうどん、未だに食べられません
消費期限まだまだ有るから…良いの。
ごめんね、モカさん。