9/6は有休を取りまして、モカさん保護のホッケくん を8時過ぎにピックアップ。
その足で八街までトット君 と サッチーちゃん を迎えに行き、一路都内の動物病院へ
不妊去勢手術に行って参りました。
お昼前に一旦、帰宅して我が家の人間食料品買い出し。
その後、手洗い洗車をし、夕方は都内の職場近くの猫の世話へ
有休で職場へは行かないけど、職場近くへは行くの…
その足で動物病院へお迎えに行き、そして2匹を届けに再び八街へ。
帰宅途中にホッケくんをモカさんに渡して、21時過ぎ帰宅。
3匹とも問題なく、無事に手術終了
ガス麻酔の為、術後の嘔吐も無く、元気いっぱい
元気過ぎて…ピーピー、ミャーミャー、ピィィィィ と道中うるさーーーい
ホッケ君は行きも帰りもストレス性下痢でくさーーーい
手術出来ないかとも思いましたが、先生に様子を診て頂き、”大丈夫でしょう”との事で。
帰宅後も何ともなく、ゴロゴロ言っていたそうなので、やはりストレスっぽい。
譲渡会での涙目も、帰宅したらすぐ治まったそうで…
この日だけで230km超 の走行距離
夕飯食べて暫し仮眠
4時起床で、疥癬の薬を持って疥癬工場へ。
守衛さんから薬を持って来て欲しいと頼まれていたのですが…言われていた猫2匹はちっとも疥癬にはかかっておらず。
ムッチムチやーーーん
どうやら猫違いらしい
守衛さん、しっかりーーーー
疥癬工場近くで以前、私が保護出来なかった子猫を保護して下さったMさんが前日夕方に捕まえておいて下さった、白茶君をピックアップ。
こちらの白茶くんこそ、疥癬に罹っておりました
どうもこの辺り、今年は疥癬が流行しているようで…手術と一緒に駆虫・ワクチン。
白茶君を乗せて、いざ怪獣退治 ではなく、隣の市の怪獣沼の畔まで。
5時半頃、現場着。
TNRした猫たちのうち3頭だけがウロウロ。
そして私を見ると逃げる
困ったなぁ…捕獲対象が見当たらない…と思っていたら、何処からともなくミーミー、ピーピー子猫の鳴き声。
藪の中を覗き込んだり、ガラクタの積み上がった辺りを探すも姿無し。
何処だ 何か、声が降ってくるような感じなんだけど…と木の上を見ようと顔上げると
分かります左寄りに2匹、そして右寄りに1匹。
右寄りは1週前に手術した三毛2匹のうちの1匹で、どうやら母猫だった様子。
”小さい子猫が居たら、預かりますよ”と前回のマル君を保護して下さったボラさんに言われていたのですが…
”屋根に上るような猫は小さい子猫と言えるか??”
う~ん…ど、どうなんだろう
大きな猫でも屋根に上れない奴は上れないしねー
兎に角、屋根の上に捕獲機は置く事が出来ないので、下りて来て貰わなければなりません。
ちょっとこのコ達は後回しだなぁ…と奥の空き家前へ。
慌ててガラクタの中に潜り込む黒白子猫
依頼者さんが保護したいと固執している(本人は固執していないと否定していましたが)子猫。
んじゃ、まぁ…捕まえておきましょうと捕獲機を置いて離れる。
この子猫を捕まえない限り、ずっと依頼者さんから連絡が入りそうで…
元の場所に戻ると、屋根の上の子猫2匹が庇から落っこちそうになりながら、下を見ている。
なので、屋根の上にウェットの固まりを少々、投げる
良いコは真似しちゃいけませんよー。因みにここも空き家なので、少々の事は目を瞑って~
駆け寄って食べる子猫達。
後は簡単、さっさと下りてきました
ところが、この子猫達、食い意地が張っていてすぐ捕まりそうではあるのですが、ちっちゃいくせに威嚇が凄い
白茶と雉白の2匹なのですが、特にこの雉白が
”シャーシャーシャー”と言いながら尻尾を煙突ブラシにして、私に向かってくる始末。
いやいや、私を脅してありったけのゴハンを喰ってやろうじゃなくて、そ、その捕獲機に入ってみては如何でしょう
捕獲機をスルーして私に向かってくるんですよー
まぁ、何とか四苦八苦と言うか、子猫に怒られながら捕獲機内に誘導。
一心不乱に食べ進み、扉を私が手で閉めて、それでも食べ続ける子猫2匹
これは、先日のマル君と間違いなく兄弟だろうなぁ…食い意地の張り方からして
このコ達を車に仕舞おうとしていたら、奥から物音が…
はい、黒白子猫も無事捕獲
子猫ばかり3匹捕まえたは良いけれど…さて、このコ達の処遇はどうしたものか。
考えつつも次の猫にトライ。
前回、捕獲の様子を見ていて、全く捕獲機に入ろうとしなかった唯一の鯖白ちゃんはこの日も入らない。
捕獲機入口傍、数10cmで香箱組んで知らん顔
このコは今日は諦めて、数10m離れた先の母猫2匹と子猫3匹の場所へ。
母猫2匹は間違いなく妊娠中と踏んでいたので、どうしても捕まえたい。
扉を閉めた状態の捕獲機に群がる雉トラ達…
ゴハンは貰えているそうなんだけど、どうにも細いし飢えているっぽい。
