11/14は幻のTNRも何も捕獲する気もなく…って言うか、元々、この日はあちこちから猫達の搬送お願いを受けておりました。
金曜日の私の仕事中から”2匹捕まりました” とか”ターゲットの黒捕まりました!”とか次々とLINEが
こ、これはもう、私、捕獲に行かなくて良いんじゃない
って言うか、車に乗せられるのか…という不安。
下手に私が捕獲しちゃうと、運べないかもーって事で、捕獲しない事に
代わりに帰宅後、隣の市まで2匹をお迎えに
翌朝、8時に近くで3匹受け取り。
9時半に待ち合わせして3匹受け取り。
結果…
こうなりましたー
私の車、一昨年買い替えまして、数年前までよりほんのちょっと広くなりました。
トマホークなら横に4台並びます
後部座席を倒せば前にも4台、合計8台はいけます。
(買い替え時、これがめっちゃ嬉しかった)
全て同じサイズの捕獲機なら有難いのですが、サイズはバラバラ
しかも今回、折り畳みケージが5つ
もしかして、入らないかも
と焦りましたが、何とかなりました。
本当は捕獲機(トマホーク)重ねるのはイヤなんですよねぇ。
危ないですしね。
それに何か、荷物扱いみたいで私はイヤ。
捕獲機を重ねる事が。
以前、都内の動物病院で他のお客さんに邪魔になると思い、トマホークを重ねて置きました。
院長が怒る訳でもなく、柔らかい調子で ”危ないですからね” とだけ言って、私が重ねたトマホークを平置きし直してくれました。
そういう優しさを忘れないでいきたいと思います。
件数(頭数)が増えるに連れて、機械的になってはいけないなと。
って事で、いつものようにタダ働きをして20時半過ぎに3匹×2人分をお返し。
その足で家には帰らず、隣の市まで残り2匹をお届けに。
帰宅したら23時近かったような記憶。
前日からの走行距離が134km 笑うしかない。
お隣の市の太っ腹ボラさんから頂いたビール呑むぞと思ったけど、その前に寝落ちでした。
お…このままだと今回、猫の写真が無い
それはTNRブログとして、どうなのよ…と思いますので、ちょっと。
最近、気になった事を。
少し前に某団体代表さんからこんなLINEを頂きました。
うちの近所の動物病院ですが、何故か頑なに耳カットしないんです。
野良だと言っても。
なのでその病院で手術した後●●病院で耳カットしてもらった人もいて。
恐らくそのせいで昨日の別現場のメス2匹術済みだったんです。
耳カットないのに。
耳の中にイレズミしていると聞いたんですが、そんな子見たこと有りますか?
本当に迷惑な話で、術済みなのに捕獲して搬送して麻酔して助成金丸々使う羽目に。
耳の中にイレズミ 刺青ですよ入れ墨
そんなヤ●ザな猫が居る
分かりますか?黄色い〇の中に点描きで”0”の数字
この刺青の持ち主は…
アタシの耳の中、勝手に撮ってんじゃないわよー by飼い猫その2
我が家の飼い猫その2。
2010年4月17日に色々ありまして捕獲。
我が家では保護出来ない為、都内のシェルターに預けて2014年5月31日に我が家へ。
この団体さんの掛かり付けで不妊手術を行ったのですが、その際に手術済という印でこうやって耳の中に刺青を。
右耳の中のこの”0”は”2010年の10”の意味。(今、20年だけど、どうするんだろう…)
左耳の中には4月に手術したって事で”4”の数字が入っています。
かなり薄くなっているので撮影はしませんでしたが。(怒るし…)
と言う具合に、中にはこうやって不妊去勢手術済の印で刺青が入っている猫も居ます。
だけどね、うちの飼い猫その2もそうですけど、これ、TNRの猫じゃないんです。
二度と外には出さない、完全室内飼いの猫だからこそこれでもOK。
TNRでリターンする猫にこんな事したって、判別つかないですよ。