母猫なんて子猫にパンチ喰らわせて、食べるのに必死
この時点で空いている捕獲機は3台。
母猫2匹と子猫1匹と捕まえたいなぁ…とどういう手順にしようかと考えていたら、先週も話し掛けて来た犬連れウォーキングのご夫婦。
他のボラさんはどうか分かりませんが、私、あまり話し掛けられたくないんですよねぇ。
猫が居ない、待ち時間の時なら構わないのですけど。
今、まさに捕まえようって時にただただ”カワイイんだけどねぇ~”とか”可哀想にねぇ~”とか言われましてもねぇ。
しかも犬連れだと、猫、怖がっちゃうから
素っ気無い態度を取っていたら、漸く立ち去ってくれたので母猫1匹捕獲機を手動にして捕獲。
本当は子猫1匹か2匹とセットでと思ったのですが、兎に角、この妊娠中の母猫だけはと。
その後、残る2台でもう1匹の母猫を…と思っていたら、先週に引き続きまた来ちゃったよ依頼者さんがーーー
依頼者さん、間に入っているボラさんから”邪魔になるから行かない方が良いですよ”と言われているというのに。
ウォーキングに出たご主人が私の車を見付けると、連絡するもんだから来ちゃうのよね。
そりゃあ、依頼した方にしたら朝早くから申し訳ないと思うのかもしれませんけど…
えっとねぇ…これが日中とか夜でも早い時間なら、どうぞご見学下さいとも言えますけど…
時間が時間な上に、時間がけでやっている上に、えっと、あの…
スッピンなんですー!!汗だくで見れたもんじゃないんです!!
だから来ないで…
と言うのも有りますが、話し掛けられていると自分の中の段取りが崩れるんです。
今、捕まえたいって時に、今、どうでも良い話をしている暇ないんです。
ってな訳で、バタバタしてしまい失敗。
もう1匹の母猫の前に子猫が入ってしまう
残す捕獲機は1台。
これはもう、依頼者さんに帰って頂いて粘るしかない。
依頼者さんに帰って頂くには、彼女が固執している 黒白子猫をどうするかを決めないと帰らないだろう。
保護にするのかTNRにするのか。
推定3ヶ月、TNRで手術にしても翌日のリターンはちょっと忍びない。
しかも台風が予想されている。
では、耳カット有で手術して出来る限りの医療措置をして、1~2週間養生させ、その間にリターンか保護か決めたら?と提案。
依頼者さん、上機嫌でお引き取り
さー母猫もう1匹、捕まえるぞーと思ったものの、すっかり警戒して近寄って来ない。
結果、時間切れで何も捕まえないより、どうせ次回捕まえるのだからと風邪っぽい子猫1匹を捕獲。
6匹捕まえ、1匹預かり、計7匹で越谷へ。
案の定、母猫はあと3~4週間で出産予定。
お腹の中には6匹もの命。
この様子だと、もう1匹の母猫も同じような感じでしょうから一刻も早く捕獲しないと。
最後に捕まえた子猫は風邪なので、コンベニア注射を打ってもらいました。
白茶と雉白子猫たちもマル君を預かって下さっているボラさんが、”養生させて様子を観ましょう”と有難いお言葉を下さったので、手術とレボリューション、ワクチンを済ませる。
黒白子猫は依頼者さんの要望で検便やウィルス検査もプラス。
痩せ気味って事で補液もして頂きました。
あ、やっぱり予想通り、マンソン陽性
何だかんだ、この日、50頭程の猫が来ていたそうで病院を出たのが20時過ぎ。
ロヂャースに猫砂買いに行きたかったのに、行けなかった…
21時過ぎに一旦帰宅し、イベルメクチン持って疥癬工場へ。
出て来た守衛さん、私を見て
”あっれ、何しに来たの?”
何しに来たって、アナタが薬持って来てって電話してきたんだろーーー!(私の仕事中に)!!
どうも守衛さん、顔は真っ赤っかで酔っ払っている様子
対象の猫を探すとなり、自転車の後ろからついてきてと仰る。
そのうち、自分はあっちを探すから、そのままその道を真っ直ぐ、進んで回ってきて、抜けられるからと言うので従うと…
目の前、鉄骨やーーーん!!どうやって抜けろと!!
諦めて帰宅しました。
翌朝は早朝からリターンと後始末と預かって下さるボラさんへお届けに。
堕胎した後の母猫。
今までに見た事ないくらいお腹ペッタンコ。
堕胎してもそれなりにお肉がついているのなら、心配ないんだけど。
このコの場合、ガリガリ 凹んでいるの解りますよね?
ちょうど、この親子たちに餌をやっている家の方が出て来たので、話をしたけど無駄でした…
次回予定の親子についでに給餌。
捕まって頂戴ねぇ…
そうそう、固執している訳じゃないと言っていた依頼者さん。
連れて行った時に言った言葉が ”このコはねぇ~最初に捕まえ損ねたからね。因縁があるのよね”
えっ?因縁だったんかーいっ!!
固執の方がマシな気がする…
てな訳で金曜日から日曜日の走行距離が猫の事だけで、405km
今回、高速代だけ頂きたいと思います…ご了承下さいませ。