そりゃ、捕まえてしまいますって
そして、結果はこうなるんです。
これ、某病院に連れて来られた三毛さん。
勿論、耳カット無しだから捕獲されて、麻酔掛けられた訳です。
獣医師が触診して、”子宮が触れない。手術済みかも。傷跡無いか見てもらえます?”って事で私が毛刈りして、はい、ありましたって写真です。
野良猫の手術に慣れた獣医師だから、触診で分かります。
念の為に毛刈りもして、手術痕も見付けられました。
でもそうでなかったら…また開腹される可能性大です
手術済みかもと言って、耳の内側をチェックする病院なんて無いですよ。
耳カットが無い為にこうなる訳で…耳カットと再度の捕獲・開腹…どっちが可哀想ですか
かと言って、何が何でも耳カットとも私は思いません。
大昔ですが、知人の捕獲のお手伝いで都内へ。
本当に偶然、そこにある団体さんが2日に渡っての一斉TNRをやっていらっしゃいました。
私達はそんな事も知らずに、保護の為に捕獲機を持ってそこに行ったんです。
私達が私達の捕獲機で保護する為に捕獲した猫。
その団体代表さんが一緒に連れて行って手術して返してあげると仰るんですよ。
でも、私達はそのまま連れて帰りたかったんで(だって、また引き取りに来なきゃいけなくなるし・・・)お断わりしたところその代表さんがですね…
”譲渡するにしても手術したら、必ず耳カットして譲渡して下さいね!”
”万が一、脱走してしまった場合に耳カットされていないとまた捕獲される場合がありますから!”
へ何で
そこまでする
仰る事、分からないでもないですよ。
だけど、TNRでリターンでもない。
譲渡予定の猫なのに、何故わざわざ耳カットする必要ありますか
幾らカット時は麻酔をしていて痛みは感じない、出血も大した事ないと言っても必要ないのにカットするものですか
脱走したら…有り得る事かもしれません。
でも脱走しても見つけ出して保護出来るよう努めるのが当たり前。
万が一、脱走中に何方かに捕獲されても、飼い猫であると分かるようにしておくのが基本じゃないですか
そして、これまた真逆と言うか変なお話。
先日、人伝に頼まれたTNRの猫たち。
連れてきた方が私に”耳カット、頼めば小さめにしてくれるって聞いたので、小さめでお願いします 何か可哀想でぇ…”
はい
えっと、リターンするんですよね
譲渡対象じゃないんですよね
たまに、手術後に数日、養生させてその間に保護かリターンか決めるって方がいらっしゃいます。
その場合に、どっちに転んでも良いように耳カットはする、でも出来れば小さめに…と依頼される事はあります。
でも、この方は最初から”野良猫なんで、放しますー”と仰っているんです。
それなのに”耳カット小さめでぇ。可哀想だから。”
何だそれって話ですよ。
しかも、言ってはなんですけど、此方の方、とある犬種のブリーダーさんだそうで。
その犬種は断尾する犬種。
見た目の為の断尾がで、TNRの猫の耳カットが可哀想
バも休み休み言ってくれ
そして、究極と言うか…
これ、ある猫ボラさんが何度か言っているのを耳にしたんですけどね。
”手術しないで出入り自由で飼っている猫なんて、取っ捕まえてW耳カットして突っ返してやりたい!”
えっと…それ、何の意味がございますか
W耳カット何故、敢えて両耳カットする必要が有りますか
それは単にアナタの飼い主に対する腹癒せってもんでしょ
猫に何の落ち度が有りますか
一般の方だけでなく、獣医師も猫ボラも耳カットの意味、もう一度よく考えてみて欲しいものです。
どうでも良い事ですが、私、耳の先の毛(リンクスティップ)フェチです
飼い猫その3の右耳はカットされているので、無い訳ですが…
あったら良かったなぁ…と思っていますよ。
(もう少し、ブサじゃなくて済んだかも…)